中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう ナカ2号店のブログ

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。絶賛音盤買取強化中!お問合せはTEL、メールにてお気軽にどうぞ。

カテゴリ: Jazz/Fusion

お盆休みも終わって、日本橋にもいつもの風景が戻ってきてます。ここ数日、関西からだけでなく、地方からも来店していただきありがとうございました。ご期待に答えられたか多少心配してますが・・。

さて、今日の新入荷から蒸し暑さを吹っ飛ばしてくれるリラクシン・ミュージックをご紹介。

cal tjader_plugs inCAL TJADER/ plugs in (skye)
'69年のライヴ盤。プロデュースはゲイリー・マクファーランド。今日みたいな蒸し暑い日は彼のvibesがええですなぁ。ほんわかグルーヴィ・ミュージック!聴きどころはホレス・シルヴァーの名曲「nica's dream」でしょうか。ジェイダー流ラテン・グルーヴの極致!
USオリジナル盤、ジャケット、盤とも良好です。2800円

ジャズのLPの入荷が細かく続いております。ドバっと大量入荷を待ちに待ってるのですが、いかんせん細かいのです、細かい入荷なのです・・・。そのなかからきらりと光って見えたレコをご紹介。

sonny clarkSONNY CLARK/ blues in the night (blue note)
キング・レコードがおこなった最も重要なリイシュー・シリーズのひとつ“世界初登場シリーズ”の1枚。まあ、いまやCDで聴けちゃう音源なんですけどね・・。俺はあくまでヴァイナル派!!てな方に買っていただきたい盤であります。クラーク(p)、ポール・チェンバーズ(b)、ウエス・ランダース(ds)のトリオ編成。B面4曲目のみ、ジミー・メリット(b)となってます。シングル盤用におこなわれた未発表セッション音源であるわけですが、気だるくて、ちょっと暗黒で、ちょっとファンキーなタイトル曲がいいですね〜!嗚呼モダン・ジャズ聴いてるなぁって気分になります。夏の夜のバーボンのお供にどうぞ!!大人の快楽であります・・。状態良好、帯なし、3800円

ジャッキー・マクリーンが亡くなってもう3ヶ月以上になりますか。その間めぼしい関連盤が入荷してなかったというのも情けない話ですが・・・。ようやくご紹介に値するレコード入ってきました。

jackie mcleanJACKIE McLEAN/ hipnosis (bluenote)
キングレコードの未発表録音シリーズの1枚です。録音は'67年・・ブルーノート在籍最後の年。普通じゃない音が鳴りっぱなしです・・。刃物で切りつけられているような(大げさかな・・)感じ。2曲目の「slow poke」は確かにオーネット・コールマン的な音も聴けますが、モノマネ感は皆無。なんでこのレコードがリリースされなかったんでしょう・・。グラチャン・モンカー(tb)も大活躍してます。
残念ながら帯はありませんが、ジャケットも盤も綺麗です。3800円


他にもヴォーカル盤が日本盤中心にちょろっと入荷しとります。チェックの程よろしくお願いします。

明日から外販セール。梅田に向かう直前に書いております。

sadao watanabe渡辺貞夫/ sadao watanabe (king)
残念ながら再発盤('73年リリース)でした!!買取依頼のレコードからこのジャケットが見えたときはなんともドキドキしちゃいましたが・・。ナベサダ氏がバークレー音楽院に留学する1年前の録音。LIKE CHARLY PARKERなサックス・プレイなわけですが、この時点ですでにナベサダさんらしさはしっかり完成されてるようにも感じます。
状態はピカピカ!帯はありません・・。2800円。



