中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

カテゴリ: ナツカヨ

今年もこの季節がやって参りました…ナツカヨ2013。まもなく開幕!
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2013年のナツカヨ特集は7月21日から。
❝合言葉はSUMMER SUNDAY❞(^◇^)

今回もレア度や価格にこだわらず、夏に聴きたいあの歌・この歌を
我が店の独断と偏見で選盤。この夏のピカイチは見つかりますやら。

それでは今年もナカレコ presents ナツカヨの世界へいざ、いざ、いざ。

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特集:ナツカヨ2013は21日(日)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌22日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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【7"】岡田みき/サマー・サンデー (Victor/BAY)
ずばり合言葉はサマー・サンデー。後に小川みきの名前で「マイ・ロスト・ラブ」や「燃える渚」などの傑作を生み出す岡田みきの2度目の改名デビュー盤「サマー・サンデー」は今年のナツカヨの核であります♪平山三紀やコロムビア時代初期の弘田三枝子などの筒美京平作品にも通ずる普遍的なポピュラー音楽のエッセンスを湛えた珠玉のサマー・クラシックス。パンチの効いたソウルフル・ヴォーカルでもシンプルなピアノ・コンボの編成とストリングスが熱を抑えていて、朝焼けの渚を思わせる清々しい美メロと響く。コニー・フランシスのようなオールディーズ調のB面「夏の日よいつまでも」も切なさを掻き立てる情感に満ちていて両面併せてオススメしておきたい今夏の一枚。ジャケも最高よね→裏ジャケ



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【7"】千葉マリヤ/恋は波まかせ (RCA)
松方弘樹の愛人、千葉マリヤ(後に千葉マリア)によるビートを効かせた72年のキューティ・ポップ名曲。景気のいいホーンがダイナミックに鳴る開始0秒即、沸点のイントロで心は真夏の海へダイヴ!作編曲を担当する鈴木邦彦らしいドライヴ感と躍動感のリズム&メロディ。その上を平山三紀を彷彿とさせる活発なアルトが駆け抜ける様はなんとも爽快な気分ですな。



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【7"】スターダスト・レビュー/夏のシルエット (WARNER)
エンターテインメント音楽集団・スターダスト・レビューの89年発売、16枚目のシングル「夏のシルエット」。森永乳業ピクニックCFソングでした。みんな大好き、ラグジュアリーなエルボウ・ボーンズ&ザ・ラケッティアーズ歌謡の名曲ですね!歯切れのよいサウンド・プロダクションとどこまでも伸びやかな根本要のハスキー・ハイトーンが夏の夜空に躍動する、とびきりダンサボゥでシャイニーな摩天楼ポップ。最高です。


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【7"】マクリーン・ツイン/サマー・ブリーズ (KING)
英国ビューティフル・ツイン、ナツカヨを席巻す!スーザンとジェニファーのマクリーン姉妹はイギリスで人気の高いファッション・モデル。日本でのCM出演を機にレコードまで出しちゃいました。全編英語詞とはいえ作曲:井上勝雄、編曲:井上鑑によるれっきとした国産シティ・グルーヴ。藤丸バンドあたりをも思い起こさせる完成度の高いバッキングに、ふわふわと上滑りする裏声多用でやや心許ない歌いっぷりが甘酸っぱくブリージンな❝双児姉妹の歌❞であります。



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【7"】高見恭子/夢にあなた [B面] (Casabllanca)
高見恭子の83年発売、デビュー・シングルから、「夢にあなた」をこの夏ヘヴィ・プレイ!A面「べじたぶる」もキッチュ&キュートなエレポップの超名曲なので通常ならばこちらも推しておきたいのですが、とても無視できないキラーっぷりを誇るB面をナツカヨ・チョイスに。コケティッシュな魅力のA面と180度転換するクール・ダブ歌謡なんだぜこれ…嘘みたいだろ。国吉良一作編曲による温度を失ったひんやりグルーヴ、夢の世界に引きこまれたような混沌とした浮遊感に延々と身を任せていたい。



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【7"】今田勝/アンダルシアの風 [B面] (Fullhouse)
ジャズ・ピアニスト、今田勝のプロモ・シングル。81年発売の「哀愁のカーニヴァル」時にカットされたものですが、この前80年リリースされたラテンに最接近し新境地を開いた傑作「アンダルシアの風」からタイトル曲が収録されていたのが嬉しくて選盤。古野光昭(b)、守新治(ds)、今村裕司(per)、ギター・クレジットは❝Mr.X❞となっとりますが渡辺香津美です(笑)インストゥルメンタルですが鈍色の情熱と肉体の躍動が宿ったスパニッシュな名演にて箸休めなどもどうぞ。→動画


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【7"】伊東ゆかり/暑中見舞 [B面] (COLUMBIA)
毎年選出されております、伊東ゆかり嬢。だって好きなんだもの。今年は74年発売のシングル「季節風」B面に収録されている、その名もズバリの「暑中見舞」で暑中お見舞い申し上げます。A&M meets シンガーズ・スリー・シャバダバコーラスのイントロからときめきが止まらない!しっとりとした中音域の極上メロウ・ヴォーカル&華やかなコーラス、そして控えめなフェンダーローズの素晴らしき応酬に身悶えしてしまいます。ああカレン・カーペンターと水もれ甲介の幸福な巡り合い。名曲。作詩:ちあき哲也、作編曲:高田弘。



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【7"】ハイファイ・セット/ちょっと気になるこの日本 (キリンビール)
キリンビール委託制作盤。東名阪の民放ラジオ局と提携し推し進めた環境美化キャンペーンのテーマソング。作曲:梅垣達志でハイファイセットの起用ということで洒脱な楽曲を想像していたら、思いがけずシンプル極まりないロッカバラードで少し拍子抜けしてしまった。けれど赤い鳥時代を思いださせる説得力を備えた真摯な歌唱とお家芸のジェントルなハーモニーは聴けば聴くほどに胸に迫るものがある。E〜COえ(声)!後に同じジャケットでゴダイゴ(タケカワユキヒデ)版の同曲をB面に収録したものが出ているけれど、多分B面がカラオケのこちらの盤が先だと思います。昭和54年夏の暑中お見舞いハガキ付き(^^♪ →動画


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【7"】HALF WAY / Fine Today (MIX)
70年代、京都にあったインディー・レーベル、MIX RECORDSからリリースされたHALF WAYというグループの7吋。自主盤ながら全編英語詞、洋楽指向の高い音楽性と淀みなく流動する心地良いメロディはゴダイゴに直結するモダン・ポップ・センス!詳細不明のグループにしてはなかなかの高品質。メンバー・クレジットの小川博司で検索するとポピュラー音楽分析・音楽社会学者の方がヒットするけど同一人物かしらん?ありがちな名前だから違うかもな…などと妄想膨らむGood POP-レーション!



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【7"】来生たかお/渚のほのめき [B面] (Kitty)
来生たかおの82年アルバム「遊歩道」に収録されてた大大大好きなサマー・メロウ「渚のほのめき」が、7吋リリースされていたのにようやく気付いたのは今年の大きな収穫と言えるかもしれない。翌年に発売された「吐息の日々」のB面だけど、7吋で聴くこの曲はまた一層の感動です。清涼感たっぷりのメロメロメロウな旋律、妙に穏やかな表情をしてるのはジェントルな歌声の賜物だなぁ。坂本龍一が編曲を担当。



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【LP】南こうせつ/ SEASIDE STORY (Pony Canyon)
佐藤準を共同プロデューサーに迎え夏をイメージさせるシティ・ポップス・サウンドを全面に打ち出した83年の意外な名作。爽やかな水谷公生のギター・カッティングとスタカンちっくな鍵盤リフの極上サマー・チューンA-1「夏は知ってる」でいきなり夏の扉は全開。EVEのゴージャスなコーラスを従えボブ・マーリィな唸りをキメる…、「どすた!おいちゃん!?」と」鮮やかな驚きを隠せないクールなレゲエ・ナンバー「Love You Forever」。林立夫、後藤次利、今剛、吉川忠英らによるメロウなバッキングに優しく懐深いヴォーカルがフロートする「夏が来る前に」には東北新幹線もびっくり…なんちてちょと言い過ぎた(笑)



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【LP】HOLD UP/島までマイル (KING)
先頃タワーレコードの限定リイシュー・シリーズにてめでたく初CD化叶ったHOLD UPの1stアルバム(78年)も遂に我が店に。パラダイスへの憧憬をエキゾティック・サウンド・プロダクションに乗せて。ポレポレの南国ポップ「パイナップル・ベイビー」や脱力レゲエ「オーガスト・ガール」、SHOWBOAT期の小坂忠ライクなニューオーリンズ歌謡「島まで10マイル」、さらに細野晴臣編曲によるグルーヴィなトロピカル(ほぼ)インスト「キャプテン・パラダイス」、スティール・パンの涼やかな音色と男女のユーモラスな応酬が心地良い「コラソンDEデイト」など、より南方志向の強い楽曲が出色。あとライナーに記されている惹句というか短い序文に《"Happy End"まで10マイルなんだけど……。》てな記載、粋なユーモア・センスに思わずにやり。



明日は後編をお届けする予定。お楽しみに。

※過去のナツカヨ特集についてはこちらから見ることが出来ますので、
興味のある方は見てやってくださいませm(_ _)m


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特集:ナツカヨ2013は21日(日)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌22日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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さて昨日に引き続き、本日も明日21日(土)からはじめる
ナツカヨ特集2012についてお送りいたします。
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ナツカヨというのは毎年我が店の独断と偏見で選ぶ
夏に聴きたい歌謡曲(日本のポピュラーミュージック、という広義です)のこと。
レア度や価格にこだわらず、今こそ聴きたいあの歌・この歌を
特集形式でお伝えしておる次第。
ではナカレコ presents ナツカヨ2012 [後編]、STARTです!

くどいようですが⇩⇩⇩
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特集:ナツカヨ2012は21日(土)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌週23日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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【7”】谷啓/オムライス・チョンボNO.5 (PONY CANYON)
後編の1曲目!まずは谷啓が歌う「オムライス・チョンボNO.5」から。フジテレビ『ひらけ!ポンキッキ』ソングなんですが、これあの「マンボNO.5」を下敷きにしたナイスでガチョーーーンなラテン歌謡なんですよ。もうね、終始谷啓ワールド全開!全日本冷し中華愛好会ならぬ、全日本オムライス愛好会の勢いでオムライスへのこだわりを爆発させる高平哲郎の歌詞がたまらんす。作曲はハナモゲラつながりのジャズ・サキソフォニスト、中村誠一によるもの。子供達ときゃいきゃい笑ってクッキング♪



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【7”】マーガレット・ポー/トロピカル・ハネムーン (TOSHIBA)
アナタト イツカー トロピカル・ハネムーン♪理想のカタコト、台湾出身マーガレット・ポーの3rdシングル「トロピカル・ハネムーン」がお次のナツカヨ。作詞:小林和子、作・編曲:和泉常寛。大場久美子「スプリング・サンバ」コンビによる、心地よさ満開のサンバ・ディスコ!タイトルから音から、何から何まで夏!サマー!!VIVA!!!ナツカヨ常連盤リストに掲載決定しちゃう〜!



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【7”】長編アニメーション映画「まことちゃん」〜楳図かずお/サンバ・デ・まことちゃん (COLUMBIA)
荒ぶる夏。グワシ!夏っ子仕様のまことちゃん登場〜。楳図かずお先生自らヴォーカルをとる80年の劇場公開版「まことちゃん」の主題歌「サンバ・デ・まことちゃん」はどーれすか。高田馬場のサンバサンバ ザンギリあたま セニョリータ♪嗚呼、先生ったらぶっ飛んでる!サンバとは名ばかりのクールでダビィなレゲエ調、同時代の先鋭音楽を見事に取り入れちゃってるところが凄すぎますねぇ。

サンバ・デ・まことちゃん 楳図かずお ‐ ニコニ...


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【EP】キャンディーズ/ SAMBA NATSU SAMBA [B-2] (CBS SONY)
楳図センセがサンバと見せかけてサンバじゃなかったんで、サンバの流れへ強引に。キャンディーズも高確率ナツカヨ保持グループですが、サンバものってーとやはりアルバム『夏が来た』収録の「SAMBA NATSU SAMBA」が素晴らしいと思うのです。どストレート。リード・ヴォーカルはランちゃん。いつにも増して弾ける魅力倍増仕様です。キャンディーズ3人によるものというイントロのパーカッションにも注目♪コンパクトに嬉しい33回転盤(HIT PACK SERIES)で入荷っす。これで海でも山でもSAMBA NATSU SAMBA!




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【7”】オパ/ ふたりのカルナバル (TOSHIBA/opa!)
続いて国産サンバ・グループ最高峰、オパの「ふたりのカルナバル」7吋をピックアップいたしましょう。文句のつけようがない日本語サンバの大名曲。80年のビーバー・エアコンCMソングに起用されたのも納得ですな。これ大野雄二作・編曲による哀愁サンバ歌謡「愛した人へのサンバ」のB面も非常に素晴らしく。胸に迫るアダルト・オリエンテッド。A面とB面がそのまま夏の始まりと終わり、であり、出会いと別れ。なんて切ない!



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【7”】コンボ・トウシュー/ 短い夏のサンバ (RCA)
上のオパのメンバーであった古川東秀(アレンジの他パンディエロ、フルート等を兼務)を中心に結成されたのがこちら、コンボ・トウシューの。84年発売のこのシングル「短い夏のサンバ」は同年のさっぽろカーニバルというイベントのイメージソングで、まさしく北国の短い夏を描いた作詞:下田逸郎、作曲:森田公一作品。賀来まさえのソウルフル・ヴォーカルが短くも激しく熱く燃える夏の恋を連想させるナイス・サンバ・ポップに仕上がってます。B面「裸足でサンバ」も札幌が舞台の北国サンバ。こちらはさらに熱気ムンムンの本格サンバで、むむーどちらも甲乙つけがたし。


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【LP】コンボ・トウシュー/ 真夏 May 30, 1984 at ABC Hall (RCA)
コンボ・トウシューをもう一枚。サンバはやっぱりライヴやろ!ということで84年のライヴ・アルバムを。東京ABC会館ホールでの実況録音盤。ポルトガル語で弾ける「サンバ・ハズガド」や「陽気になろう」などの本格サンバから、賀来さんの情感たっぷりヴォーカルに痺れるサンバ歌謡「道」、恋は炎、この曲聴いたら赤く燃えはじまる「大地の女」等、国産サンバ・グループ最高峰の実力を遺憾なく発揮してます。始めから終わりまでアッツアツ!


