ポップ・カルチャー学ぶなら!うってつけのテキストございます。

popholic「ポップ中毒者の手記(約10年分)」 著:川勝正幸 (大栄出版)
文化デリックPOP編集者・川勝正幸氏による86〜96年という約10年間のポップ・カルチャー俯瞰工学!デニス・ホッパー、セルジュ・ゲンスブール、ボリス・ヴィアン、スチャダラパー、フランク・ザッパ、ジョン・ウォーターズ、勝新太郎、ヤン冨田、信藤三雄・・・etc,etc。「ポップ」という言葉を「Popular(大衆的な、通俗的な)」なんて広義な解釈で捉えますと、時代と共に移り変わる流動的なものといえましょうが。ここで紹介されているモノは、ざっと10年も前のものなのにどうしてこうも魅力的に思えます事か!?愛情と驚きとユーモアと当時の真実…ポップを知るならコレ!の教科書。初版・帯付、1000円

nolifeking「ノーライフキング」 著:いとうせいこう (新潮社)
レコ屋的にはジャパニーズ・ヒップホップ・オリジネイターとしてですが作詞家・タレント・文筆家・見仏家・ベランダーと、このお方の活躍の場には壁がございません。こちらは言わずと知れたいとうせいこう氏の88年の小説家デビュー作。どっぷりとファミコン世代な私も高校生の頃読みました!呪われたゲームソフトの謎を追って始まる少年達の新しい戦い。90年代の物語ですから微細は別としても、なんだかカルチャーとその対峙の仕方が現在を予感させて興味深し…。「新しいリアル」って言葉もドキリといたします。“これは電子時代の「ハックルベリー・フィンの冒険」なのだ。”と高橋源一郎氏も語ってますなぁ。ハードカバー・帯付、400円

otona_syatyo「大人計画社長日記」 著:長坂まき子 (大田出版)
今のポップ・カルチャーとは何ぞ?その最たるは…。「大人計画」、こちらも劇団であるにも拘らず活躍の場が演劇だけではおおよそカヴァし切れないという強者。テレビで大人計画の役者さんを目にしない日はないし、映画出る(撮る)、CM出る、本出す、CD出す、勿論演劇もする。八面六臂の大活躍です。松尾スズキ宮藤官九郎阿部サダヲ荒川良々猫背椿…超個性的な俳優陣を束ねる社長の素顔とは?秘蔵写真と共に朴訥とした文体で綴られる社長就任からの13年間(出版当時)は、大人計画の歴史を傍で見ていた気分になれてしまいます。面白い。帯付、800円。

CD_kabuken「CDは株券ではない」 著:菊地成孔 (ぴあ)
ジャズ男・菊地成孔氏によるタワーレコードさんの人気連載の単行本。J-POPアーティスト・シングルの売上枚数を予想!挑発的でユーモラスな語り口とは裏腹に、もンのすごく鋭い視点が恐ろしくもあり。コラムという事で柔らかすぎるくらいの文体になってますが、頭の切れる人ってのは思わず滲み出してしまうものですね。単行本化の際に収録された近田春夫氏との対談は面白すぎて且つ勉強になります。ポップ・カルチャーを論理として学ぶなら、お手本にしなきゃあいけません。帯付、750円。



Record Shop NAKA2号店では
音楽・ポップカルチャーに関する
書籍・雑誌の買取も行なっております。
大量処分もとっても歓迎。
レコ・CDの買取のついでにも是非是非どうぞ。