明日から7月。夏はやはりAORでしょう!ということで買い取り強化はじめます。詳しくは明日のブログで・・・。

『KING RE-JAZZ SWING』シリーズの4枚、新品で仕入れちゃいました。古き良き日本のラテン・ダンス・ナンバーからスイングしまくりのジャズ・ヴォーカルまで、まさに“PLAY THE FUNKY”な内容!各2300円(税込)で販売してます。

eri chiemi






江利チエミ/ Chiemi Sings (選曲:土岐麻子)





tokyo cuban





東京キューバン・ボーイズ/ Latin Operation (選曲:北原雅彦&茂木欣一)


smiley





スマイリー小原&スカイライナーズ/ Dance With Smiley (選曲:コモエスタ八重樫)


shiraki






白木秀雄/ Play The Funky! (選曲:若林実





ラテン楽団もの&日本人ジャズ作品はいつでも高価買取!プラードから東京キューバン、ナベサダから白木秀雄まで1960年代作品は特に高額査定中。お問合せお待ちしてます!!


今日は他にも歌謡曲のシングル盤50枚ほど出荷しました。舟木一夫や西郷輝彦等青春歌謡からゴールデン・ハーフ等アイドルものまで。

長年フュージョン界で活躍中のピアニスト:デヴィッド・ベノワの初期音源を収録したCDが入荷です。

david benoitDAVID BENOIT/ summer (king)
ベノワ作品といえばGRPレーベル時代だ!というのは常識ですが、彼がGRPに移る前の、アメリカのインディーレーベルであるAVIに在籍していた時の音源を収録したのがこのアルバム。このレコードはですね、1986年に日本ではじめて発売されたベノワのレコードでもあります。
メロウなバラードから「おお、ファンキー!」なトラックまで魅力溢れるナンバーばかり。ピアノのタッチが柔らかいんですよ、とにかく。優しい響き。メロディアスな曲に抜群の相性をみせてます。ベッドで聴きたい・・なんて思ったりして。1300円です。



今日はまたもやサントラCD入ってきました!!値付け終了次第出荷しますが、おそらく明日になっちゃいそうです。明日のブログは“サントラ・アゲ・アゲ・アゲイン”!


ライブドア・ブログ・サイトのトラブルで閲覧障害が起こってました。結構頻繁に起こるんですよね・・。ライブドアもはや限界か?引越ししようかなぁ・・なんて思っちゃいますよ、やっぱり。結局開店時間中に書くことができず、家から書いてます。


さて、本日の新入荷は王道JAZZ!高音質CDで定番を聴こう!!

miles smilesMILES DAVIS/ miles smiles (sony)【MILES 50YEARS@SONY MUSIC】シリーズでのデジパック仕様CD。帝王マイルスの意外な笑顔に惹かれます。その笑顔の裏には母親の死や自らの病気等暗い側面が隠れているのだけれど。60’s黄金クァルテットの2作目であるこの作品ではマイルスのオリジナル曲は1曲のみ。そのかわりウエイン・ショーターの才能爆発してます!名曲「freedom jazz dance」収録。1300円。



miles in tokyoMILES DAVIS/ miles in tokyo (sony)
こちらも同シリーズでのデジパック仕様CD。サックスはサム・リバースが担当。マイルスとの共演はこのレコードのみ。フリーに吹きすぎてあまり好みじゃなかった・・なんてことが自伝に書いてあったっけ。ドラムスのトニー・ウイリアムスはリバースをえらく気に入ってた模様。そんな様子が窺える音も聴こえてきます。1300円。



someday my prince will comeMILES DAVIS/ someday my prince will come (sony)
もうひとつ同シリーズから。マイルスが本気で惚れこんだ女性であるフランシス嬢が写るジャケットが印象的。マイルスとコルトレーン最後の共演盤である本作、アルバムタイトル曲での2人の絡み合い・・痺れます!トレーンともう一人のテナー奏者:ハンク・モブレーとの音の違いを味わうのも、このレコードの楽しみ方のひとつでしょう。1300円。



sonny rollinsSONNY ROLLINS/ saxophone colossus(victor)
とりあえずジャズを聴くにはどの盤から聴けばいいのでしょう?という質問の答えにこのソニー・ロリンズの名盤を選ぶ人多いでしょう!モダン・ジャズ最大の名盤といっても過言ではない1枚。それだけにリイシューされ続けてますが、今回入荷したのは最新紙ジャケットリイシュー盤。音の良さなら文句なくこの再発盤をお薦めしちゃいます!!1800円。