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【7”】藤竜也/ニューヨーク・サンバ[B面] (TOSHIBA/Express)
サンバは続くよどこまでも。灼熱のサンバから一転してアンニュイ・サンバへ。職業=ダンディー、藤竜也の声に酔い痴れる。84年発売のシングル「セニョリータ・マリア(麗人)」B面収録の「ニューヨーク・サンバ(紐育)」(作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦、編曲:清水信之)は気怠さ漂う大人の男の哀愁サンバ。全然歌うまくないのになんでこんなにカッコイイの、この人は。。お前と腐れ縁〜♪のとこ、クセになりすぎちゃって困るの。



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【7”】KAY/ダーティー・ハニー (徳間/Bourbon)
英国出身、名付け親はマックス・ローチというジャズ・シンガー、KAY。大藪春彦の『汚れた英雄』関連盤として発売された「汚れた英雄-DIRTY HERO」のB面に予想外のナツカヨが隠れてました。作詞:伊藤アキラ、作曲:KAY、編曲:戸塚修一。歌声はマリーンかシーナさんかってなハスキーっぷりですが、サウンドは心地良いエレピも入ったナイスなサンバ・ディスコなのです。最後、セクシーに喘ぎます(@_@;)


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【7”】今井美樹/ Boogie-Woogie lonesome High-Heel (FOR LIFE)
アンニュイ風味をもう一枚。我が店では季節を問わず愛聴している今井美樹の89年アルバム『mocha』。作中でもとびっきりの透明感を感じるこの7吋で夏を演出するというのも良いかもな〜。今夜踊りましょう〜 夜〜明けまでブギウギ・ロンサム・ハイヒール♪ 曲中に漂う海辺の香りと爽やかな風・・大人の二人のためのメロウ・ダンサー。きゃは。B面に「明るくなるまで」収録だったら…なんて生意気な望みを抱いてしまいました…。


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【7”】国分友里恵/ Easy Love [B面] (RCA/air)
林哲司プロデュースのアーバン/R&Bの究極的名盤、国分友里恵の1st「Relief 72 hours」からのカット・シングル。A面「とばしてTaxi Man」は佐藤健作曲で美乃家セントラル・ステイション期の大橋純子を思わせるファンク・チューンで素晴らしいのですが、ナツカヨ的にはアルバム未収録のB面「Easy Love」推しで。こちらは作編曲:椎名和夫ということで恐らく青山純(dr)、伊藤広規(b)、椎名和夫(g)のヤマタツ・ラインと予想されますが、まさしく鉄壁のリズム隊。そしてホーンズ、コーラスに囲まれ緩急極めた極嬢アーバン・ダンサー。友里恵様の抜けるよなハイトーンが最高に効きます!




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【7”】広谷順子/あなたのいる風景(けしき)[B面] (CANYON/f)
夫君である木戸やすひろとともに日本ポップス界を支えるコーラスの達人、広谷順子女史。80年作「あなたのいる風景」(7吋「恋模様」B面収録)では松任谷正隆編曲のセンシティヴなメロウ・ポップを披露していてとっても素敵。心地よい鍵盤と軽やかなパーカッション。隙間を縫うように流れ込むストリングスの響きももちろんですが、なんといってもやはりこの美麗コーラス!シフォンを重ねたよな優しさで全体を包んでます。うっとり。


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【7”】広谷順子/南風にのせて[B面] (CANYON/f)
もいっちょ順子さん!こちらも松任谷正隆の編曲で翌81年に発売された「天使のひとりごと」。これ多重ヴォーカルとエレピの鳴りが最高に気持ちええ一曲なんですが、またしてもB面が素晴らしすぎて。「南風にのせて」という題から既にぐっと来てます。メロディ自体はこっちの方が歌謡曲くさいのですが、佐藤博っぽいトロピカル・メロウなアレンジが至極。ラテン・パーカッション群と間奏のサックス・ソロの対比が全体の陰影をより濃いものにしてます。最高。



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【7”】早川英梨/ ゆれながら二人 [B面] (TEICHIKU/Continental)
後の二名敦子。早川英梨のデビュー曲「誘われて夏」7吋。作詞:竜真知子、作・編曲:大野雄二。いかにも大野さん!なルパン三世エンディング系ほんのりボッサバラードのA面も素晴らしいのですが、ナツカヨ的にはやはりB面「ゆれながら二人」を推したい。瞳とじれば ブルーホライズン 白い砂浜 よぎる出逢い♪竜真知子先生の歌詞世界にため息しか出ません。ひと夏の恋の予感漂うメロウ・ミディアム。極上&極嬢!



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【7”】小林泉美&フライング・ミミ・バンド/ オレンジ・ビーチ (PHILIPS)
日本の夏、ミミの夏。蚊取り線香と同じように欠かせない夏の風物詩といえば小林泉美とフライング・ミミ・バンドでしょ!ファースト・アルバムからのなんと「オレンジ・ビーチ」プロモ・カット7吋が来たのであるー!うひゃー。7吋で涼をとるのは当店推奨・正しい夏の過ごし方でありますがこんな贅沢7吋ありますかい!?B面には名曲《ONE NOTE SAMBA》を度肝抜く大胆アレンジで仕上げた「フルーツ・パフェ」収録!しかもこれまたレアーな宣材写真2枚付です。お見逃しなく!mimi_orangebeach_2



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【7”】橘美喜/ 秋冬 (CANYON/RIV.STAR)
「秋冬」という唄をご存知ですか。中山丈二が作詞し、原大輔、三ツ木清隆ら多くの歌手の競作となったヒット曲。一般に演歌属性の方が歌ってることが多いわけですが、そこはナツカヨ。「秋冬」なんて曲を選ぶには理由がございます。この橘美喜版、なんと編曲:Pecker!村上秀一との共同プロデュースで、高水健司(eb)、今剛(eg)、佐藤博(key)らをキレッキレの演奏陣を従えたまさかの激クール・レガエ仕様なのです。なんじゃこれ、最高にカッコええ!この夏一番の衝撃かも。




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【LP】北原理絵/南風 SOUTH WIND (TOSHIBA/East World)
❝スパイスのない恋は嫌い。❞の惹句が踊る北原理絵の84年発売アルバムも今夏遂に来訪。ジャズやラテンのスタンダード・ナンバーに自作日本語詞でピリリとひと味加えたネオ・クラシックな一枚。《キエンセラ》をダンサブルなマンボ・アレンジにしたキラー・トラック「ガスパチョ・スープ」の他にも、《ワン・ノート・サンバ》をクールなジャジィ仕立てにした「誕生日にはマフラーを」、エレクトロな味付けがオモロい《おいしい水》の「○✕あそび」、サンタナの大ヒット《エビル・ウェイ》はやさぐれヴォーカルをのせたレガエで…な「エンドレス・ドリーム」などフレッシュな息吹の楽曲揃い。そんな佳曲カヴァー群においてキラリと光る野力奏一作のオリジナル「ジャスト・フィーリング」のメロウ・クロスオーヴァーっぷりがめちゃたまりません!レアーなLP、ガツンとくる夏のスパイスに!


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【7”】本多俊之/ レゲエ・スパイス (KING/Electric Bird)
ナツカヨと銘打ってますが、例外的にインストものも1枚ピックアップ。和フュージョン界のスター、本多俊之によるリラクシン・レゲエはいかが?'81年の「アイ・ネヴァー・フォーゲット」B面収録の「レゲエ・スパイス」、本多のフルートと森園勝敏のギターが気持ちよさそうに絡む軽快レゲエ・ナンバー。こういうのんびり聴ける夏曲ってのもいいもんですな。ビールのお供に是非!


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【7”】センチメンタル・シティ・ロマンス/恋のマジック (POLYDOR)
さて次はベテラン・グループによる軽やかポップをチョイス。86年発売の7吋「恋のマジック」、ドライブって言葉も出てくるけど、好きな子と自転車二人乗りで川沿い走ってるときに口ずさんでしまいそうな曲・・なんちて。そんな印象持ちました。キーワード無しのクロスワードパズル、思い埋めても君が見えない♪なぁんて甘酸っぱい思い出と共に弾ける胸キュン・ナンバー。ぐふ。



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【7”】パーティ/ミッドナイト・パーティ[B面] (CBS SONY)
ジャニーズ関連仕事などで有名な音楽プロデューサーとして活躍している鎌田俊哉が率いていた5人組バンド、パーティ。80年発売7吋からB面収録の「ミッドナイト・パーティ」をピックしてみます!A面「ストロベリー・キッス」が情感たっぷりロッカバラードだったんであまり期待していなかったんですが、B面これ吉田政美のソロや「City Magic」期のセンチみたいな清涼トロピコ・シティ・ポップ。冒頭のトゥットゥットゥルル〜♪のスキャットコーラスから細やかに刻むギターのカッティングにのせ一気に駆け抜ける爽やかでごきげんなドライヴィン・チューン!気ィ持ちうぃ〜。




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【7”】ミュージカル「真珠貝のうた」〜加藤みどり、滝口順平、高野美千代、ハニーナイツ他 /ピディーの唄〜ピディーのマーチ (POLYDOR)
ちょっとずるっ子盤。よみうりランド水中劇場公演上演ミュージカル《真珠貝のうた》より、かわいい海の妖精ピディーが歌う「ピディーの唄」をば。ユニバーサル編の”ソフトロック・ドライヴィン”にも収録されていた、かわいくって素敵な歌。若き加藤みどり(サザエさん!)によるピディーの歌唱が、渋谷毅オーケストラの美しい演奏に乗せてファンタジックな世界を作ってます。続く「ピディーのマーチ」では一転、元ヤング101の高野美千代やハニーナイツによる小気味よいポップスに。ソフロでナツカヨなんて‥これある意味理想だよなぁ‥。極めて残念ながらジャケットありません(ToT)<ずるっ子。




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【7”】ドキュメンタル・ファンタジー「海の詩」より〜かまやつひろし/ 海のうた (EXPO'75住友館/TOSHIBA)
さてさてやっとここまで辿り着いた。2012年のナツカヨ、大トリはこの曲だと最初から決めておりました。75年の沖縄国際海洋博覧会、住友館によるドキュメンタル・ファンタジー《海の詩》のテーマソング「海のうた」であります。唄、かまやつひろし、作詞:阪田寛夫、作曲:黛敏郎、演奏:東京交響楽団。母なる海の優しさ、美しさ、壮大さを見事に表現した名曲中の名曲。東京混声合唱団のコーラスを伴って繰り返される❝がぼん がぼぼん がぼん がぼん❞フレーズとともに〈坊や海ってなんだろう〉と優しく歌いかける。海とはなんぞや?自然とはなんぞや?はたまた人間とはなんぞや?を考えさせる深い歌詞…。夏だ!海が俺を呼んでるぜ!とはしゃいだ後に、今一度海や水のことについて深く考えたくなる‥そんな一曲。



寄せて返す波のようにまた来年も夏は来る。
つまりナツカヨも来る。

ということでとこのような感じで今年のナツカヨお送りいたします。
特集は明日21日午前11時から!
美味しな音盤、キーンと冷やして待っとりますけん。

くどいようですが⇩⇩⇩
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特集:ナツカヨ2012は21日(土)からの開始です。
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翌週23日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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※過去のナツカヨ特集についてはこちらから見ることが出来ますので、
興味のある方は見てやってくださいませm(_ _)m

今年もナツカヨやっちゃいます!
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2012年のナツカヨ事始は7月21日から。
(例年海の日基準でしたが今年はちと早かったため間に合わず(*_*;)
今回もレア度や価格にこだわらず、夏に聴きたいあの歌・この歌を
我が店の独断と偏見で選盤。お気に入りが見つかりますかしら。
ナカレコ presents ナツカヨ2012の季節がやってきたヤァヤァヤァ。

※またしても長めになっております、あしからず…。

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特集:ナツカヨ2012は21日(土)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
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ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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【7"】岡本舞子/ファンレター (VICTOR)
夏の便りは舞子から。85年発売の2ndシングル「ファンレター」でナツカヨ始めました。作詞:阿久悠、作・編曲:山川恵津子。ダイナミックなドラムの音壁風サウンド、サビにかけ高まっていくコーラスワークの妙など、繊細かつ大胆不敵な山川恵津子ワールド全開の傑作。演奏と完全に拮抗する舞子はんの素晴らしいヴォーカルは歌唱力の高さだけでなく、ダイレクトに琴線に触れる‥というか掴んでビンビン弾くくらいの切ない魅力に溢れております。ナツカヨの視点に於いては負けじと素晴らしいB面「エデンの園」の爽やか&クリスタルなストリングス・ポップっぷりも無視できない珠玉の一枚!



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【7"】森高千里/ロマンティック (WARNER)
続いて。夏をテーマにした森高千里の88年のミニ・アルバム「ロマンティック」より、レアーなプロモ・シングル登場、ヒャッハー!森高自身が作詞を手がけ、ピアニストの島健が作曲を担当したタイトル曲は、初期といわずキャリアを通してのベスト・トラックと言っても過言でない珠玉のトロピカル・ボッサ。あまり広いとは言えない音域ですが、そのへたうまさがボサノヴァにはよく似合ってます!流れるベースライン上を乾いたコンガの乱舞や歌うようなエレピが縦横無尽に行き交い非常に心地よい空気を演出してます。B面には2nd AL「ミーハー」から同じく島健作曲でコーラス参加もしているエレクトロ・ボッサ「PI-A-NO」収録も嬉しいところ。



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【7"】南佳孝/日付変更線 (CBS SONY)
涼風の男、南佳孝の78年発売7吋。シティ・ポップ名盤「SOUTH OF THE BORDER」にも収録のミディアム。サンバホイッスルやクィカの鳴きを彼方に、大貫妙子のコーラスをふわりとまとって展開されるサビに夏の火照りも優しく鎮静する清涼ナンバー。全編に渡り才気を漲らせる坂本龍一の編曲と鍵盤ワークがなんとも秀逸です。更に素晴らしき哉、B面にはあの氏最高のメロウフローター「プールサイド」が!これ最良、もとい、最涼のダブルサイダーと言わずして何と言う。


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【7"】松任谷由実/稲妻の少女 [B面] (TOSHIBA/Express)
ユーミン様の79年発売シングルも今夏お気に入り。AORにフォルクローレを混ぜ込んだようなA面(中島みゆきからの影響を感じてしょうがないんですが‥)はもっと評価されて然るべき隠れ名曲だと思っておりますが、サマー・ポップス的には断然B面「稲妻の少女」。キャピキャピ感が伝わるフレッシュネスなナツカヨ。サーフィン大好きな女の子を憧れの目で見る少女を描いているんですが、青くて酸っぱい質感に潮の香りも漂って極上のシーサイド・ポップとなってます!山下達郎のコーラスも、なんとも贅沢!




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【7"】岩渕まこと/ウイスキー・ドライブ (COLUMBIA/Blow up)
岩渕まことのデビュー作にして、ティンパン&ムーンライダーズ参加の70'sシティ・ポップ名盤「SUPER MOON」からの7吋。「ウイスキー・ドライブ」(ダメ!絶対(笑))は自然体でリラクシンなヴォーカルが心地よくたゆたうユーモラスかつごきげんなシティ・ポップ・ナンバーで、ほんのちょっぴりおすまし気味の鈴木茂アレンジが◎♪ラフで素朴な魅力を全開にした自身と鈴木慶一編曲・演奏:ムーンライダーズ(武川フィドルめっちゃええです)によるノスタルジックなB面「さよなら通り」との対照的な妙味に引きつけられやまないのです。…でもどっちも素敵やなぁ〜。


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【7"】伊東ゆかり/強がり (VICTOR/invitation)
伊東ゆかりと林哲司という素晴らしい歌い手と素晴らしい作曲家の邂逅、名盤「Misty Hour」に先駆けてケミストリを爆発させたのがこの7吋「強がり」。今剛のものと思われる高音の鮮やかなギター・カッ ティングを軸にしたクリスタル・サウンドに、マイルドな中音域のヴォーカルが絡みつく。意地をはらずにいられない女を独特の言葉で綴るなかにし礼歌詞も含め、コロムビア時代の最終作「ロマンチス ト」と双璧をなす”ポップな大人の別れ名曲”決定版。ここまで爽やかにでも哀しく別れを歌える人っていますでしょうか?マジカル・コンビネイション!




araiman_manderland
【7"】新井満/マンダーランドへのおさそい・眼をとじて (KING/POP SHOP)
「千の風になって」の作曲者、と言えば説明がつくようになりました…新井満さん。大瀧詠一が作曲を担当したことで有名な「消防署の火事」を含む4枚目の怪作アルバム「マンダーランド」からの7吋。ちょっと説教臭さもあるフォーク系ニューミュージック丸出しの歌声ですが、何故だかゆる〜いレゲ・アレンジにぼんやり思考停止させられちゃいます!軽やかなギターと気持よすぎる女声コーラス&ゆったりストリングス…一丸となって《眼をとじてごらん 泣くのはやめて おやすみ…》なんて。まんまと❝マンダーランドへのおさそい❞されてしまった…!


