中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう ナカ2号店のブログ

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。絶賛音盤買取強化中!お問合せはTEL、メールにてお気軽にどうぞ。

カテゴリ: ナツカヨ

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ようこそ、ナツカヨ空想レコ屋へ。
2016年のナツカヨ特集《海が見たいの。》OPENいたしました。

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ポンセっぽい人が待ってます。

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レアーな人から気やすい人まで、今年の出演陣も個性豊かです。

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例年通り、すべてのレコードにコメントカードを付けておりますので、お買い物の参考にしてくださいませね!

ナツカヨ特集解禁でウチの店も漸く
"DIVE INTO BRILLIANT SUMMER”出来そう(*‘ω‘ *)


皆様、暑中お見舞い申し上げます。
今年の夏も何卒ご愛顧よろしくお願いいたします。


※通販・在庫/価格のお問合せ等につきましては
明日25日(月)からの受付となりますので、
何卒ご了承くださいませ。



今年もやってるらしいね、あのレコ屋。
―ああ夏っぽい国産歌謡しか置いてないって例のやつ?

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毎度ばかばかしい特集をひとつ。

レア度や価格にこだわらず、大いなる独断と偏見で選ばれた夏に聴きたい国産歌謡音盤を勝手に紹介しちゃう空想レコ屋、今年も開店いたします。2016年は明日〜24日(日)11時OPENってウワサ。

特集・ナツカヨ2016 《海が見たい。》、本日は後編をお送りいたします。


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特集:ナツカヨ2016は24日(日)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌25日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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※自分ではクドいくらいに書いているつもりなのですが、今年もやっぱりフライングお問合せ来てます‥(-.-;)
受付開始以前にいただいているお問合せには返答いたしかねますのであしからずご了承下さい。

では出演者の皆様をご紹介いたします。
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【7"】トミー・ジュン/ 倖せの黄色いティッシュ (VICTOR)
まずはフレッシュなギャルから。元ゴールデン・ハーフ・スペシャル、ゴールデン・ハーフじゃなくてスペシャルの方。の、トミー砂川による改名ソロ第一弾。サクランボを歌った本家の向こう(というより斜め上)を張ったのか、はたまたハンカチよりも気楽な存在をアピールしたかったのか、「倖せの黄色いティッシュ」。企業物でもないのにやけにティッシュ、ティッシュと頭に残っるシーサイド・ディスコ歌謡界のあたりめ。安っぽい味わい(褒め言葉)が最高なのよ。レスラー・テーマ曲みたいなイントロと、いるのか?ってくらい過剰なベンチャーズ風エレキ音効果がサビ前でピタリと止むのも意味不明過ぎてたまらない。もし明日、店頭に黄色いティッシュたくさんぶら下げてたら皆さん来てださいますか?
※試聴「トミー・ジュン/ 倖背の黄色いティッシュ」



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【7"】水森亜土/ 恋の呪文はアパニャー・ドン! (TOSHIBA)
亜土ちゃん♡83年発売のシングル。呪文というだけあって妙に中毒性の高い〽アパ・アパ・アパ・ニャードン🎶というフレーズが印象的なこの南国様のキッチュなポップ・ソングは、元々インドネシアの歌手ウィス・ダーリアが歌ったヒット曲のカヴァー。原曲も小悪魔的な魅力に溢れてますが、そこは我らの亜土ちゃん!ねこの鳴き声風SEやDTBWB新井武士による日本語詞など遊び心を随所に盛り込んで、彼女のために作られたかのようなドンズバの仕上がり☆ちなみに当時のウィス・ダーリアを検索してみるとほんの〜り亜土ちゃんに似てる気がするの不思議。
※試聴「水森亜土/ 恋の呪文はアパニャー・ドン!」
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【7"】MELON/ P.J. (ALFA)
元プラスチックスの中西俊夫、佐藤チカを中心とした和製トーキング・ヘッズなプロジェクト、MELONのデビュー・シングル。資生堂のヤング・コスメ・ブランド〜パーキージーンの82年度CMソングとして採用されました。ギターに土屋昌巳、ドラムに高橋幸宏、フレットレスベースにパーシー・ジョーンズ、クラヴィネットにはバーニー・ウォーレル(RIP😓)という豪華な面々。そしてこの曲の肝となっているスティールパンには後のWATERMELON GROUP期に加入するヤン冨田が参加してます。先進と心地良さの同居するトロピカル・ニューウェイヴの傑作チューン!




