とてつもない大雨です・・。梅雨っていうより真夏の降りかたですね。

雨降っても何かしら入荷してくるんです!今日は御大ポール・モーリア氏のシングル盤をご紹介。改めて偉大さを思い知らされますから!

“ご当地ソング”と聞くと、思い浮かべるのは普通演歌や懐メロですよね。しか〜し!日本大好きな御大はしっかり残してくれていたのです、ご当地シングルを!!
paul moriat_gotochi
写真左上から
PAUL MAURIAT/ 湖に消えた恋 c/w 碧い海のサンバ (philips)
北海道をイメージした「湖に消えた恋」、仙台・松島湾の情景を描いた「碧い海のサンバ」のカップリング。どちらもストリングスが美しい、ムード溢れる楽曲です。400円

PAUL MAULIAT/ パリ⇔東京直行便 c/w お嬢さんのタンゴ (philips)
ジェット機の爆音と熱いパーカッションが印象的な「パリ⇔東京直行便」、小京都とも呼ばれる金沢の美しい町並みを、ドラマチックなストリングス・アレンジで表現した「お嬢さんのタンゴ」のカップリング。400円

PAUL MAURIAT/ オー・ラ・ラ・オーサカ c/w 京都、雨の朝 (philips)
“オー・ラ・ラ”のコーラスを交えたご陽気ハッピーソング「オー・ラ・ラ・オーサカ」、京都の街に残っている伝統美をオーケストラと琴のコラボレーションで表現した「京都、雨の朝」のカップリング。400円

PAUL MAULIAT/ ハカタ・ディスコハウス c/w 夜の港のボサノバ (philips)
博多の夜の賑わいと情熱的な女性をディスコ・サウンドで表現した「ハカタ・ディスコハウス」、神戸の幻想的な夜景と大人の雰囲気をボッサのリズムで表した「夜の港のボサノバ」のカップリング。一押し!!400円

PAUL MAULIAT/ アリラン c/w 太陽と水 (philips)
御大のご当地ソング・シリーズは日本だけに収まらず!韓国の伝統民謡「アリラン」もエキゾチックなラヴ・サウンドに仕上げちゃってますよ!ほんと何でもこなす人やなぁ・・。カップリングでは'70年にフランスでヒットした「太陽と水」を軽やかにプレイ。400円


他にもポール・モーリア作品入ってます。すごい仕事量・・・。

paul moriat_bilitis【7"】PAUL MAULIAT/ ビリティスのテーマ (philips)
フランシス・レイ作曲の名作サントラ「ビリティス」から、同名テーマ曲をラヴ・サウンズ化。オリジナルがかなりの美しさを誇ってるんですからね〜、御大が選ばないはずが無いのです。ジャケットに珍しく顔が載ってません。映画の写真を使用。こっちのほうがいいかも・・。500円

paul moriat_rain rain【7"】PAUL MAULIAT/ レイン・レイン (philips)
エトワール・シンガーズのコーラスを全面に押し出したA面も素晴らしいんですが、オススメはカップリングの「すてきなフィオ」。あのジョルジ・ベンが作曲した楽曲で、かなり怪しいサウンド(なんの楽器使ってるんだろう・・)が冒頭から響いてくる珍品。ストリングスとビートの効いたドラミングの掛け合いがかっこいい!400円

paul moriat_mizuiro no ame【7"】PAUL MAULIAT/ みずいろの雨 (philips)
やっぱりやってた!ニューミュージック界を代表するヒット曲「みずいろの雨」、作曲:筒美京平、作詞:阿久悠、これまた大ヒット曲の「たそがれマイ・ラブ」のカップリング。尊敬しちゃうなぁ、ここまでやってくれると!ちゃんとイージーリスニングとして聴けますもんね。それがすごいとこだと思うのです。400円