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【7"】新井英一/ブラジル行きの船 [B面] (WARNER)
もう御一方、新井さんをお呼び致します。新井"パープーパプー"英一にもイカしたナツカヨ発見。79年発売の7吋「光る海」。ダンディー・ヴォイスで夏の光る海と甘い潮風を歌うメロウ・ミディアムで実に最高でありますが、B面「ブラジル行きの船」がこれまた輪をかけて極上でして。漂う気怠さが柳ジョージか西岡恭蔵かってなメロウ・レゲエ・ナンバーなのです。ス、素晴らしい…。いかん、パープーパプーの人って呼ぶのやめなきゃ‥。




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【7"】一風堂/チャイニーズ・レゲエ [B面] (EPIC/SONY)
一風堂の80年発売、セカンド・シングル「ブレイクアウト・ジェネレーション(狂育世代)」B面に収録のこの曲も夏に超気持ちええ似非レゲエ。その名もずばりな「チャイニーズ・レゲエ」!「あしたてんきになあれ」(どっちかってと矢野顕子歌唱版)にも似たリズミックなメロディが珍奇な未来感や異国情緒に彩られ、80年代のエキゾティック・サウンドとしてがっちり昇華されてます。極楽。英語版もありますがよりチャンキを感じるなら日本語版では。どこでもあって、どこでもない、土屋昌巳ワールドへの入り口こちらでございます。。



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【7"】一風堂/僕の心に夏の雨 (EPIC/SONY)
もいっちょ一風堂いきましょう。今度はすみれSeptember事変以降のシングル「アフリカン・ナイツ」から、こちらもB面「僕の心に夏の雨」をば。スティーヴ・ジャンセン、パーシー・ジョーンズが参加した83年作。細かく刻むカッティング・ギターの上をスティール・パン風のシンセがコロコロと転がり、控えめなファルセット混じりのヴォーカル(語りもある!)も演奏の一部というか、全体に計算され尽くした均衡的ポップ世界を展開。初期のソリッドなニューウェーヴ色を思うと、グッと柔らかくポップ味が増してますが、汎用化というよりポップさを追求してより孤高になってるのが実にらしい。


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【7"】ウシャコダ/愛の水虫殺 (WARNER/Atlantic)
あなたは水虫殺を知っていますか?天中殺より恐ろしい…それが水虫殺。――― コミックバンドの皮をかぶった濃密ソウル・バンドか、はたまた黒魂を持ったかぶき者集団か。ウシャコダの80年発売の1stシングルがこの「愛の水虫殺」。水中、でなく水虫。高温多湿、真夏の天敵をめぐるをかしな物語を、なぜだかレガエに乗せて。コミカルな側面との融合で河内音頭(モンド)っぽく聴こえちゃう不思議!いやまったく素晴らしい。そして、水虫、それは苦しい。わけです。


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【7"】サーフ・ライダーズ/黄色いワーゲン (VICTOR/invitation)
ハワイアンAORバンドじゃありません。元・ワイルドワンズの植田芳暁が中心となって結成されたサーフ/ライダーズの77年発売デビュー・シングル。冒頭のエンジンSE〜《I've gotta find my yellow bug!!》のコーラス一発、フルスロットルで走りだす湘南ビーチ・ボーイズたち。ワイルドだけど緻密な厚コーラスに景気の良いクラクションBEEP-BEEP♪夏は止められないっ!全編英語詞のリラクシンなB面「ジャマイカン・ツイスト」もゼヒゼヒ。




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【7"】吉田政美/夏の記憶に(Sailing For Two) (WARNER/Elektra)
ひと度外へ出れば灼熱の夏。せめて耳ぐらいは涼やかなシャワーを浴びさせてやりたいのが親心であります。車窓からサワサワそよぐパームツリーが見えたらば心は遠く避暑地へ!元グレープの吉田政美(吉田正美)の80年ソロ作「My Tune, My Turn」から極上のリゾート・サウンドが涼A面で届きました!村上秀一、林立夫、高水健司、後藤次利、矢野顕子、斉藤ノブ、浜口茂外也らといった参加メンツも超豪華。ポクポクとしたパーカッションの調べと菊地まみの涼やかコーラスが光る「夏の記憶に(SAILING FOR TWO)」に、はつらつリズムの爽快なドライヴィン・ポップ「YOU'RE IN THE SKY WITH SODA」とアルバム中屈指の夏トラックを切り出した贅沢すぎの7吋!




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【LP】かとうゆかり/ Shaking Memory (CBS SONY)
須藤薫や松原みきあたり揃えちゃって、次何いこうとお考えの方にオススメしたい80'sガーリー・ポップ傑作アルバム。82年デビュー・アイドルの中でも抜群の歌唱力を誇ったかとうゆかりのファーストLP「シェーキング・メモリー」です。吉野藤丸や鷺巣詩郎、浜口茂外也らが参加、オールディーズ調な「ダイナマイトに火をつけて」、レゲエしてる「夕闇 you & me」、メロウな「september rainbow」等、ティーンのはじけるグレイト夏ソング揃っておりますの!


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【7"】街田祐子/誘惑SUMMER (VICTOR)
街田祐子たんのデビュー・シングル「誘惑SUMMER」もド直球タイトルの夏ソング。作詞/曲:荒木一郎。前80年の荒木アルバム「「A Happy Birthday To You, My Love」に収録の「ジャスミンは咲いていますか」の血統だと思うのですが、衣装の60's風とはあんまり関係ない(笑)ポップ・ナンバー。少し鼻にかかる高湿度ヴォーカルがクセになる感じ。井上鑑作編曲のB面「マリン・ブルー」も夏テイストで、ポップ度で言えばこちらがA面でもおかしくないかも。土方隆行(g)、岡沢茂(b)、渡嘉敷祐一(dr)、浜口茂外也(per)、EVEらも参加。


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【7"】MASAHARU(鶴久政治)/渚のラジオ [B面] (PONY CANYON)
ナカレコではこのところ鶴久株急上昇中なのですが、ナツカヨでもマサハルの鬼才っぷりをみせつけられることになるとは。89年発売シングル「暴れる女神」のB面収録の「渚のラジオ」!これがトロピカル・ムード満点のレゲエ・ポップだったのですー!間奏で突然ダビィーな音に変化する等、自分好みのニューウェーヴっぽさもさりげなく注入していたり、もうマサハルったらやりたい放題だわ〜!


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【7"】エンジェル・キッス/ハチャメチャROCKで夏盛り (RCA)
この夏、弾けるなら5人組ガールズ・バンド、エンジェル・キッスの「ハチャメチャROCKで夏盛り」で決まりでーい!夏盛りというのにこの暑そうなライダーズ・スーツ、メッシュにトップ・パーマのヤンキー・パーマ博覧会なジャケだけで随分と楽しめるわけですが、これがガールズ・パワーポップンの名曲なのだから驚き。ロッキンなシャワー(DO UP 愛INGの)みたい。《今日も天気いいからLet's Go! ハチャッてメチャッていいかな》だの《恋は青いアップル アハン♡ かじってかじってみたいな 夏だから暑いのよ》だのと内容が全くない歌詞(だが、それがいい!)も脳髄にグイグイ来ます。作詞は園部和範(現:里乃塚玲央)。




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【7"】早瀬優香子/太陽とクレッセント [B面] (PHONOGRAM/Sixty)
Ms.アンヌイ。ロリータ・ヴォイスで男心をくすぐるダル・ガール、早瀬優香子たんにも涼し気な夏ポップがたくさんございますが、2012年ナカレコ・チョイスはこちら。87年に発売されたシングル「椿姫の夏」。細野晴臣作曲で知られる名曲でございますが、ペロッとひっくり返してB面「太陽とクレッセント」をばオススメ。あなたは優香子のロリータ・サンバ攻めに耐えられるか?私ゃCho-Cho-Chotto待って SAMBAでCfa-Cha-Cha♪のところで果てましたわ(*_*; きゃひーん。




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【7"】久我直子/ノアノア気分 (CBS SONY)
来ました(^v^)いずれはここで紹介したかった「ノアノア気分」が念願の入荷。ナツカヨの企画を考えた時に最初に浮かんだ曲のひとつでした。感涙。久我直子の78年発売デビュー・シングル。タヒチをイメージ(❝ノアノア❞はかぐわしい香り、という意味だそう)して南国の開放感と夏の恋愛を強インパクトで描いた阿久悠の歌詞が、三木たかし作曲・萩田光雄編曲による扇情的なメロディーのラテン歌謡を過不足なく彩ってます。小麦色で健康的なルックス(戸田菜穂似!)とは裏腹に妖艶な魅力さえも放つ久我たんの歌声もまた悶々と夏の宵をさらに寝苦しくしてくれるかもしれません。




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【7"】憂歌団/夢の印度 [B面] (FOR LIFE)
さてやっと最後。前編の〆は憂歌団で。ええ出汁とれそな憂歌団で涼を取るってのもマニアック大阪っぽくて良いかなぁなんて。86年発売7吋「You are my Angel」B面に収録のエキゾティック・マヌーシュ・スウィングな名曲「夢の印度」も異国情緒あふれてる最高の一曲!空は夕焼け ビール色♪木村さんのジャカジャカジャカジャカ軽快なアコギをつまみに1杯やりたい夏の夕暮れ…最高じゃございませんこと!


明日は後編をお届けする予定。お楽しみに。

※過去のナツカヨ特集についてはこちらから見ることが出来ますので、
興味のある方は見てやってくださいませm(_ _)m


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特集:ナツカヨ2012は21日(土)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌週23日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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今日もやります、ナカレコ presents ナツカヨ2011。本日は後編をお届け。お気にいりのサマー・チューンが見つかるとよいのですけど。例によって例のごとく長めですが暫くのお付き合いどぞよろしくお願いします。

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特集:ナツカヨ2011は18日(月・祝)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌19日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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【7”】ASTRUD GILBERTO / Street Samba (GRAMMOPHON/Verve)
まずはキラーなの。アストラッド・ジルベルト、日本語で歌う。69年に発売された全曲日本語歌唱のボッサ・アルバム「ゴールデン・ジャパニーズ・アルバム」から、とびきりキュートな「ストリート・サンバ」は外せないでしょう!元々作詞を手がけている泉田エミイが68年に発売した楽曲のカヴァ、渡辺貞夫作曲のグルーヴィ・サンバ歌謡の名曲です。あの舌足らずな愛くるしいアストラッドのヴォーカルが日本語を!って事で全てのカタコト萌え日本語歌唱ファンを虜にする、筆舌に尽くし難い魅力。実際アップテンポだし独特な擬音語が多いし…それでこれだけ歌えれば日本語上手いと思うのですけど、ついついカタコト属に分類。2番からは母国ポルトガル語、…ううむ、でもやっぱりカタコト属だなこの人は(笑)。全編トロット(早足)で駆けまわるような爽やかな疾走感に包まれたガールズ・ナツカヨの最高峰。非常にレアなLP盤よりもなんだか嬉しい身軽な7吋盤で。
裸足のバンビーナ度 ★★★


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【7”】鹿島とも子/走れニコ [B面] (東宝)
もうひとつ問答無用のサマー・クラシックスとして日劇ダンシングチームのハーフ歌手・鹿島とも子が歌う71年のシングルから「走れニコ」をピックしておきましょう。「個人教授」のルノー・ベルレーが浅丘ルリ子と共演した市川崑監督の71年東宝映画「愛ふたたび」の主題歌。♫ニッコ、ニッコ急げよニコ〜みやは待ってないィ〜ですよね!因みにルノーがニコで浅丘ルリ子がみや。シャバラバ・コーラスに流麗なストリングス、解放的な自由さで響く朝の野鳥のようなフルート‥。恐ろしく洗練されたグルーヴィ・ハマクラ(浜口庫之助)ボッサ歌謡を、芯があるけど軽やかな歌声で歌いあげてます。2番・3番は仏語詞となるのですが、むしろ日本語歌唱盤なんじゃ?と思うくらいに流暢で全く違和感がないのはやはりハーフの血がなせる業なのでしょか。素晴らしすぎます。鹿島さんを思う時いつも湧く“波乱含みの半生がなければどうなってたのかな”なんてお節介な妄想もこの珠曲の前ではとるに足らないコト。ウマイもんはウマイ、と鶴瓶も申しておりましたっけ(関西ローカルすみません)。
鹿島とも子は夏歌謡界の民芸肉料理はやです!度 ★★★




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【7”】嵯峨聖子/シーサイド慕情 (SONY/Epic)
嵯峨聖子「シーサイド慕情」もこの夏のオススメ。高校サッカーのテーマ「ふり向くな君は美しい」を歌ったザ・バーズに在籍していたり、この後83年頃からロス・インディオスでシルヴィアの後任女性ヴォーカルをフローレス名義で担当したりとコマゴマいい仕事してらっしゃる嵯峨聖子さんの82年発売7吋です。ほんのりとやさぐれ風味を湛えた美声のエレキ・ナンバーで、渚ゆう子や欧陽菲菲の歌ったベンチャーズ作品を下敷きにした庄野真代作詞/小泉まさみ作曲/後藤次利編曲作品。〈私は鎌倉へ〉〈紫陽花の花一輪〉〈お寺巡りのバス〉などに象徴される和風度合いの強いワードと、エレキ・リズムのエキゾティックな融合をしっかりと受け継いだ直系ベンチャーズ歌謡の傑作。夏の焦燥感が現れた切ない裏声がまたたまりませんの。ノヴェルティ色の強さもグレイトですなぁ。
ヴェンチャーズ歌謡伝道師度 ★★★





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【LP】金井夕子/チャイナ・ローズ (CANYON)
今年は金井夕子の3rdアルバム「チャイナ・ローズ」もヘヴィ・プレイ。この79年作は細野晴臣作曲・YMOメンバーが演奏も手がけたテクノ歌謡の表題曲を中心に、ゴージャスなメンツが参加したオリエンタル・ムードの香り高い個性派ポップ名盤として有名です。我が店としましては78年のデビュー曲「パステル・ラヴ」から素晴らしい相性を発揮している尾崎亜美作品の「マヤ・マヤ・ビーチ」をグレイテスト・ナツカヨとしてオススメしたいところ。ダンサブルなパーカッションに派手なホーン・セクションも効いた華やかな常夏シティ・ポップ!厭味の無さは心地よく落ち着いたアルトの歌声故でしょうか。後に岩崎良美が「月の浜辺」と改題しアイドル色の高いカヴァ(こちらも魅力的)を披露していたのに対し、金井版は純然たる良質シティ・ポップの趣き。同作では他に「パ・ル・ラ」という尾崎亜美曲が収録されていますがこれもまた素敵なんです。涼し気なエレピとフルートの西海岸サウンド・メイクと〈パ・ル・ラ〉という言葉のポップな響きが完全一致した胸トキメク名曲。鈴木茂がギターだけじゃなく編曲でも非常にイイ仕事をしています。
日付変更線のビーチ・ダンス度 ★★★