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【7"】屋良ファミリーズ/ゴーゴー・チンボーラー[B面] (RBC)
屋良ファミリーズの琉球レアグルーヴ来た!!「白浜ブルース」入りの再発ちゃいます、オリジナルRBC7吋盤です✧琉球民謡の定番《国頭ジントーヨー》を洒脱にジャズ・ボッサ化してしまった「ボサノバ・ジントーヨー」。メロディはもちろんヨナ抜き音階の地のものなのにシェイカーとエレクトーンの演奏に乗ってクセがなく美しく響きます。ジャズ・アレンジの唱歌童謡とか近い感覚、新風吹き込みまくり。そして相対するように野性味とならず者っぽさを感じさせるB面「ゴーゴー・チンボーラー」の不良性!かっこよすぎでしょ?シャッフル・ビートのドラムに思わず痺れるウチナー・ロックステディ。これはモッドと呼んで差し支えないはず!
残念ながら盤面にビニ灼けがありA面「ボサノバ…」には結構なノイズが出てしまうのですが、オリジナル盤を手にする機会はそうない一枚ですのでぜひ!
※試聴「屋良ファミリーズ/ ボサノバ・ジントーヨー」👈要確認
※試聴「屋良ファミリーズ/ ゴーゴー・チンボーラー」



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【7"】夏生三暎/  白い吐息でモナムール (VICTOR)
白い、白すぎる…!世が世なら美白の女王の名を欲しいままにしたであろう、こちら夏生三暎(なつお・みえい)さまです。職業は女優とのこと。不勉強にて全く存じ上げませんでした。プロフィール欄の出演作には《「西部警察」(準主役)、「私鉄沿線97分署」(準主役)、「アフタヌーンショー」レポーター(レギュラー)》とわざわざ括弧付きで記載されているんですが、いずれもぱっと思い浮かばないし「西部警察」の準主役は舘ひろしだとばかり。。それはさておき内容です。蒼白!女優!!しなだれ!!!と来れば導き出される答えは歌唱力を問わないウィスパーなアンヌイ・ボッサと相場は決まっています。まるで砂の城の如き危うさ、虚構の上に立つ偶像を具現化したような存在感に我々は目を離すことが出来ない!
※試聴「夏生三暎/ 白い吐息でモナムール」
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【7"】カルーセル麻紀/ バナナ・ボーイ[B面] (日本コロムビア)
68年発売、ニューハーフ・タレントのパイオニア、カルーセル麻紀様の歌手デビューシングル。見開きピンナップジャケットも麗しゅうございますな。カルーセルさんでナツカヨときたらB面「バナナ・ボーイ」で決まりでしょ。乾いたコンガとマラカスの音色で幕を開ける南国ラテン歌謡の傑作。〽バナバナバナバナバナナ〜🍌と矢鱈にバナナを連呼する心算ありげな歌詞を、ケロリと歌いこなす豪胆さがすこぶる気持ちいい!姐さんこそ《洒落男》だよなって思ってしまいます。👈洒落男のトコはあの巻き舌で読んでくださいな。carouselmaki_bananaboy2




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【LP】ユミ飛鳥/メリーゴーランド (FORLIFE)
「バナナ・ボーイ」と来たらば、ぐぐんと時空を超えて「トースト・ガール」を呼んでこなくちゃ。82年に青山に開局された日本初のミニFM局『KIDS RADIO STATION』。音楽制作にも尽力していてオレンジ・シスターズや「Big Wave」のパイナップル・ボーイズ、そしてココナッツ・ボーイズ(のちのC-C-B)を輩出したこの局から看板娘のユミ飛鳥ちゃんの唯一LP登場。裏声コーラスに酔いしれるオールディー・テイストの1曲目「トースト・ガール」から声優も一目置きそなキャンディ・ヴォイス炸裂。ゆるゆる感と軽やかなメロディが絶妙な「NUTS TO YOU」、DA DOO RON RONならぬ「DO THE ZEN ZEN」の小気味よいビートもごきげん♪最後にKIDSステーションのジングル集を収録してるのもうれしい〜
※試聴「ユミ飛鳥/ トースト・ガール」
※試聴「ユミ飛鳥/ NUTS TO YOU」
※試聴「ユミ飛鳥/ DO THE ZEN ZEN」