don ellisDON ELLIS希代の傑作入荷です。
グラミー受賞映画「フレンチ・コネクション」のテーマ曲やプログレバンド:イエスの「roundabout」のカヴァー、さらにはあのプロレスラー議員:大仁田厚の全日本プロレス時代の入場テーマ曲「superstar」を収録。とてつもない迫力で迫ってくるビッグ・バンド・サウンドに圧倒されること間違いなし!プロデュースはマイルスとの仕事で有名なTEO MACEROが担当。DON ELLIS ORCHESTRAのバカテク&奔放さ(とにかく凄い迫力なんですから!)を維持しつつ、しっかりアルバムとしてまとめ上げているのはさすがTEO MACEROといったところ。

DON ELLIS/ connection US original 1800円


他にも古〜いレコがなかなかの数入荷しました。ぺぺ・ハラミジョや東京キューバン・ボーイズ等ラテン楽団もの(もちろん日本盤ペラジャケね!)、若きシナトラ(こちらもペラ多し)、ファドの女王:アマリア・ロドリゲスなんかもあり。イージリスニング&ワールド・ミュージック棚のチェックよろしくです!


宇津井健ではやはり違和感あるのです・・。フジタクさん回復は厳しいのでしょうか・・・

藤岡琢也回復祈願!なわけでもないですがおもろいレコード入ってきました。
fujiokaTAKUYA FUJIOKA presents Let's Swing Now
リビングルームはジャズのお城になっているらしいフジタクさんが担当していたラジオ番組「ハニー・サウンド・オン・ライヴ」のために公開録音された演奏を収録したLPです。ジャケットに大きく写る渋いお顔・・最初はフジタクさんが歌っているのかと思いました。実際にプレイしているのは、マーサ三宅と世良譲トリオ、北村英治オールスターズ、八城一夫クインテットという面々。タイトル通りスインギーな演奏ばかり。フジタクさんのなんとも嬉しそうなナレーション(「このメンバーでぶちかまそうと思って・・」なんてハイテンションな発言連発!)が微笑ましくもあり。
日本ビクターからのリリース、2枚組で3800円です。


JAZZ買取求めてます!大量ご処分の場合出張買取します。お問合せは左記メールフォームから、もしくはTELにて。

WIKIの更新もひそかに(?)やってます。2号店の予定はWIKIでチェックよろしくです!

inomata中古レコード屋で働いてますと「なんじゃこりゃ!」的レコードによく出会うわけですが、このレコードには心底驚かされました。猪俣猛&サウンドリミテッドがおくるうる星やつら曲集!「うる星やつらの曲をジャズ・アレンジで録音してください」って頼みにこられたらしいです・・。よくも思いつくよなぁ。たしかに70年代なんかは“ヒット歌謡をジャズで”みたいなレコード多いけど、80年代でもこの手法は生きていたのか!

聴いてみるとですね・・さぞ苦しい録音かと思いきや楽しそうにプレイしてはるんですよ!原曲のイメージ通りのものもあれば、ぐちゃぐちゃに崩しちゃってるものもあり。あの有名な『ラムのラヴソング』なんてマンボなノリが最高ですもの!『サスペンスタッチ2』でのプリミティヴな打楽器アンサンブルは思わず「さすがだ!」と感心してしまいます。
ライナーには自己のグループ“サウンドリミテッド”に対する熱い思いが綴られてます。このうる星やつらJAZZで再結成を果たせた事に素直に喜ばれていて。中牟礼貞則氏をはじめとするメンバーのみなさんもきっと同じ気持ちだったのでしょう。このレコード聴いてるとそんな気がしてしまいます。

全11曲収録。どの曲も(当然ながら)うる星やつらの作中に使われた有名曲ばかりです。個人的には『心細いな』の原曲のイメージをがらりとかえた、カウンド・ベイシーなアレンジがおすすめ。

猪俣猛&サウンドリミテッド/ Jam Trip うる星やつら (columbia) 2000円

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