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【7”】川島恵 with 大野克夫バンド/処女飛行 (TOSHIBA)
実力派アイドルの超名サマー・ソングきました。川島恵の3枚目のシングルとなる「処女飛行」(82年)。これなんと大野克夫と大野克夫バンドの完全バッキングによるポップ・チューンなのです。正直なところ初見ではなんでこんな地味めアイドルに“With大野克夫バンド”のクレジット!?と思ってしまったのですが、針を落として納得。澄みきったトーン、アイドルらしいハツラツさと同時に、確かな歌唱力に裏打ちされた自信あるいは芯の強さを兼ね備えているじゃないか。すごいぞ川島恵!どこまでも伸びやかな歌声は“飛行歌謡”に相応しい爽快さ!大野克夫バンドの軽やかに疾走するトロピカルな演奏が最高の形でアシストしていてこの曲の魅力を倍増させています。セールスに反映されなかったのが信じられないくらい完璧なアイドル・ポップ。
高度35000フィートまでフライアウェイ度 ★★★



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【7”】佐藤恵利/まぶしいねチャイニーズ・ハーフ (PHILIPS)
アイドル・ポップからもう一曲。クールな面立ちと憂いがかった歌声でポスト山口百恵の呼び声高かった佐藤恵利たん。平尾昌晃作曲の哀愁サンバ歌謡「ラブ・スケッチ」にしようか悩んだけど爽やかさを選んでしまった。80年発売の2ndシングル「まぶしいねチャイニーズ・ハーフ」はタイトル通りのチャイナ・オリエンタル風味フィリー・ディスコ歌謡、たしか日本アジア航空のオリエンタルCMソングだったはず。まず歌がうまいねこの人も。歌声で言えば百恵というよりも70年代終わりくらいの岩崎宏美ですな。ハリのある高音も素晴らしいのだけど、鼻に抜けるセクシーな中音が素敵。緩急きっちり歌ってグルーヴを損なわないのもさすがです。エキゾティックなメロウ・グルーヴから湧き立つバカンスの香りが夏名曲してます。筒美京平ちっくですが林哲司作・編曲。
オリエンタル・ディスコ歌謡、フィリーもあるでよ度 ★★★





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【7”】BUZZ / サマー・ビーチ・ガール [B面] (KING)
「ケンとメリー」のヒットで有名なフォーク・デュオ、BUZZの「サマー・ビーチ・ガール」を聴かずに今夏は越すなんてもったいない!4thアルバム「君を迎えにきたよ」からの先行7吋として発売された「はつかり5号」(75年)のB面。兄・信之とともにBUZZとのゆかり深い高橋幸宏が作・編曲を手がけた極上サーフ/ビーチ・ボーイズ歌謡となっております。爽やかな少年声のヴォーカル、ゴキゲンなサーフ・ギター(高中正義?伊藤銀次?)、多重コーラスには山下達郎も参加(※“コーラスの上とベースの部分、真中はBUZZの二人と3人で”との事)してます。暑さを忘れる美麗ハーモニー、超気持ちいい!!いなたいフォーク調のA面の裏にこんな快活でウィットに富んだポップ・ソングなんてちょっと驚愕でありました。
達人!丘サーファー度 ★★★



kawasakiryusuke_breeze
【7”】川崎龍介/サマー・ブリーズ (WARNER)
サマーな男、川崎龍介がやって来ました。デビュー曲の78年発売「サマー・ブリーズ」!松任谷由実の作詞・作曲、この曲が後に改題・改詞のセルフリメイクで名曲「サーフ天国・スキー天国」として発表された事でも有名です。波音と厳かなハーモニーで仰々しく始まったかと思ったら一転、爽やかなシティ・ポップ・サウンドに転身。コミカルなマリンバ、乾いた太鼓の音が流線型のメロディ・ラインによく映えて、まぶしい日差しを感じさせますねぇ。「サーフ天国…」よりも素直なポップさ、80年代未満のピントの甘さ(いい意味です)が心地よし。軽やかなメロディーが夏丸出しなんだからビーチのラジオから聴こえてきそうな純正サマー・ソングとして歌うのが正解だよねやっぱり。甘いけどちょっぴりぶっきらぼうな歌いっぷりにも好感度大。
衝撃のキャッチフレーズ〈龍介に会ったらもう夏〉 ★★★




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【7”】吉幾三/おじさんサンバ (徳間/CATS TOWN)
吉幾三の85年発売シングル「おじさんサンバ」。初期の千昌夫プロデュース・コミック路線の楽曲…って説明しなくてもわかりますよね。ピピッピピピッピピーー!とサンバ・ホイッスル一発こだましたかと思えばマラカスだ、クイカだ、アゴゴだと一斉に始まるパーカッシヴなリズム。度肝を抜かれる暇もなくギュウウウンとサンタナちっくなギターが泣き、ねぶた風の掛け声共に幾三が歌い出す。〈オジサンは、オジサンは、オジサンは○○○が好きだった〉のフォーマットで懐かしの流行やテレビ番組を羅列していく“私のお気に入り”歌謡。セリフ部分や〈オジサンは今はこんなになったけど昔からオジサンじゃなかったんだオジサンは!〉あたりの自虐節はきみまろへの血脈を感じます。間奏ではファンキーなエレピもなってるし、ちょっとショーケンみたいな瞬間がある突き抜けたヴォーカルも最高。全力バカな完成度にさすがIKZO熱いぜ!!とひれ伏すばかりです。
厄年のマイ・フェイヴァリット・シングス度 ★★★




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【7”】内山田洋とクール・ファイブ/愛した女がいい女 [B面] (RCA)
今年も内山田洋とクール・ファイブを一曲選んでおきましょう。好きなので。83年発売7吋「夏の花よ」からB面「愛した女がいい女」はいかがでございましょう。何と言ってもまずタイトルが最高です。〈愛した女がいい女 他にに理由があるものか〉素晴らしき阿久悠節。レガエ・リズムとチャイニーズ・ムードが融合したポップス路線のサウンドはなんとなく加藤和彦的と思ってしまったけど、作曲の三木たかしよりも冒険的な後藤次利編曲の功績が大きそうですね。なるほど。バキバキのドラムが時代の音してて微笑ましいですが、完璧なコーラスと華やかなストリングス使いには目をみはるものあり。この許容量、正しくクール・ファイブならではと言えましょう。15周年の特別記念盤、らしすぎるムード歌謡の裏面にこんなアグレッシヴなポップ作とか‥当時のファンの方の感想を伺いたいものです。
冷五のキャパシティ∞(無限大)度 ★★★



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【7”】ソニア・ローザ/チャーリー、マイ・ダーリン [B面] (CBS SONY)
究極的なロリータ・ヴォイスのブラジル娘、ソニア・ローザたん。大野雄二と組んだ79年のアルバム「SAMBA AMOUR」(7吋ジャケットは「Spiced with brazil」ですが^^;)から、TBSドラマ「遥かな坂」主題歌としてカットされた7吋「東京イン・ザ・ブルー」をば。EDテーマ的な哀愁ボッサのA面も勿論名曲なのですが今回はB面ラヴ。ゆったりとしたスロー・テンポのメロウ・グルーヴ「チャーリー、マイ・ダーリン」、素晴らしすぎて死ねます。とろけそうなバックの演奏と芳醇なコーラス、もちろん囁きかけるソニアのヴォーカルのスモーキィな質感もたまらない。「イパネマの娘」のような元気ハツラツのキュート・ナンバーもそれはそれは可愛らしいのですが、こういう愁いのある都会的なアダルト歌唱が本当に素晴らししいのですよ彼女は。
永遠の“美しき和ボッサのミューズ”度 ★★★




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【LP】大橋節夫/ロンサム・ビーチ・ボーイ (Discomate)
オッパチのシーサイド・クラシックス「ロンサム・ビーチ・ボーイ」も大好きな夏歌謡です。日本のハワイアン・ミュージックの父、大橋節夫が往年のヒット曲を甦らせた82年のかまやつひろしプロデュース作品。「赤い貝がら」、「さり気ない素振りで」、「赤いレイ」、「倖せはここに」など全12曲を鈴木英人のジャケにぴったりの洗練されたフィーリングでリアレンジしています。写真もかっこいいんだ、さすがの慶応ボーイ。個人的にオッパチさんやフランク永井、伊東ゆかりのような甘くて優しいポピュラー声が好きでして。こういう声の人はどんな曲にも収まりがよいのですけどやはり都会的な編曲が一番しっくりきます。深い年輪を刻んだ人だけに許される味わいと含蓄。ラストに収録のオッパチの作詞で歌う「My way」カヴァ、終幕の寂寥感と切ない調べに涙腺崩壊をお覚悟ください。徳武弘文、高水健司、高橋ゲタ夫、ペッカー、EVEら参加。
サヨナラと云わないで度 ★★★

My wayなかった…残念。


とまぁ、こんな感じで今年のナツカヨお送りいたします。
特集は明日18日から!
よく冷えた夏皿ご用意してお待ち申し上げております。

※過去のナツカヨ特集についてはこちらから見ることが出来ますので、興味のある方は見てやってくださいませm(_ _)m

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特集:ナツカヨ2011は18日(月・祝)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌19日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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さて皆様、三連休の初日をいかがおすごし?明後日18日は海の日です!海の日といえば!今年もやっちゃうよ、恒例のヤツ。
ナカレコ presents ナツカヨ2011の季節がやってきたヤァヤァヤァ。
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特集の開始は18日からですが、今年はひと足お先に顔ぶれをご紹介します。今夏を彩る素敵で無敵なサマー・ソングを、価格やレア度にとらわれず我が店の独断と珍妙な思い入れでピックアップしてみました。運命の夏歌謡との出会いがありますかどうか…。本日は前編です。最初に言っておきますが今年も長いのです…ゴメンナサイ。

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特集:ナツカヨ2011は18日(月・祝)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌19日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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【7"】ユキとヒデ/白い波 (GRAMMOPHON)
60's和製ボサノヴァ・ブームの中で僅か2枚ながら質の高い渡辺貞夫楽曲の7吋を残し解散してしまった伝説的なデュオのデビュー7吋(67年)がお越し。 〈波、白い波…〉 始まりはヒデのしっとり艶と深みのある独唱から。このカルロス・リラかと思わず鳥肌の導入が最高に好きなのです。和ボッサ界屈指のイントロダクションに敬意を表してナツカヨ2011は此処から開始。淡々と爪弾くギターとパーカッションをバックに落ち着いたトーンでメロディーを奏でていきます。はじめは男女ユニゾン、そして心地良く膨らみを増すハーモニー・パートへ。間奏の繊細なフルートやエコーがかったヒデのスキャット‥白昼夢ような音世界へ辿り着けば夏の火照りも一気にクール・ダウン&涼風が吹くでしょう。更にB面「長い夜」へ行けばムーディーな夜のジャズ・ボッサが。ウェットかつ吐息まじりのユキ・ヴォーカルと色香薫るサキソフォンがよりなまめかしい雰囲気を演出します。素晴らしい!
浜辺から酒場まで約束された一枚度 ★★★



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【7"】ジョニー大倉&バケーション・クラブ/赤道直下 (VIVTOR)
&バケーション・クラブ名義での79年7吋。ジョニ倉さんといえばあの少ししわがれた声で歌う甘いヴォーカル。それがヒトキワ甘ったれる軽快なサマー・ポップンロールがこちらの「赤道直下」。第一音から甘く焦がれる歌いっぷりを披露。“からァだァうォ〜(体を)”や“ウォまえェとォ〜(お前と)”など母音をやたらと強調する粘度の高い激甘歌唱にストリングスやハーモニー・コーラスを重ねてあるけど、終始シャカシャカポコポコととぼけた味わいで鳴っているパーカッションが隙を作っていて暑苦しくなくいい感じ。〈身につけた飾りは邪魔になるだけ〉〈俺の体の下に来い そして時を忘れろよ〉なんてオットコマエな阿久悠先生の歌詞もサラリと歌いこなしちゃってます。ジョニ倉さんさっすが!
熱帯高気圧ポップンロー度 ★★★

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【7"】キャッツ・アイ/アバンチュール (TEICHIKU)
ピンク・レディー・フォロワーとして世に現れた大谷親江と山中奈奈のセクシー・ガールズ・デュオ、デビュー曲「アバンチュール」でひと夏の恋をしてみませんかぁ〜。〈だめだめその手はだめよ! おイタなその手はダメよ!〉とフェロモンまじりに歌われちゃっちゃたまんない!コマーシャリズム全開で刺激的な麻生香太郎な歌詞がソウルフルな馬飼野康二作・編曲にびっしりハマったハツラツお色気キューティ・ポップ!何が最高ってダン池田ばりのボンゴ(夜ヒット「気まぐれヴィーナス」の感じ!)が終始乱舞してんだもの。スッチャスッチャとカッティングするギターも吹き上げるサキソフォンもかっこいいし、大胆なストリングス使いも光ってます。このテンションの高さ、まごうことなき夏ポップ!もっと活躍して欲しかったなぁ…ぐすん。
鵜の目・鷹の目・セクシー猫の目度 ★★★

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【LP】金子裕則/ FIRST ALBUM ()
クリスタル・キングが「大都会」でグランプリを受賞した第18回ヤマハ・ポプコンで優秀曲賞を獲得しデビューした金子裕則のファーストLP。なぜこれをピックしたかと申しますと、トロピカル・シティ・サンバの超絶名ナツカヨ「スイート・マーメイド・サンバ」収録だから!金子の透明感と清潔感に溢れたクリスタル・ヴォイスとゲスト・ヴォーカル・八神純子の伸びやかなハイトーンが素敵に、マジカルに、ファンタスティックに、絡み合う極上の一曲。パーカッションの印象的なリフにカモメ声みたいなシンセ、大人数のユニゾン・コーラスとすべて申し分ありません。真夏しかも日中に聴きたい一服の清涼剤!爽やかすぎます。
あと中性的なヴォーカルと多重コーラスワークが素敵なカラフル・ナンバー「恋は魔術師」の後味スッキリ炭酸飲料ポップっぷりも夏には最適。こちらも必聴であります!
マリンブルーの清涼マーメイ度 ★★★




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【7"】オルケスタ・デル・ソル/レインボー・ラヴ (discomate)
涼盤ばっかり漁っているのも何なのでちょいとここらで熱いの。日本を代表するベテラン・サルサ・バンド、オルケスタ・デル・ソルのアッパーなサルサ/ラテン・ポップのデビュー曲「レインボー・ラヴ」で踊りまくるべし。緻密なリズムと怒涛のグルーヴに体が止まらないぜ。イカしたサウンドの上にドカンとのってるペッカー(作詞・作曲も担当)のすっとぼけた日本語ヴォーカルがまた脳天気で最高なのですよね。〈スチャラカ仲間が集まって 踊ってる時この世はバラ色ギンギラギン〉なんて植木等イズムを受け継いでいるとしか思えない。“ギリチョン”“ピッタリコンコン”“パックリパックリ”など漫画的な言葉のチョイスも楽しすぎるフィジカルなナツカヨ。7吋はLP版の長め間奏がないタイトな3分半ヴァージョンなので何度でも聴きまくって、何度でも踊りまくりましょう!
踊れ!スチャラカ人間!!度 ★★★




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【7"】寺内タケシ&バニーズ/レッツ・ゴー・ブガルー (KING)
続けて熱いの行きましょうか。寺内タケシとバニーズの68年発売7吋。こちらもかなりホットな作品となっております。珍妙な南方民族衣装風(はたまたパジャマ風?)のつなぎに身を包んだメンバーが痛快ですが、音の方はこれまた歪んだギターがヘヴィに響くダンス・ナンバー、というかジミヘン「スパニッシュ・キャッスル・マジック」歌謡。ク、クレジットは寺内タケシ作・編曲なんだからねッ!天下のテリーが言ってんだから間違いない。キーポン・ブッガッルー、ブッガルー、ブガルッ・ビー!のコーラスと「ベイビー!もっと!もっと!」と観客の熱狂を煽る井上正のはじけっぷりがヤバいです。A面と較べると至極まっとうなGSサウンドに聴こえるB面「サマー・ブガルー」も実は激アツのナツGS!ウヒョーかっこいいぃ。
狂熱のタケシ・寺内・エクスペリエンス度 ★★★