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【7"】ソフトクリーム/ごめんあそばせガンバリ娘 (FORLIFE)
ついでに《ガンバリ娘》も召喚や!おまけの子c欽ドンこと遠藤由美子と大塚真美を中心にしたアイドル・グループ、ソフトクリーム。天野千英から大橋直美へメンバーチェンジ後の5枚目となるシングル。森雪之丞・作詞、後藤次利・作編曲でちょびっと早熟なテーマを歌っていたためプロト・おニャン子と称されることもあるようですが、この「ごめんあそばせガンバリ娘」もまさに!高速サンバ・ビートの導入から愉快痛快なハイテンション、ユミのロリ声をメインに可愛らしく元気なお色気を振りまいてます。ソフトクリーム楽曲の中でも一二を争う名曲だと思ってます。元気出るぅ。うっふん♡
※試聴「ソフトクリーム/ ごめんあそばせガンバリ娘」

ぎこちない振付かわいいし、後ろのゴリラ役やりたい🐵



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【7"】西慎嗣&ロード・ロード・ローディ・ミス・クローディ・グループ/ 時には恋人さながらに (VICTOR)
スペクトラムのギタリスト、西慎嗣の1stソロ「NISHI.」(桑田佳祐初プロデュース作)からのリードシングル。和製レゲエ名曲として知られるB面「DON'T WORRY MAMA」は、後にエマニエル坊や出演のクラリオンCMに起用された「すてきなトランスポーテーション」とのリカップリング7吋が発売されますが、こちらの方が断然強力ですよ!桑田節にスワンピーなファンキー・サウンドが冴える大上”タイフーンレディー”留利子参加のマスターピース。西との阿吽の呼吸で聞かせてくれます!半ばの台詞、《あかん。ボク、頑張らなあかんよぉ、ほんまに。頑張らなあかんねんよ、負けたらあかんねんよ。わかってるぅ?》ってあまりにド迫力で聴いてる方もタジタジ必至。こんなん圧倒されるに決まってますわ。
※試聴「西慎嗣&ロード・ロード・ローディ・ミス・クローディ・グループ/ 時には恋人さながらに」



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【10"】ポス宮崎とコニー・アイランダース/ ポスの“ラヴ・レター” (KING)
オッパチのハニーアイランダース、バッキーのアロハハワイアンズと並び日本の三大ハワイアン・バンドとして数えられるポス宮崎とコニー・アイランダースを今年の夏は選んでみたい!62年発売の10吋盤「ポスの“ラヴ・レター”」は珠玉のポピュラー・スタンダードの数々を甘く揺蕩うハワイアン・ムードでカヴァーした逸品。「キャラヴァン」のエキゾチシズムはスティールギターとの相性抜群だし、ラテン・リズム・アレンジの「第三の男」なども絶品ですが、この「私の青空」が白眉なのです。50年代のダークダックスを思わせる暖かく軽妙なスキャットで歌われていて耳からウロコがぽろり。えー歌モノいいやん!気品&ジェントル。至極のリラクシン・アルバムですよこれは。
※試聴「ポス宮崎とコニー・アイランダース/ 私の青空」
※試聴「ポス宮崎とコニー・アイランダース/ キャラヴァン」


さあ漸く最後まで来ました。いつもラストの1枚は『第一印象から決めてました』で一番最初に決まります。結末から構成を考えるガラスの仮面方式を採用しているナツカヨ特集。

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【7"】大橋節夫/ズボンの折目 (KING)
ポスからバトンを受けてご登場、ヒアカムズ、オッパチさん。不惑の年を越え、50にして起つ!スティールギターもウクレレも持たず世良譲と彼のグループの演奏で歌う、大橋節夫ソロ・デビュー盤。遅れてきたルーキー過ぎるけど、満を持した甲斐のある名盤です。歓喜。
先にB面「さり気ない素振りで」から聴いてまいりましょう。コロコロと軽妙洒脱な世良譲のピアノに乗せて粋にスウィングするジャズ歌謡大傑作。これだけでも間違いないのですが、A面「ズボンの折り目」の素晴らしさよ。《私がいなくてもハンカチは替えてね ズボンの折り目はきちんとつけてね あなたが一人でいるなら》自ら作詞作曲を手がけ、語りかけるように訥々と歌われるこの稀代の名曲を無視することは出来ません。淡々と刻むドラムのブラシ、ウッドベース、ヴィブラフォンの音が切なさを一層増幅させます。寂しさに寄り添い心に沁み入る、恋する大人のための歌。
※試聴「大橋節夫/ さり気ない素振りで」
※試聴「大橋節夫/ ズボンの折目」
プロモシートになってるカバー・ジャケット付きで入荷しました。年生のオッパチさん、ハンサム!!
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ということで以上が今年のナツカヨ出演者の皆様です。
毎度のことながら珍し盤の少なさをお手頃盤の量でカバーしたがるビビりん坊。

