中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう ナカ2号店のブログ

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カテゴリ: 沖縄

沖縄の海は綺麗、これって簡単に言ってはいけない言葉なんじゃないか…このレコード聴いてそう思ってしまいました。

kadekaru
【LP】嘉手苅林昌/ 失われた海への挽歌 (teichiku)
企画・構成:竹中労、演出:照屋林助、進行:知名定男で制作された嘉手苅林昌の'75年作。登川誠仁、瀬良垣苗子他、沖縄の才能が参加したレコードですが、全体を包むのは沖縄の文化を育んできた美しい海が失われたことへの怒りと悲しみ‥。これはブルースです。
'75年といえば「沖縄海洋博」ですね。一切の音楽があって、土着の"うた"だけがない‥とは竹中労の弁。そう、あそこには沖縄だけがなかったのだと。嘉手苅さんも同様の考えを持ち、このレコードに思いの丈をぶつけたのではないでしょうか。これほど儚く響く「海のチンボーラ」、初めて聴いたですよ。。北部の無人の海岸で録音したという波の音が非常に効果的、というか土着の"おと"してます。ここには沖縄しかない。
帯付、盤(見本品クレジット有)に極々薄いスレわずかにあり。ジャケット内側にシミ。5800円

えべっさん前だというのに凄い人‥ヘトヘトになっとります。すごい嬉しいけど!

今日も簡単に1枚だけ。すんません‥。今晩飲んだろかい!泡盛の島から素敵盤ご到着〜。

awamori no shima
【7"】ホップトーンズ/ 泡盛の島[B面] (victor)
友、遠方より来なくても、喜怒哀楽を盃についで飲む。泡盛抜きで、なんで沖縄が語れよう(琉球放送 上原直彦氏のライナーより)…’70年に発表されたホップトーンズの泡盛讃歌「泡盛の島」、おそらく再録だと思われる日本ビクタープレスの7吋盤(’75年発売、A面は宮けい子、里なおみによる「芭蕉布」)入荷しました。フルート、ベース、ドラム、ギター+歌というバンド編成で演奏されるホップトーンズ流ソフトロック。オリジナルヴァージョンよりもソフロ度グッと高まってます。泡盛のうまれた国を知ってるかい ウチナーとも うるま島とも言うんだよ〜♪聴けば聴くほど幸せ気分!ジャケ良好、盤(白レーベル)に極薄いスレ少々有り。2000円

念じれば通じるのね・・・“おきなわのうた”入ってきたのだ!

okinawa
【LP】ホップトーンズ、屋良ファミリーズ 他/ おきなわはうたう (琉球放送・サン商事)
南国レコ部を観て以来、入ってこい!の念を送り続けておったのですが、はやくも当店にやってきてくれました!新しい沖縄のうたを集めた編集盤。屋良ファミリーズの「ボサノバ・ジントーヨー」&ファンキー・ブレイクがヤバすぎなレア・グルーヴ「白浜ブルース」入ってる!ほっこりコーラスが心に沁みるホップトーンズの「ヘイ!二才達(にーせーたー)」、琉球民謡の良さをストレートに表現しているフォーシスターズの「山原ガラサー小」などなど、他の収録曲も素晴らしいとしか言いようがないです。状態良好、7800円

今日の新着レコから、せい小さんのLPをご紹介。

seiguwa
【LP】登川誠仁/ “せい小”アッチャメー小 (maruhuku)
70年代の音源を中心に収録したせい小さんのベスト・アルバム。マルフク・レコードからの発売、コーティングされたペラジャケがちょいUK盤っぽい雰囲気を醸し出してます。
代表作にして速弾きの真髄を見せ付ける「アッチャメー小」(アッチャメーとは歩きながら舞うという意味らしいです。)、嘉手苅さんをはじめ、誰もが歌ってる沖縄スタンダード「国頭ジントーヨー」、至極の沖縄ダンス・ミュージック「嘉手久節」、まるでスピリチュアル・アフロ・ミュージックな「泊高橋」などなど、沖縄民謡ファンならずとも虜になってしまうこと間違いなしの名演ばかり入ってます!盤、ジャケットともにきれいなコンディション。4800円

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