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【7"】植田ひとみ/他人同志のサンバ (TOSHIBA)
熱いサンバ参りましょう。酔いどれジャズ歌手の植田ひとみの名曲、77年発売「他人同志のサンバ」でございますよ。和サンバの名作アルバム「蜃気楼」からのカット。この曲はアルバム中でも一種異様な空気を放っている宇崎竜童作詞・作曲の和風ロック・サンバ。巻舌にべらんめ口調、パーカッシヴなラテン・アレンジはほぼ同時期に発売されたダウンタウンブギウギバンドの7吋「サクセス」と出自を同じくしているといっていいのでは。連発するホイッスル、ノイジィなギターのむし暑い熱気を保ちながら、とくとくと歌う植田ひとみのヴォーカルにはむしろブルーズに近いパッションを感じてしまいますね。暑苦しい部屋で敢えて聴きたい、猛暑・高湿度なナツカヨ・ナンバー。
宇崎の好きそな和サンバ度 ★★★

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【7"】近藤正臣/ I WRITE A SONG (TDK)
軌道修正してまた涼盤へ。近藤正臣が歌うミッキー吉野AOR歌謡がやって来ました。83年発売のこのシングルは涼し気なウェストコースト風味にパーカションの効いたアレンジがカッコいいシティ・グルーヴ。ミッキーさんがマイケル・オマーティアンっぷりを発揮しております。歌っているのが藤竜也、水谷豊と並ぶビミョーなカショーの三大伊達男俳優のひとりですから一刀両断クール・サウンドとはまいりませんが、彼奴らの共通点「妙に度数の高い声」「上手いわけじゃない、いやむしろ何かとおかしい‥だのになぜか惹かれてやまぬサムシング」という別の不思議な魅力、いや魔力にも溢れておるのですよ。♫ライタァ〜ソンッ!ライタッソン!♬ふとした隙に口をついて出てしまったならば、ほれ、あなたももう伊達男のトリコとなりますわい。
ビミョーなカショーの方程式度 ★★★


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【7"】小林泉美&フライングミミバンド/ハロー・ハロー・ハロー [B面] (PHILIPS)
トロピカル・シティ・サウンドの申し子といえばやはり小林泉美をおいて他にありません。78年〜フライング・ミミ・バンド(渡嘉敷祐一[dr] 渡辺モリオ[b] 清水靖晃[sax] 土方隆行[g])期のシングル「マイ・ビーチ・サンバ'78」は言わずもがなのトロピック・サンバ・フュージョン・クラシックスですので、今年はB面収録の「ハロー・ハロー・ハロー」を取りあげましょう。繰り返される多重ヴォーカル〈Hello Hello Hello〉の浮遊感、クールなフルートとスムージィなギター、リズムを強調しミニマルにゆらぐメロウ・グルーヴ。何だこの甘美な夢うつつ。めっちゃ気持ちええ。はしゃぎきった後はこの曲に身を任せメディテーション・タイムをぜひ。
真夏のメタ・ミュージック度 ★★★



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【7"】佐久間レイ/はみだし天使 (徳間)
小林泉美つながり。小林泉美といえばアニメ「うる星やつら」の音楽。松谷祐子が歌った最初期EDテーマ「宇宙は大ヘンだ!」(伊藤アキラ・作詞 小林泉美・作/編曲)はラテン・ポップの名曲として非常に有名な作品ですが、この曲の別ヴァージョンがこちら佐久間レイちゃんの歌う「はみだし天使」(83年)なのです。生田敬太郎・作詞、小林泉美・作/編曲の別歌詞、うる星版よりもややBPM早めのアイドル・ポップらしいキュートなサンバ・アレンジにトキメキます。アイドルから声優に転身(「魔女の宅急便」ジジ役やバタコさん役で有名、さらに水島裕の元夫人とのこと!)するだけあって、とても愛らしくよく通る声が雰囲気によく合ってる!B面「春風病」も同じく小林泉美作品で、素朴な雰囲気、ふんわりレゲエ・リズムと美しい男声ハーモニー・コーラスがほんとに素敵な一曲。「春風病」だけどこっちもオススメです。
僕、明日になると海猫になってると思うよ度 ★★★

4:26あたりからちょこっとだけ。
追記》いいのありました。⇓



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【7"】モモファンクラブバンド/グッバイ・ミスMOMOE (POLYDOR)
山口百恵引退のどさくさにまぎれ発売されたらしきこの7吋。「あなたのすべてを」のヒットで知られる佐々木勉氏の作詞/作曲。百恵ちゃんを完全無視したグレイトなビーチボーイズ歌謡、隠れた名作といったトコロでしょうか。シュビドゥワッバッシュワのオールディーズなコーラスと連打ピアノ、ハンドクラップ、気持良すぎのハーモニーコーラス、おまけでおバカな語りも入っちゃってなんてゴキゲンなの!歌・演奏はモモファンクラブバンド(ファンクラブじゃなくてMOMO FUNK LOVE BAND)という謎グループ、編曲の名義も“Top Secrets”となってます。やはりスタジオ・ミュージシャンの皆様でしょうか。メイン・ヴォーカルは植田芳暁(ワイルド・ワンズ、サーフ・ライダーズ)さんみたいな雰囲気、甘めの爽やかヴォイスがとても素敵。あとなんつっても強烈なのは折りにふれ(モモエェ〜モモエ・モエェ〜)と歌い込んでくる低音ヴォーカル!企画臭がグッと濃くなって、ものすごくいい味出してます。名曲!
青春…だからナンナンネン!!度 ★★★


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【LP】オレンジ・シスターズ with ザ・ベンチャーズ/ FAREWELL PARTY (ALFA/MOON)
グレイテスト・サマー・ガールズ来たる!!オレンジ・シスターズの84年発売・1stアルバムにして唯一の激レア・アルバム、“With ザ・ベンチャーズ”の冠も嬉しい極上の夏名盤「フェアウェル・パーティー」ご光臨です。はっきりいって捨て曲皆無の超絶名盤です。エレキ歌謡は勿論、サーフ・ポップにホット・ロッド、ハーモニー・ポップにウォール・オブ・サウンドまで粒揃いすぎ。ヴェンチャーズ参加の敬意が知りたいなぁ・・・やはり事務所パワー!?(※オレンジ・シスターズはジャニーズ事務所所属だったのです)まぁヴェンチャーズ、編曲は半分の6曲なのですけどね。ヴェンチ関連としては物凄いドライヴ感で疾走する「ホット・ロッド・シティー」(萩原健太・作曲)、切ないドリーミィな音壁オールディーズ・ポップ「涙のFAREWELL PARTY」(長沢ヒロ・作曲)が一際素晴らしく。同じく長沢作品ではコーラが抜群な「涙のキスマーク」も良いし、レゲエっぽい裏打ちリズムが面白い「アメリカからの手紙」はなるほど松尾清憲ポップ感覚。新川博作・編曲のデビュー曲の「サマー・ホリデー」はやはり揺るぎない魅力ですし・・ああ、もうとにかく全曲最高なのです。LPはなかなかありませんので2011夏の記念にぜひ。
濃縮還元・柑橘娘、エレキオヤジ添え度 ★★★






明日は後編をお届けする予定。お楽しみに。

※過去のナツカヨ特集についてはこちらから見ることが出来ますので、興味のある方は見てやってくださいませm(_ _)m

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特集:ナツカヨ2011は18日(月・祝)からの開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌19日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。
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三連休も終わりここら辺りは早速夏休みを謳歌するちびっ子どもが溢れかえっております。ちびっ子たちにはあまり縁のないレコードショップの我が店は、本日もマイペースに営業中。今日は昨日の続きのナツカヨ2010 後編をお届けしますですよ。

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【7"】ユキとヒデ/スノー・ドルフィン・サンバ (POLYDOR)
まずはユキとヒデの67年発売・2ndシングル「スノー・ドルフィン・サンバ」!後にヒデとロザンナとして一世を風靡するヒデこと出門ヒデとユキのデュオ。初代のユキは後のアン真理子となる佐藤ユキですが、このシングルは2代目となる矢野育子嬢のユキがヴォーカルを取っています。楽曲提供を渡辺貞夫が担当している事でも知られ、和製ボッサといえばこの曲!と言っても過言でない作品でしょう。雪の上をすべるように滑らかなジャズ・ボッサで、アコースティック・ギターの響きがほんと素敵。演奏クレジットは「渡辺貞夫とボサ・メイツ」とだけ書かれていて詳細は不明。67年でボサノヴァだったらギターは中牟礼貞則だろうか。B面「恋のスノー・ドルフィン」もダルで寂寥感溢れるボサノヴァで、ナベサダのリリカルなフルートのソロが素晴らしいです。こちらも勿論必聴で。
雪上を泳ぐボッサ・ドルフィン度 ★★★


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sum_ogawa_macao2【7"】小川知子/さよならマカオ (TOSHIBA)
小川知子の73年発売シングル「さよならマカオ」もまた和製ボッサ最高峰として位置する一曲。夭折のレーサー福澤幸雄の彼女としても有名だった小川知子が、自らチームを率いてマカオ・グランプリに参戦した際の同名ドキュメンタリー映画(監督も務めたよう)用の楽曲です。レーシングものと言えばこの人しかいない…三保敬太郎が音楽を担当しており、ミドル・テンポのボッサに知子嬢のポルトガル語歌唱(「Ate A Vista Macau」の葡題あり)とスキャットが乗る、ソー・クールでソー・アンニュイなボッサ・ナンバー。B面「走りのテーマ〜ドライバー見崎・舘のテーマ」は、ナツカヨではないですがサーキットSE入りのジャズ・ファンクでこれも相当カッコイイ。※右写真は裏ジャケ。
SAYONARA MACAU、アテ・ローゴ度 ★★★


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【7"】梅垣達志・尾形道子/風のハーモニー (RCA)
ポプコン出身のSSW、作曲家(Char「気絶するほど悩ましい」他)の梅垣達志、78年発売シングル「風のハーモニー」はウェストコースト・サウンドがキラキラ眩しいポップ・ソング。尾形道子とのデュエット曲で爽やかだけどふっくらと丸みを帯びているというか、優しくマイルドな雰囲気がたまらない一曲です。尾形さんとのデュオも然ることながら、センス抜群のコーラスワークが圧巻。乾いた地面に水が浸透するように耳に馴染んでとても心地良いのです。SSW度の高いB面「リバイバル」も秀逸。
マイルド・ポップ・マエストロ度 ★★★


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【7"】内山田洋とクールファイブ/めぐりあう日は恋人 (RCA)
優しいポップ職人・梅垣達志からもう一曲。ほぼ日の糸井重里+前川清対談「歌う歌。」読みました?相も変わらず魅力的な人。内山田洋とクールファイブの81年発売シングル「恋は終わったの」のB面「めぐりあう日は恋人」も伊藤アキラ作詞・梅垣達志作・編曲の隠れた名曲であります。森進一「冬のリヴィエラ」と世界観を共有するような男女の別れの瞬間を切り取るシティ・ポップ歌謡。同じクールファイブの別れ歌「恋唄」のような迸る切なくも熱い想いとはまた違って優しさが見え隠れするクールな大人の別れという感じ。前川清のストレートな歌唱が切なさを胸に秘めているようでたまらないです…。
大人のシティポップ版・恋唄度 ★★★


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【7"】伊東ゆかり/ロマンチスト (COLUMBIA)
大人の別れを描くシティポップ歌謡つながりで言えば、この伊東ゆかりの77年発売・コロムビア時代のラスト・シングル「ロマンチスト」も強く推薦しておきたい逸品です。こちらは松本隆作詞・筒美京平作・編曲のコンビによるアーバンなディスコ風味のポップ傑作。「リヴィエラ」や「めぐりあう日は…」と同じ別れのシチュエーションなのに、最高にポップで軽快なのは男女の違いかしらん?ミュートしたトランペットとツボを突くエレピのリフ、疾走感のある細かいギターのカッティング…演奏も最高なのですが、何といってもゆかり様の歌唱!豊かな表情とふくよかで艶のある中音が素晴らしすぎる。個人的に京平ディスコの最高傑作だと思ってます。ジャジィなB面「プレイボーイ・マガジン」も最高だぜ。
完成する京平ディスコ度 ★★★


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【7"】浅野ゆう子/ピンナップ・ガール [B面] (RCA)
ジャンプするカモシカ!浅野ゆう子の81年のシングル「バレンチノ・インフェルノ」。ハードロック meets キャバレー・ジャズな楽曲でセクシーなゆう子たんの歌唱も最高なのですが、ナツカヨとしましてはB面「ピンナップ・ガール」を推しておかなければ。♪Oh Girl Oh Girl Oh Pin-up Girl♪ってなビーチボーイズ風のコーラスが爽やかな阿久悠作詞・都倉俊一作曲のオールディーズ・ポップ名曲。A面のハードかつセクシーな歌唱とはうって変わって、ソフトでキュートなヴォーカルが可愛すぎるんですけど。じょ、女優!78、79年あたりの意欲的な桜田淳子のアルバムに収録されてそうな雰囲気(わかりにくい!)ですぅ。
盗難注意!ビーチなピンナップ・ベイビー度 ★★★


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【7"】小林啓子/気分を出してもう一度 (KING)
小林啓子の77年の名作シティ・ポップ・アルバム「ちょっと気分をかえて」からのシングル「気分を出してもう一度」も今年のナツカヨ一押しの7吋!作詞:安井かずみ、作曲:加藤和彦のグレイトなポップ・ソングで、トノバンの78年のアルバム「ガーディニア」の中でもセルフカヴァが収録されている作品です。加藤版では坂本龍一の手腕が光るまったりとしたミドル・ボッサの編曲でしたが、小林版の「気分を…」はダンス・チューンなアレンジもまた素晴らしい!今井裕(Key)、吉川忠英(AG)・松木恒秀(EG)・後藤次利(B)・高橋幸宏(Dr)・斉藤ノブ(Perc)らという錚々たる面子による鉄壁の演奏…、小林嬢のウィスパー・ヴォイスも最高です。
We Can Dance All Through The Night 度 ★★★


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【7"】藤竜也/ボギーを気取って [B面] (WARNER)
職業=ダンディ、藤竜也がナツカヨを通りますよ!フジタツで夏と言えばブラジルに行きたいためだけに吹き込んだボッサ・アルバム「CARNAVAL-饗宴-」ですが、今回は82年に発売されたシングル「モ・テ・ル」からB面収録の「ボギーを気取って」をばチョイス。井上大輔の作曲、自身によるゴージャスな伊達男歌詞のジャズ歌謡、絢爛なフルバンドをバックに気だるいフジタツ節を聴かせてくれます。ブラジル人気質な高いトーンの歌声がスウィング感たっぷりにジャズるのはとてもセクシーに聴こえますねぇ。歌唱力もカヴァしてるし。夏の宵にライヴで聴いてみたい一曲。
おどける伊達男(ダンディ)のジャズる心度 ★★★



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【7"】加奈まゆみ/真夏の太陽 (COLUMBIA)
「さすらいのジョニー」で知られるコロムビアの歌謡歌手・加奈まゆみの69年発売「真夏の太陽」シングルはいかがでしょう。おへそをあられもなく披露した微フェロモン・ジャケが素敵ですが、内容の方もなかなかなのです。ルンバ風のラテン・リズム歌謡とマイナーGS歌謡が合体したような不思議な一曲。乱舞するパーカッションと“ライライライライライライライ…パヤ”という勢いでまくし立てるスキャットが頭にこびりついて離れない!作曲は和田香苗、この頃コロムビアの専業作家だったんでしょうか…同社作品の多い作曲家。B面「星から来た娘」もひとりGSな雰囲気があってオススメ。
ライライライライライライライ…パヤ!度 ★★★