今回も前編・後編ともに全曲試聴ファイルを添付しておりますので、是非とも耳でお確かめの上、今年のお気に入りを見つけてくださいませ。

2016年のナツカヨ特集は明日24日(日)11時より店頭オープンです。
皆様のご来店を心よりお待ちしておりますm(_ _)m


しつこくて申し訳ありませんが↓↓↓↓↓
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特集:ナツカヨ2016は24日(日)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌25日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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夏に聴きたい国産歌謡だけを置いている空想レコ屋が今年の夏も開店するという・・・。

一年ぶりにこの季節がやってまいりました。
今年もやります、ナツカヨ特集2016。
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ナツ・カヨ=夏・歌謡 (※歌謡は広義に国産音楽という解釈)。

レア度や価格にこだわらず、大いなる独断と偏見で選ばれた夏に聴きたい音盤をむりやりご紹介してしまうこのレコ屋"海の家”。2008年からひっそりと開業して今年で9年目となってしまいました。来年10周年とか考えて戦慄しています。。

例年海の日近辺で開催してましたが今年は予定が立て込んでいたため一週遅れ。2016年のオープンは明後日〜24日(日)11時よりの開店とあいなりました。

では、いざ。
今夏もあなたと海が見たい。


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特集:ナツカヨ2016は24日(日)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌25日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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※毎度毎度フライングお問合せをいただくのですが、お問合せ受付開始以降の返答となりますのであしからずご了承下さい。


それでは2016年のラインナップを見てまいりましょう。
毎度おなじみ、長文となっております。お目汚し御免!

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【7"】高中正義 and 楽園ガールズ/ ようこそ、夏の王国へ (Kitty)
一枚目に相応しい題名。まさに夏そのもの、名は体を表す高中正義のアルバム「夏全開」からのシングルカット。作中でも一際目立っていたキュートなトロピカル・エレレガエ〜カリプソ・ポップの傑作がちゃんと7吋で出てるなんて最高すぎ。ここで可愛らしい歌声を披露してるのは作曲家や山下達郎のバックコーラスとしても知られるCINDY。作品中では姉妹コーラスグループのEVEと共に楽園ガールズとクレジットされてます。実に完成されたサウンドで最近の音源と言われても違和感のないエイジレスな名曲♩
※試聴「高中正義 and 楽園ガールズ/ ようこそ、夏の王国へ 」


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【7"】水野ますみ/ いとしのスキャンドール (TEICHIKU)
〽刺激が強すぎたらごめんなさい〜これでも控えめなの〜抑えている〜♡と歌うのも納得。見開きジャケをと開くとドン!飛び出すダイナマイトな肢体🙈💞モデル〜グラビアアイドル出身の水野ますみ、81年の歌手デビュー盤。これがドリーミンなサマー・ポップの大名曲なのです。作詞・阿久悠、作編曲・都倉俊一の黄金コンビによるもの。消え入ってしまいそうなますみ嬢の儚い歌声を、徹頭徹尾フォローするBB5風男声コーラスの素晴らしさ!彼らが真の主役と言っても過言では・・・いや過言か(笑)
※試聴「水野ますみ/いとしのスキャンドール」
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【7"】JACK/ アグネス讃歌 (CBS SONY)
もういっちょグラビアン魂!アグネス・ラム本人歌唱と見せかけてアグネス好きおじさんの思いの丈を歌にしたリラクシンなハワイアン・ボッサ風味の迷曲、もとい名曲。『JACK』という名義ですがどこをどう聴いても浜口庫之助ですね(汗)潮騒とアグネス・ラムらしき女性のアロゥハ〜マイ・フレンド♪という囁きを随所に挿入。アグネスが歌手デビュー(77年)する前の76年に発売されてます。
※試聴「JACK/アグネス・ラム讃歌」
ちなみに元の所有者であろう《よしひこ》のアグネス・ラムへの情熱を感じる汚レコード仕様(笑)!👇👇
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【7"】金井克子/恋はボサノバ (日本コロムビア)
キレイどころは続く。くは〜。ナツカヨでこういう盤を紹介できるのはなんという僥倖(なかなか入らないんだもの)。金井克子の63年発売シングル「恋はボサノバ」はご存知、イーディ・ゴーメの大ヒット曲の漣健児訳詞日本語カヴァー。同時期に梓みちよも録音してますね。これはボサノバなのか?という疑問はこの時代のあるあるなのでこの際置いといて、素晴らしいの一言に尽きます。エレガント且つスウィート、なのに気風の良さも感じさせる歌いっぷり。あっという間の2分16秒、取りこぼすことなくご堪能ください!コーラスにプリムローズ、名調子の演奏のエマニアーズ・コンボ(ジャケットではエマコアーズとなってますが印字ミス)は日本コロムビアの専属バンドとして活躍した、イルカの父親の保坂俊雄率いるエマニアーズのメンバーと推測されます。レア盤!
※試聴「金井克子/恋はボサノバ」