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【7"】高岡健二/君よ八月に熱くなれ (KING)
今年のナツカヨにも番外編をひとつ。今日も名門・帝京がまさかのコールド負けという大波乱のニュースをやってましたが、夏の風物詩・高校野球レコードから高岡健二の「君よ八月に熱くなれ」を挙げておきましょうか。77年夏の「あゝ甲子園」で初登場したオリジナル・テーマソングで、作詞:阿久悠、作曲:中田喜直の作品。勇壮なリズムと親近感のあるメロディーで、夏と青春の訪れを感じて歌さながらに胸が沸き立つ名曲ですねぇ。俳優・高岡健二の真面目で朴訥な歌も高校野球に相応しいな。80年代には堤大二郎が歌ってましたっけ。そっちも聴きたい。
球児の青春は八月に宿る度 ★★★


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【7"】前田美波里/優しい関係 (WARNER)
さて今年も最後のナツカヨ、前田美波里の81年発売シングル「優しい関係」。この曲が作詞・八坂裕子(朱里エイコのアルバム「パーティー」もこの人が!)、作曲・難波弘之による珠玉のメロウ・グルーヴなのであります。初めて聴いた時は何の予備知識もなくたまたまジャケの素敵な笑顔(テープ跡ショック!)に惹かれプレイヤーに乗せたのですが、あまりに切なく良い歌過ぎて店内で泣きそうになってしまい慌てて針を上げたほど。ビバリーのミュージカル仕込みのエンターテインな歌唱力を披露されるのかと思いきや、かなり抑えたヴォーカルで女性らしい柔らかさが本当に素敵。グルーヴィな演奏も最高に素晴らしく特に主体となってるピアノはヴォーカルとの相性が抜群、弾き語りかと思うくらいナチュラルに溶け込んでます。毎年やらせてもらってるこのナツカヨですが、今年は私もこの先ずっと聴けそうな名曲に出逢えました。嬉しい!
後姿のラスト・ラヴ・ソング度 ★★★



さていかがでしたでしょうか、2010年版ナツカヨ。お気に入りの音盤が一曲でも見つかればよいのですが。ではまた来年の夏お逢いしましょう。Same Summer, Same Placeで。


これまでのナツカヨ特集はこちらから。
2008年 前編後編
2009年 前編後編
んで、昨日の2010年ナツカヨ前編はここ。

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今日は海の日!!ちびっこたちは夏休み?長引くかと思った梅雨もマチャアキのテーブルクロスのようにスパッと明け、まさしく夏本番!…てなわけで、今年もやってまいりました。ナカレコ presents ナツカヨ2010であります。今年もレア度や価格にこだわらず、暑い夏に聴きたいあの歌・この歌を我が店の独断と偏見でチョイスしてみましたよ。夏のお供に連れまわしたい1枚が見つかればいとうれし。では早速まいりましょう、本日は前編です。

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【LP】西城秀樹/ポップンガール・ヒデキ (VICTOR)
西城秀樹の81年発売LP「ポップンガール・ヒデキ」。大瀧詠一が曲提供をしている事で有名な作品ですが、これがまぁ全曲夏にピッタリのポップンロール・アルバムなのです。暑い夏に熱いロックというのも悪くないですが、♪ポップンロゥ・ポップンロゥ…スプリーン♪というコーラスに甘く爽やかなヴォーカルが疾走する極上パワーポップ・チューン「POP'N ROLL SPRING」などの軽快なポップ・ナンバーが主で濃厚な熱唱系ヒデキが抑えられているのが聴きやすさのポイント。白眉は近田春夫の作詞・作曲による「スウィート・ソウル・アクション」で、キレのあるメロディと緩急をつけた歌唱、「フルスピードのキッス ポイントはずしはしないのさ」なんて歌詞も最高で、81年のヒデキの魅力を余すことなく伝える最高のポップ・ソングになってます。まさしく日本が誇るロック・アイドル、どこへ出しても恥ずかしくないわコレ。
悔しいけれどヒデキに夢中ギャラン度 ★★★

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【7"】寺尾聡 VS 田辺靖雄/ 16の夏 (TOSHIBA)
爽やかなポップという点ではこの寺尾聡と田辺靖雄によるデュオ・シングル「16の夏」も素晴らしすぎる一曲です。77年の発売で60年代から活躍していた二人が在りし日を懐かしんで歌うビーチボーイズ歌謡、作詞・作曲も本人たちによるもの。中堅歌手の余技なんてとんでもない!飾り気や気負いがなくリラックスした雰囲気がとても心地よく、挿入されるニール・セダカ「すてきな16才(Happy Birthday Sweet Sixteen)」のフレーズと相まってノスタルジィを感じさせるオールディーズ・アレンジが秀逸です。編曲をミッキー吉野が担当、爽やかなハーモニー・コーラスにはオフコース(コーラス・アレンジ:鈴木康博)が参加してます。
あの頃の夏よ、もういち度 ★★★

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【7"】しばたはつみ/南風のサンバ [B面] (COLUMBIA)
今年3月に57歳の若さで亡くなったしばたはつみ姉さん、彼女もたくさんの夏を歌ってくれた方でしたねぇ…。今年は79年発売のシングル「はずみで抱いて」からB面収録の「南風のサンバ」をピックアップしたいと思います。岡田冨美子作詞・山本幸三郎作・編曲で、イントロのフルート&ブラスからもうLate70'sなしばたはつみ節。サンバのリズムですが、マイナー調のメロディにちょっとスパニッシュな要素も加わって異国情緒全開。クロスオーヴァーなドライヴ感にアコギとドラム・ブラシの音色が焦燥感を煽って真夏の夜の愁いを感じます。大人の歌詞にはつみ嬢の少し抑えた歌も絶品であります。
誘惑のトロピック・ナイト・ブリーズ度 ★★★

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【7"】麻倉未稀/ミスティ・トワイライト (KING)
麻倉未稀の81年発売のデビュー・シングル「ミスティ・トワイライト」もオススメでございますよ。ドラマ「スクール☆ウォーズ」主題歌の「ヒーロー」激唱カヴァでお馴染みの麻倉さん。90年代の「夜もヒッパレ」での豪腕な歌唱を思い出してもう〜む…元祖・肉食系という想いが頭を過るわけですが、この「ミスティ…」のフェミニンな魅力はどうでしょう!竜真知子作詞、大野雄二作・編曲のアンニュイなジャズ・ボッサで、ピアノ・トリオをバックに囁くようなヴォーカルが素敵過ぎる。ピアノは大野雄二本人なんでしょうか?艶があって美しい。「ヒーロー」よりこういう曲の方がいいと思うんだが…彼女。
ユー・ニード・ア・フェミニン!度 ★★★



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【7"】「ときめきトゥナイト」〜加茂晴美/ときめきトゥナイト (VICTOR)
82年放映の池野恋原作アニメ「ときめきトゥナイト」主題歌もサマー・ブリーズ溢れる名曲なのぅ!歌っているのは加茂晴美さんという方。イントロのクイカ(「できるかな」ゴン太くんの声みたいなヤツね)から、パーカッシヴでトロピカルなシティ・ポップが展開します。アニメ主題歌としてはすごく斬新かつお洒落なサウンドだったのでは?これ。同時代の中原めいこや小林泉美にも似たテイストで、少女漫画っぽいキッチュな歌詞と加茂嬢の大人っぽくもコマーシャリズム旺盛な歌声が奇跡的なマッチングを見せてます。かなりオススメ。
女の子だけが持ってる第六感コンピューター度 ★★★


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【7″】倉田まり子/恋はAmi Ami (KING)
倉田まり子の81年発売シングル「恋はAmi Ami」も夏らしい爽やかさを湛えたポップ・ソング!ベルギーのロリータ・アイドル〜Lioの「Amicalement Votre」のカヴァで、女の子らしいコケティッシュなメロディが可愛いオールディーズ・ポップ調のナンバー。ピコピコ音が随所に登場するテクノ歌謡ちっくなアレンジが施されてて軽く聴きやすくなってますね。曲調に合ったリフレインを多用するオリジナルの日本語詞を康珍化があててます。。曲後半に登場する“We are just Friends!”の台詞部分がもぉぉうめちゃキュート!あたしたちお友達…でもほんとにそれだけ?な小悪魔的歌詞は薄着の女子に鼻歌まじりに歌ってほしいわん。
小悪魔ガールフレン度 ★★★



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【7"】岡崎友紀/愛々時代 (TOSHIBA)
先日の参議院選挙への出馬(落選)も記憶に新しい岡崎友紀の74年発売のシングル「愛々時代」も素敵な素敵なポップ・ソングなのですよ。スティーヴィー・ワンダーなイントロに多重録音ヴォーカル&クイカやパーカッションの効いたトロピカル・サンバ風のフリーソウル、作曲は意外や意外の三木たかし先生です。途中から男性コーラスも加わって、“愛愛愛愛愛愛”を連呼するサビ部分では大団円よろしく一体感のあるアレンジに、もう何ともいえない幸福感で胸がいっぱいになってしまいますねぇ。ほぉ。
あなたとわたしのフリーソウル時代度 ★★★

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【7"】子門真人/絵の具箱 [B面] (CANYON)
フリーソウルなナツカヨといことで言えばこちらもすごい。「およげ!たいやきくん」の子門真人が同じ76年に発売したシングル「いつになれば」(「たぬき先生騒動記」主題歌)。両面ともに子門氏の自作、元々SSW志望だったというだけあってどちらも素晴らしい作品なのですが今回はあえてB面「絵の具箱」を推します。これがちょっと驚愕のメロウ・グルーヴ!リズムを強調したアコースティックなAORサウンドで、声量のある人特有の譜割り(ブレスの位置難しすぎる!)も非常に特徴的でかっこいいです。そうやって聴いてみるとあの独特の歌唱法はハース・マルティネスに聴こえてきたー♪今回最もビックリした掘り出し。
驚愕のシモニック・メロウ・グルーヴ度 ★★★



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【7"】山本コウタロー/峠越えれば (COLUMBIA)
海辺のジャケがなかなか良い、山本コウタローの79年発売のソロ・シングル「グッドバイ・ウインター」のB面「峠越えれば」も意外度の高いAORサウンドで驚き。歌はやはりちょっとふわふわとフォークくさいんだけれど、ボトムのしっかりした演奏がボズ・スキャッグスの強い影響を感じる男気AORで抜群です。山本自身の作詞・曲ですが、この功績はアレンジの瀬尾一三にありそうな…。切れの良いギターと気だるいサキソフォンのソロが素晴らしい。
岬めぐりでシルク・ディグリーズ度 ★★★

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【7"】糸井重里/バイバイ・コロン (EPIC SONY)
80年代サブカルチャー権現、糸井重里のデビューアルバム「ペンギニズム」からカットされたシングル「バイバイ・コロン」も夏に聴かにゃあならんでしょう。作詞・糸井重里、作曲・鈴木慶一、演奏・ムーンライダースのチンピラ・レゲエなのだから!ニューウェーヴ・サウンドと超クールなダブ…デニス・ボーヴェルやニューエイジ・ステッパーズな乾いたUKレゲエのかほりを漂わせつつ、80年代権現らしい涼がとれそうなほどの体温や感情のなさが凄いです。まさしく80年代複製芸術と呼べるレコード。
凍てつく南極クール・ダブ度 ★★★

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【7"】麻里圭子・横田年昭とリオ・アルマ/裸足のままで (VICTOR)
さ、本日の最後は麻里圭子・横田年昭とリオ・アルマの69年発売シングル「裸足のままで」です。リオ・アルマとの爽やかな掛け合いが美しいサマー・ブリーズのような和製ボッサ歌謡。橋本淳と筒美京平のゴールデン・コンビによる作品です。メロディーに強力なフックがあるわけではないけれど、どこまでも爽やかで柔らかなハーモニーと流麗なストリングスは琴線にふれるものがあります。“アモーレ アモーレ アモーレ”と連呼してこんなに爽やかな曲も他に類を見ないのでは。装飾のように使われるエレピの音色も涼しげでたまらないですね。
愛の足跡残る渚のボッサ歌謡度 ★★★

明日は後編をお届けしまーす。よろてぃく。



ちなみにこれまでのナツカヨ特集、お暇な方はぜひ覗いてくり。
2008年 前編後編
2009年 前編後編

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大阪では雨がじっとりと降っておりますが、本日も昨日に引き続き“夏に聴きたいこの一曲!ナツカヨ2009”をお送りしたいと思います。ヒット曲中心のセレクトですんで聴きやすい&ゲツしやすいのがイイネ!ポップ・ソングは消費してなんぼだと思ってます。

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【7"】野口五郎/シスコ・ドリーム [B面] (POLYDOR)
野口五郎って新御三家的にも永遠の三番手だし、歌もいなたくていまいちなぁ…なんて思っている方いません?そんな向きには是非この79年発売シングル「女になって出直せよ」のB面「シスコ・ドリーム」(両面とも作詞:阿久悠×作曲:筒美京平)をご一聴ください。驚愕必至の腰にくるファンキー・ディスコなんですから!ラリー・カールトン(g)、デヴィッド・スピノザ(g)、デヴィッド・サンボーン(as)ら超一流ミュージシャンを迎えたL.A.録音なだけあって演奏は完璧。しかも五郎のヴォーカルが負けないくらい最高なんです。ファルセットと低音を巧みに使い分けて大人の色香も芳醇。しかもどこから聴いても野口五郎!ってところがスゴイの。リズム感が少し不安な印象があったんですが、まったく問題なしの素晴らしい仕事してます。A面「女になって出直せよ」もフロア映えするサンバ・ディスコで凄くかっこいいんですが、あえて衝撃のB面を推したい。
五郎に最敬礼度★★★

goro_kietahurricane
【7"】野口五郎/消えたハリケーン [B面] (POLYDOR)
もいっちょ五郎推し。78年発売のシングル「グッド・ラック」のまたもB面「消えたハリケーン」も非常にオススメです。こちらは両面ともに作詞:山川啓介×作曲:筒美京平による作品で、AOR色を前面に押し出したサウンド。A面「グッド・ラック」は郷ひろみにおける「ハリウッド・スキャンダル」のようなメロウ・ナンバーの代表曲だと思ってますが、B面も本当に甲乙つけがたい名曲!キュキューンと切ない清涼感がたまらないAORギターとエレピの絡みから始まるミディアム・ナンバーです。軽やかなコンガの音色と流麗なストリングスとそして女声コーラスの調和が見事に保たれていて、五郎の伸びやかなヴォーカルを鮮やかに彩っています。この辺りからセールス的には下降気味になっていきますが、内容的には自身の音楽的指向を前回にした高い完成度を誇るものが少なくないですね。
Late70's野口メ郎度★★★



hirayama_beautifulyokohama
【7"】平山三紀/ビューティフル・ヨコハマ (COLUMBIA)
筒美京平の秘蔵っ子〜平山三紀お姐さんの70年発売のデビューシングル「ビューティフル・ヨコハマ」。彼女の夏歌謡といえば「真夏の出来事」っつービッグ・アンセムがあるのですがコレを選んでしまいました。「真夏…」のようなモータウン歌謡は勿論ソフトロックもロック歌謡もブルージィ歌謡もニューウェーヴもジャズも…なんだって歌いこなせる最高級のシンガーですが、この曲がどうしようもなく好きなんです。歌謡曲度の高いブルース調なのにバックの太いファンクネス!三紀さんの低く鼻にかかったような独特の歌声と少しやさぐれた感じにピッタリですわ。「ブルーライトヨコハマ」のヒットにあてこんだ横浜ソング、同じ橋本淳×筒美京平コンビの作ながら洗練性もダイナミズムも倍増してます。“ビューティフルなお話ねェ”の吐き捨て感、最高!
ナチュラルボーンシンガー度★★★

mikikatuhiko_absli_beach
【7"】美樹克彦/恋のアブズリ・ビーチ [B面] (CROWN)
ロック派の青春歌謡歌手・美樹克彦の67年発売シングル「想い出の恋人」のB面「恋のアブズリ・ビーチ」は爆裂テンションのラテン・ロック歌謡の名曲です。“アブズリ・ビーチ・ヤンヤヤン!”という生真面目な男女のコーラスの掛け合いから、突如ド迫力のブラスを従えた狂熱のラテン・ロック・サウンドが疾走しだす!青春歌謡歌手には珍しい力強くアウトローっぽい美樹の歌声が全力で恋を熱望しているというのがちょっと面白いですが、この60年代な世界観キライじゃないです。アブズリ・ビーチってどこの国だよ!?とか思っていたら葉山の鐙摺(あぶずり)のことか!ズコー。
恋に飢えるラテン野郎度★★★



minami_wasureraretanatsu
【LP】南佳孝/忘れられた夏 (CBS SONY)
南佳孝の通算2作目、メジャーデビュー作となる76年発売の「忘れられた夏」。毎年夏になると佳孝さんを聴く生活を送っておりますが、このアルバムが結局一番好きかも知れません。導入から心地よいグルーヴで世界に引き込まれる「これで準備OK」、佐藤博のエレピが渋いジャズ・ブルース「ブルーズでも歌って」、サーカスの幻のデビュー曲としても知られるトロピカルなサンバ「月夜の晩には」、ウィスパーな歌唱のゆったりとしたラヴァーズ歌謡「椰子の木の下で」…とにかく美味な楽曲が詰まってます!鈴木茂・佐藤博・稲葉国光・浜口茂外也らバックの面子もグレイト。夏の間1枚しか聴いちゃだめって言われたら、私ならコレ一択ですね。
忘れられ“ない”夏度★★★



rajie_blackmoon
【7"】ラジ/ブラック・ムーン (CBS SONY)
南佳孝のグッジョブをもうひとつ。フォーク・グループROW〜ポニーテールとして活動、ムーンライダーズや大滝詠一らシティポップ名盤に多くコーラス参加している相馬淳子ことラジの81年のシングル「ブラック・ムーン」。南佳孝の作曲で彼らしいボサノヴァ・タッチのライトなAORとなっております。艶のあるヴォーカルとメロウなグルーヴがとても心地よい大人のナンバー。厭味のないストリングス・アレンジは当時飛ぶ鳥を落とす勢いだった井上鑑のさすがの手腕といったところでしょうか。すんごく主張するって感じでもないのに、鈴木茂のギター・ソロはやはりシビれますなぁ…。この盤の裏の要と言えましょう。
月も眠るボサノヴァ・ナイト度★★★

kayama_blacksand
【7"】加山雄三とザ・ランチャーズ/ブラック・サンド・ビーチ (TOSHIBA)
東宝映画「エレキの若大将」挿入曲として発売された加山雄三の65年発売シングル「ブラック・サンド・ビーチ」は両面インスト・ナンバーでギタリスト加山雄三の深淵たる魅力を堪能できる一枚です。映画中のエレキ合戦のシーンで使用されたというだけあって、バリバリにファズの効いたタイトなエレキ・インスト。クールな演奏とガレージィなボトムはストイックな男らしささえ感じさせます。ベンチャーズ“クルーエル・シー”を意識したコード進行のB面「ヴァイオレット・スカイ」もミドル・テンポが気持ちいい佳曲。ベンチャーズ旋風真っ只中のエレキ・インスト界において日本人でここまで鮮烈な存在感を現すとは。さすがだぜ若大将!
マスター・オブ・モズライ度★★★



asaoka_natsuhakkei
【7"】麻丘めぐみ/夏八景 (VICTOR)
去年LPを紹介したんですが7吋が入荷したのでもう一度。麻丘めぐみの16枚目となる76年のシングル「夏八景」。およそ2年ぶりとなる筒美京平作品ですが、氏が担当した初期の清純派ポップスとは随分印象の違うまさかのディスコ!京平ディスコ・サウンドはもともと粘度の強さが特徴ですが、それを更にこねくり回したような粘っこさが素晴らしい一曲です。岩崎宏美や浅野ゆう子のようなスマートさに欠けるのは彼女の声・歌い回しに見られる日本の夏ばりの高温多湿感に他ならない。これこそが純国産ディスコというものではないか?ヘヴィなグルーヴにも負けないめぐみのディスコ魂は実は誰より熱かったのかもしれない。
日本の夏・京平ディスコの夏度★★★
※ぎこちないダンスに注目!



tonokin_amanojaku
【7"】殿さまキングス/AMANOJAKU.(c/w 港町まっさかさま) (VICTOR)
日本が誇るコミック・バンド〜殿さまキングスの87年発売のシングル「AMANOJAKU.」とカップリングの「港町まっさかさま」は、殿キンの新解釈オールディーズ歌謡の名曲である。男女の別れ際の下世話な恋の攻防を歌った「あまのじゃく」はライトなサキソフォンのブロウとドゥーワップ・コーラスが印象的なロックンロール歌謡。女心を歌えるおじさん・宮路オサムの歌も神懸ってます。うって変わって♪酔いつぶれたあの娘見つけ往復ビンタ まるで船の荷物みたく担ぎ出すのさ♪なんてどこのイケメンかと思うような男気を歌う「港町まっさかさま」はサーフなギター・ソロやハーモニー・コーラスが光る隠れた傑作。こういう遊び心のある大人になりたい。
革ジャン越しに背中へチュー度★★★


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【7"】松崎しげる/セーリング・ラブ (VICTOR)
松崎しげるの79年発売シングルで作詞:荒木とよひさ×作曲:馬飼野康二による、高揚感が気持ちいいサンバ歌謡の名曲「セーリング・ラブ」。始めから終わりまで乱舞するパーカッションとそれに呼応するように激しいタッチで責めるピアノのせめぎ合い。編曲のクレジットには前田憲男・斉藤ノブ・植田芳暁・小笠原寛の4人の名前が記載されていて、それぞれが手腕を発揮した巧妙なアレンジになっていますね。松崎のドラマティックな歌唱もくどすぎず、より気分を高めてくれます。真夜中のフロアはしげるの独壇場だな、きっと。
フロアで妖しく光る白い歯度★★★

komurohitoshi_aiyokonnitiha
【7"】小室等/愛よこんにちは (FORLIFE)
元・六文銭のフォーク歌手〜小室等にも意外な夏歌謡がありました!75年のシングルからほんわりと柔らかいフォーキー・レゲエ歌謡「愛よこんにちは」もこの夏のイチオシでございます。朴訥とした歌声や日本的な優しく心に残るメロディーはフォークの時のそれと全然変わらないのに、何故かレゲエの裏打ちリズムと違和感なく調和しちゃってる。しかもなんだかハッピーというかスウィートというかぽわんとした暖かさがあってすごく新鮮!なんだコレ?マジカルな曲だなー。涼しげな大貫妙子嬢のコーラスと、編曲も担当している矢野誠のハモンドが気持ちよさを倍増させてくれます。
スウィート・フォーク・レゲエ度★★★

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【7"】青木美冴/うれしい体験 (CBS SONY)
70年代後半に短く咲いたパンチ歌謡の徒花〜青木美冴の2ndシングル「うれしい体験」は骨太ロックンロール歌謡。フィンガー5「学園天国」や「恋のダイヤル6700」などでR&R歌謡の大家とも言うべき井上忠夫が作曲を手がけてます。青木のヴォーカルは弘田三枝子を髣髴とさせるソウルフル・ヴォイスで声量も迫力も満点!何よりビブラートの効いたアルトがロックンロールの不良性にピッタリなのです。この声で“大人の気分で抱かれてみたい”(作詞:山口洋子)なんて歌われちゃあねー、夏の開放感は皆様ほどほどに。炸裂するドライヴィン・ギター、オールドロックンロールな男声ワウワウ・コーラス、間奏でブロウするサックスは井上先生自ら吹いてらっしゃるんだろうか?…とにかくすべてがカッコイイ!これぞ70年代ロックンロール歌謡の最高傑作と言っていいでしょう。
天性のロックンロール・クィーン度★★★

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【7"】全国高等学校野球選手権大会の歌〜栄冠は君に輝く (朝日新聞社/朝日ソノラマ)
最後はちょっと番外編。♪雲は湧き〜光あふれて〜天高く〜純白の玉今日ぞ飛ぶ〜♪夏の風物詩〜高校野球の開・閉会式で歌われる古関裕而作曲のあの名曲「栄冠は君に輝く」ですよ!これは夏の感じがめちゃめちゃ出ますねー。朝日ソノラマからおそらく80年代に発売されたシングル盤。全日本吹奏楽連盟関西支部(大阪府立淀川工業高校吹奏楽部)、全日本合唱連盟関西支部(関西学院高等部グリークラブ他)にによるバージョンです。式典で聴けるファンファーレや山田耕筰作曲の大会行進曲を同時収録。
白球に賭ける青春度★★★


さぁ2009年度のナツカヨはいかがだったでしょうか?
皆さんの夏を彩る音盤が一曲でも見つかれば嬉しいです。
また機会があれば来年お会いしたい。



■2008年のナツカヨはこちら。前編後編
んでもって2009年のナツカヨ前編はこちら。2009前編
お暇なら見てよね。

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今日は海の日!なのにあいにくの曇天っぷり。関西はまだ梅雨明けしてないんだよなぁ。暑さだけは立派な夏なのにさ!って事で去年非常に好評を頂戴したあの企画、今年もやっちゃいます♪
ナカレコ2号店からの暑中見舞い、“夏に聴きたいこの一曲!ナツカヨ2009”スタートです!※今回も長くてごめんなさい。


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【7"】弘田三枝子/渚の天使 (COLUMBIA)
弘田三枝子の68年発売のシングル「渚の天使」は橋本淳:作詞、筒美京平:作曲による和製レアグルーヴ・ビート歌謡の名曲中の名曲!ベース、ピアノ、タンバリン、ドラムのグルーヴィンな時間差登場でのっけからいきなり最高潮のテンションに達するアグレッシヴな演奏に、“バンバン バンバン”とはじけるミコのヴォーカルで思わず体も踊りだします。うねるベースライン、ジャジィに揺らぐピアノ、女声イエイイエイ・コーラスの間合いも絶妙で本当に68年の作品なのか?と耳を疑っちゃうほどキュートでお洒落な一枚。イントロのドラムブレイクが恐ろしくカッコイイB面の「恋のエンジェル・ベイビー」とあわせて、夏の夜を盛り上げるダンス・クラシックスに身をゆだねましょー!
サマーナイトはダンスに夢中度★★★

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【7"】弘田三枝子/渚のデイト (TOSHIBA)
こちらは63年発売のシングル「渚のデイト」で、東芝時代のミコが情感たっぷりに歌い上げるご存知コニー・フランシスの日本語カヴァーポップス。流麗なメロディの美しい曲で宮間利之とニューハードの静かな伴奏を従えフェイクを交えて歌っておりミコの端正な歌唱力、そして当時弱冠16歳とは思えない大人びた表現力の高さに脱帽しきりでございます。元気なミコ〜パンチミコも魅力だけどこういう正統派ヴォーカルがさらりと歌えちゃうのも彼女の凄いところなんだよなぁ。コニー版は午後の渚が似合うけど、ミコ版は夕暮れの渚が似合います。湿度の違いかしらん?
情熱の渚(湿度高め)度★★★

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【7"】ペドロ&カプリシャス/夜のカーニバル[B面] (WARNER/Atlantic)
ペドロ&カプリシャス初代ヴォーカル・前野曜子時代のヒット・シングル「別れの朝」のB面ながらA面を凌ぐかっこよさを誇る「夜のカーニバル」は、セルジオ・メンデスも腰を抜かす和製ファンキー・ボッサ歌謡です。作詞:なかにし礼、作曲:かまやつひろし、編曲:前田憲男という鬼才が揃い踏んだというだけでなにかがありそうな気がしますでしょ!?いやぁ〜実際あるんだから仕方がない。いきなりヘヴィなドライヴィン・ギターが唸り、力強くファンキーに鳴るフルートを携えた疾走感のあるバックは熱さと冷たさを併せもっているよう!前野曜子の力みのない歌唱と男性コーラスの相性も素晴らしいです。
狂熱のボッサ・カーニバル度★★★

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【7"】マリーン/ザンジバル・ナイト (CBS SONY)
フィリピン出身のジャズ歌手・マリーンの83年のヒットシングル「ザンジバル・ナイト」は、全編英語詞ながら笹路正徳作曲のめちゃめちゃしっかりした国産レゲエ歌謡。笹路正徳(Key/syn)、土方隆行(g)、渡辺モリオ(b)、山木秀夫(dr)という清水靖晃抜きのマライアの面子でバックを構成。全員がスタジオ・ミュージシャンとしてならした手練揃いだけあって本格的なサウンドを展開してるから“歌謡”といっちゃダメかしら?洗練されたエキゾティックなメロディと挑発的なマリーンのヴォーカルがすごくスリリングで非常にカッコイイ一枚です。EVEがコーラスで参加。
ザンジバルの夜は長い度★★★



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【LP】桜田淳子/熱い心の招待状 (VICTOR)
去年も大々的に取り上げた桜田淳子ですがやはり今年も…、夏っていったら淳子なんだもん。76年発売の9thアルバム「熱い心の招待状」は少女から大人へと成長した彼女を堪能できる秀逸な作品。夏に聴くならぶっといリズムが唸る水谷公生作曲のスペース・ファンク歌謡「わたしの広告」、大人っぽくダルにジャズる大野克夫作曲の「セクシー・ギャング」、フルートの爽やかな音色に囁くような優しい歌唱が心地よい井上忠夫作曲のボッサ歌謡「彼の帽子」がオススメ。彼らのような若手作曲家と組んでそれまでの淳子にない大胆さや大人っぽさ、哀愁路線にも挑戦した実験作でしたが、しっかり結実してるんですよねェ。淳子のフレキシビリティは素晴らしいものがあります。
あなたの心を鷲掴み・淳子に降参度★★★



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【7"】ダウンタウン・ブギウギ・バンド/沖縄ベイ・ブルース (TOSHIBA)
ダウンタウン・ブギウギ・バンド76年発売の「沖縄ベイ・ブルース」は8枚目となるシングル。DTBWBの初期ロックンロール路線から歌謡度のより高い歌謡ロック期への変遷において、最重要と言っても過言でない楽曲のひとつです。ハネるリズム&ブルースにブラスを加えたノーザン・スタイルに、千野秀一のジャズ・ロックなオルガンが絡んでくる新鮮な構成。タイトルにも入っている沖縄のヨナ抜き音階が要所要所で主張するのもDTBWBならではのごった煮感ですごく面白い曲ですよね。これだけやって浮いた処がないのはやはり天才・阿木耀子の歌詞と宇崎竜童の歌心のなせる業でしょう。
歌謡ロックの殿堂度★★★

sagara_watasinosukinamono
【7"】佐良直美/私の好きなもの (VICTOR)
“ボッサノヴァのリズム”“夜明けの渚”“レモンの切り口”…と「私の好きなもの」をボッサのリズムに乗せて滔々と歌い上げる佐良直美の67年のシングルです。優しく響くヴィブラフォンやくるくると宙を舞う鳥のようなフルートの音色…派手さはないけれどとても気持ちいいボサノヴァのリズムと、ほどよい甘さを浮かべたソフトでふくよかな彼女の歌声はうっとりと夢心地に誘ってくれる素敵すぎの一曲。歌詞も素晴らしくて“棒のついたキャンディ”“霧の中のエアポート”“雨あがりの匂い”などなどと絶妙な言葉のチョイス…“でもあなたが一番好き”だなんてめちゃ可愛いじゃないか!作詞:永六輔、作曲:いずみたくの愛すべきスタンダード。
夢見るMy Favorite Things度★★★

yuya_syojokokai
【7"】優雅/処女航海 (CBS SONY)
台湾アイドル〜優雅(ゆうや)の74年発売の日本デビュー・シングル「処女航海」。南沙織やチェルシア・チャンなどちょっとカタコト系アイドルの名作の多く手がけた作詞:有馬三恵子×作曲:筒美京平のコンビによるファンキーなソウル歌謡の定番です。ドラム・ソロから始まる(!)イントロにギターのカッティングと絡むクラヴィネットという個性的なアレンジ。全編を通して鳴り続けるアコギとマラカスのパーカッシヴな音色にテンションはあがりっぱなしです!それにしても優雅の歌と日本語の巧さには感心しますねぇ。京平ソウルをここまでしっかり歌える人って日本人でもそうはいないですよ。
台湾ファンキー・タイフーン度★★★

kaze_umikaze
【LP】風/ 4th Album〜海風 (CROWN)
元・かぐや姫の伊勢正三と元・猫の大久保和久によるユニット〜風。各々の経歴や「22才の別れ」のヒットでフォーク・デュオの印象の強い彼らですが、76年3rdアルバム以降ののシティポップ・サウンドへのアプローチは驚くほどに洗練されています。この4thアルバム「海風」(77年)もスティーリー・ダンやネッド・ドヒニーを髣髴とさせるウェストコーストAOR!特にタイトル曲での伊勢と水谷公生による二本のアコギが生み出すタイトなグルーヴや鍵盤との絡みの妙、「あの娘の素顔」のバウンシィなクロスオーヴァーサウンドは絶品。フォークの面影残る繊細なヴォーカルともマッチしてます。実は秋〜冬の歌が多いんだけど、クールに時に爽やかに時にメロウに時にファンキーにというサウンドは夏にピッタリの一枚。
吹きすさぶアコースティック・グルーヴ度★★★



saigoteruhiko_manatuno
【7"】西郷輝彦/真夏のあらし (CROWN)
青春歌謡歌手からポップス・シンガーへの転換の契機となったセルフ・プロデュース作品「真夏のあらし」(70年発売)は、歌手としての最盛期(セールス面を除く)となった70年代の西郷輝彦を象徴する一曲。アタックの強いフリーキーなピアノが鳴り、超ファンキーにベースがうねりラテン・パーカッションが小刻みにビートを刻むグルーヴ歌謡で、青春歌謡時代の甘い歌唱から一皮向けた迫力のソウルフル・ヴォーカルが炸裂する。作詞:阿久悠×作曲:川口真というコンビらしいダイナミックなサウンドにふりしぼるようなテルのシャウトはどうだ、最高にカッコいいじゃないか!西城秀樹に受け継がれるダイナミック・ロック歌謡の金字塔。
西郷“トム・ジョーンズ”輝彦度★★★

matsubara_mayonakanodoor
【7"】松原みき/真夜中のドア〜Stay With Me (CANYON)
松原みきの79年のデビュー・シングル「真夜中のドア〜Stay With Me」はシティ・ポップ史に燦然と輝くエヴァーグリーンな名曲。三浦徳子と林哲司のコンビによる作品で、西海岸クロスオーヴァー・サウンドと伸びのあるヴォーカルが素晴らしい一曲です。松原正樹(g)、後藤次利(b)、林立夫(dr)という強靭なメンバーが奏でる鉄壁のグルーヴ!軽快なビートとコーラスワークに中盤から盛り上がるブラス…す、隙がねぇ。アリの子一匹入れませんよコレ。キャロル・ベイヤー・セイガーの「It's the Falling in Love」が元ネタという事も有名ですが、正直こちらの方が完成度高いような気が。イントロのコーラス部分を自身で歌っているシングル・バージョンが至高です。
日本⇔西海岸どこでもドア・サウン度★★★



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【7"】南沙織/Ms. (CBS SONY)
南沙織の78年発売の「Ms.(ミズ)」は実質的なラストシングルで、シンシアの歌手生活の集大成とも言える佳曲。作詞/作曲はデビューからお馴染みの有馬三恵子×筒美京平のコンビ。涼しげな女声ハーモニーコーラスが印象的な爽やかだけど少し物悲しさを湛えたメロディは、シンシアの魅力であるはつらつとしたソウルフルな歌唱と約7年間の歌手生活で培われた愁いの表現力や抑制を活かせる緩急とストーリー性に満ちています。眩しくキラキラと輝く太陽のようなシンシアとの別れは夏の終わりのような寂しさを感じて思わず泣けてきますよぅ。
グッバイ夏の彼女度★★★



明日は後編をお届けしまーす!



■2008年のナツカヨはこちら。前編後編
お暇なら見てよね。

natsukayo_blg
本日暦の上では大暑!今日もあっちーねー。
さて昨日から夏に聴きたい歌謡曲〜ナツカヨを紹介する企画をやっております。今日は後編!ミッドサマーにピッタリの曲を選んでみましたよ。
暫くのお付き合いどうぞよろしくお願いします。

nats_hiromi_natsunidakarete【7in】岩崎宏美/夏に抱かれて (Victor)
昨日はサマーガール代表として桜田淳子を紹介しましたが、こちらの岩崎宏美嬢も負けず劣らずの夏娘!彼女の79年のシングルであるこの曲は、ラァラ〜♪と伸びのある歌唱が最高に気持ち良い馬飼野康二作曲のラテンフュージョン!透明度の高い歌声は抜群の歌唱力とリズム感で、暑い夏が少しクールダウンするほど心地良く響きます。パーカッションの効いた軽快なサンバ・リズムに印象的な絡み方をみせるギターも実にカッコイイ(ギターは水谷公生?)。
和製トリステーザ度:★★★

nats_hiromi_pandora【LP】岩崎宏美/パンドラの小箱 (VICTOR)
78年発売のLP「パンドラの小箱」は7枚目となるオリジナル作品、筒美京平プロデュースによる“京平ディスコ”の集大成とも言うべきアルバム。ミュンヘン・ディスコ調の大ヒット曲「シンデレラ・ハネムーン」も収録されていますが、合間に箸休め的に入ってくるミディアム・ナンバーのなんと素晴らしい事よ!「コントラスト」や「想い出は9月ゆき」「南南西の風の中で」など彼女のエレガンスが凝縮された素晴らしい曲ばかりです。特筆すべきは愁いを帯びたメロウ・バラード「カンバセーション」!大橋純子「ひきしお」と双璧をなす和製フィリー・ソウルの傑作です!
コロッケの事は忘れてくれ度:★★★

nats_hiromi_kesshin【7in】岩崎宏美/決心 (VICTOR)
「夢狩人」との両A面として85年にリリースされた「決心」は、「パンドラの小箱」の「南南西の風の中で」路線のウェストコースト・サウンドが美しい一曲。宏美の卓越した歌唱力はここでも遺憾なく発揮されており、“岩崎宏美メロウ最強説”を裏付けてくれてますね。作曲は元・スペクトラムの鍵盤奏者である奥慶一で、波音の効果音やハープの音色でドリーミンな音作りを一層深いものにしてます。まさしく80'sシティ・ポップの王道を行くような名曲!少し安っぽい打込み音が玉に瑕ですが、それを鑑みても余りある魅力に溢れてます。
渚を走るセダン度:★★★

nats_bibi_isei【7in】BIBI /異性感覚 (VICTOR)
ピンクレディー・フォロワーの女性アイドルデュオ・BIBIの5枚目となるシングル「異性感覚」はオールディーズ・サーフ歌謡の大名曲(80年発売)。馬飼野康二による耳馴染みの良いメロディに、元ワイルドワンズのドラムス担当・植田芳暁率いるサーフライダーズが50年代なコーラスをつけています。おっちる落ちる落ちてゆく〜あなたの中にぃ♪楽曲のポップさに隠れ目立たないものの、意外なほど大人びた歌詞は作詞・千家和也って事で山口百恵的な展開を狙っての事でしょうかね。
ワッシュワリワリ〜度:★★★

nats_teruhiko_nishiginza【7in】西郷輝彦/西銀座五番街 (CROWN)
赤い車繋がりで。日本で一番最初にロックンロール歌謡を歌った(65年「恋人ならば」)男、西郷輝彦のテンションの高いホットロッド歌謡がこの66年発売「西銀座五番街」です。噴かすエンジン音、“シックスティーシックス!!”の掛け声、ド派手なブラスに胸ときめくハンドクラップ…もうイントロから即死必至のエレキ歌謡!粋なサウンドメイクは美空ひばりの初期のリズム歌謡にも傑作が多い事で知られる米山正夫のお仕事。リズム歌謡の神様みたいな方です。B面「恋のGT」もこれまた名曲。
エレキ歌謡界のアルファロメオ度:★★★

nats_pink_pirates【7in】ピンクレディー/波乗りパイレーツ (VICTOR)
ピンクレディーの夏歌謡といいますとやはりこの「波乗りパイレーツ」を避けて通る事は出来ませんね。79年のシングル盤でA面に“日本吹込み盤”、B面に“USA吹込み盤”が収録。蛇足ですがUSAの方はブライアン・ウィルソンはじめビーチ・ボーイズのメンバーが参加している事で有名です。夏に聴きたいとなればやはりUSA版を選曲したい所!日本版よりもスロウテンポで、ビーチボーイズによるコーラスワークが別格のサマー・サーフ歌謡へと昇華。God Save The Queenなイントロ&間奏やチープなエレピの音色はUSA版のみの仕様でご愛嬌な一面も。ピンクレディーの巧さがよくわかりますね。
ゴッド・セイヴ・ザ・ビーチボーイズ度:★★★

natsu_minami_kanjo【7in】南沙織/夏の感情 (CBS SONY)
敏腕ミュージシャンがアイドル・ポップスのサウンドを担うって事は勿論日本にもたくさんあります。南沙織の74年のシングル「夏の感情」ではキャラメル・ママ(ティン・パン・アレー)の面々がド迫力の演奏を聴かせてくれます。楽曲自体は有馬三恵子×筒美京平の作で疾走感のあるロックン・ソウル歌謡ですが、ホーン隊の弾けっぷりはもはや“爆裂”の域で重く濃く分厚いグルーヴを醸しだしまくり。細野さんのベース・プレイはかなりキてます!彼が他を牽引して、なんだか皆総じて熱い演奏を披露しているよう。しかしシンシアの歌が全く負けてないのがスゴイ。安西マリアっぽい曲ですが安西マリアじゃここまで弾けられないかな?天然さがど真ん中を貫いてます!
オヒサマーノマスィタデーイ度:★★★

nats_aco_samba【7in】和田アキ子/夏の夜のサンバ (RCA)
ハッ!ギラギラ太陽が沈んだら〜男と女はァハッシッシ!♪ってオイ!70年代丸出しなものすごい歌詞をのせて展開されるダイナマイトアッコのアッパーなサンバ・ソウル「夏の夜のサンバ」(72年)もテンションの高さでは負けてません。真夏の開放感や、ナイトクラブで踊り狂う男女、飛び散る汗から荒い息づかいまでもが聞こえてきそうな迫力のヴォーカル!聴くだけで涼しくなれるのも夏歌謡の魅力なれど、体の芯から熱くなれるのも夏の醍醐味ですね〜、カッコイイ。
モヤモヤ気分はハッシッシ度:★★★

nats_asano_moonlighttaxi【7in】浅野ゆう子/ムーンライト・タクシー (RCA)
浅野ゆう子76年のディスコ三部作のラストを飾る問答無用のディスコ・ソウル!筒美京平のDr.ドラゴン節が全開、洗練された都会的な香りのするディスコ・ナンバーでイントロやブレイクは今聴いてもかっこいいという稀有な楽曲なのです。純然たる和製ディスコ歌謡の頂点を極める傑作でしょう。曲も然る事ながらバックの演奏陣の超絶技巧に舌を巻きます。クレジットがないので調べてみたら、なんとあのサディスティックスが担当しているとの事!!なるほどですな〜
歌って踊れるディスコ女優度:★★★

nats_asaoka_privacy【LP】麻丘めぐみ/プライバシー・ファッション (VICTOR)
麻丘めぐみの76年のアルバム。夏の始まりから終わり、そして秋へ…というテーマで展開される作品で、何と言っても冒頭に収録された麻丘めぐみには珍しいディスコ・ソウル風の楽曲「夏八景」の素晴らしさに心奪われます。上と同じ京平産ディスコ歌謡でも、こちらはアイドルらしい奥ゆかしさ残るキュートな一曲。音数がめちゃ多いのにうざったらしくなく絶妙なバランスのベース&ドラム、ひたすら続くギターのカッティング…バックはそりゃもうファンキー・ディスコそのものなのに、麻丘めぐみの歌声や歌い回しがディスコっぽくないのが逆に新鮮ですごく良い!和泉常寛作曲の「恋景色」も大人びた歌唱が聴けるフィリー・ディスコな名曲。
麻丘めぐみの恥じらいディスコ度:★★★

nats_shibata_loveis【7in】しばたはつみ/ラブ・イズ・イリュージョン (COLUMBIA)
しばたはつみ79年のシングル「ラブ・イズ・イリュージョン」は小田裕一郎作曲によるドライヴ感のあるファンキー・ソウル。小田裕一郎といえば初期の松田聖子のメインライターを務めていた事でもしられてますが、こういう楽曲もかかれるんですね。のっけからシビれる様なサックスのイントロ、軽やかなカッティング・ギター、タイトなホーン隊、ラテン・パーカッションのリズム、ソウルフルなコーラスワーク、そして勿論圧倒的なヴォーカル…どれをとってもファンキー極まりない。そこへ違和感なく共存してしているストリングスがケレン味を与え、ゴージャスな雰囲気を増幅させている。う〜ん実に良くできた曲です。
夜のファンキー女王度:★★★

nats_mayuzumi_tenshino【7in】黛ジュン/天使の誘惑 (TOSHIBA)
68年に発売された黛ジュンによるビート歌謡の超名曲「天使の誘惑」はスティール・ギターの音色が夏っぽさを湛えたハワイアン・ロック。鈴木邦彦の作曲で、手数の多いGS風のドラムと乾いたパーカッションが不思議なビートを奏でてていますね。黛ジュンの黒いフィーリングの歌声がパンチの強さだけでなくスウィング感や繊細さも表せる自在さを身につけ完成を見た記念すべき楽曲です。なかにし礼による作詞も素晴らしい。ひとりGSの名曲として高名なB面「ブラックルーム」のかっこよさも尋常じゃないですよ。
ビート・ガールの真骨頂度:★★★



とまぁ今日も長くなってしまいました。大暑に相応しくアツイ曲が多かったですねェ。今回もヒットしてるもの中心ピックアップしたわけなんですが、やっぱりヒットしてるって事はそれだけ良いってことですね。日本のポップス界のレベルの高さを改めて感じた次第…。前編の分も含めて“日本の歌謡曲って捨てたもんじゃないね〜”って思っていただければ嬉しいです。

2008年夏に聴きたい歌謡曲〜ナツカヨ。店頭でも特集組んでますので、よろしくどうぞ〜!
明日からまたバンバン新入荷ご紹介していきますよー

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