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【7"】真帆志ぶき/ カラ・リリー・レイディ (日本コロムビア)
劇団四季がシェイクスピアの喜劇「ヴェローナの二紳士」を元にした75年のミュージカル「ヴェローナの恋人たち」。宝塚退団直後のスータンこと真帆志ぶきがヒロイン、シルヴィアを演じると共に主題歌を歌ってます。明朗なラテン・チューンのA面も素晴らしいけれど、B面「カラ・リリー・レイディ」が輪をかけて!リズミカルなパーカッションと管楽器の応酬に、ヅカで鳴らした貫禄の歌声。ヒロイン役なのに男性役がハマっちゃうのはご愛嬌。カリプソ風味のメロディでわずか90秒程しかないというのにこの爽快感はどうだろう。やはり越路吹雪直系の華のある歌い手であったことがひしと伝わる。石川晶関連盤だけでなく魅力を再度探訪すべき人だと思いますね。
※試聴「真帆志ぶき/カラ・リリー・レイディ」


ナツカヨ9年もやってきて慢性ネタ不足に悩まされているわけです(やらなきゃよかったw)。これまでも歌謡曲って言葉をだいぶ広義に捉えてきてますが、更に境界を曖昧にしていきたい2016。英詞だっていいじゃない。国籍だってどこでもいいじゃない。


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【EP】KAIMO/ HERITAGE (日本コロムビア)
というわけでハワイからの刺客、KAIMO氏をご紹介。80年に日本コロムビア委託制作(PLS規格)による33RPM EP盤をリリースしているだけの、はっきり言って謎の人物。申し訳程度に載っている英文ライナーから恐らくアジア系のハワイアンでバーのお抱え歌手だろというのは読み解けますが、詩的な表現が多すぎて肝心な情報は掴めず。しかしこの男、実に素晴らしい声の持ち主なのです。ハワイに因んだ作品を含め4曲収録していますが、中でも「He Touch My Feelings Deep Inside of Me」がインクレディブルなトロピカル・フリーソウルで本当に素晴らしい!すべての編曲をコルゲンこと鈴木宏昌が担当しているという事実になるほど、合点、合点。2016年のニューディスカヴァリー盤(だと思ってます)。
※試聴「KAIMO/ He Touch My Feelings Deep Inside of Me」


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【LP】酒井俊/ LOVE SONG (TRIO)
女性ジャズ・ヴォーカリスト、酒井俊の78年発売2ndアルバム。カナダのファンク・バンド〜H.Pライオットをバックに迎えLA録音されたライトメロウ的名作です。先のKAIMOのフリーソウル・チューンを聴いてすぐに思い出したのがダニー・ハサウェイの「Flying Easy」だったので、これをカヴァーしているこの作品を選出しました。爽快に飛翔するナイス・カヴァーですね。他にWAR「SMILE HAPPY」のチャーミングな日本語カヴァーもまさに《イイ感じ》で夏に相応しい♪ 
※試聴「酒井俊/Flying Easy」
※試聴「酒井俊/ SMILE HAPPY」


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【7"】井上大輔/ AT THE CLUB HOUSE (FUNHOUSE)
サントリーのウイスキー「OLD CLUB HOUSE」CMソングに起用された曲で、実際のCMでは主演のジョン・ローンがピアノの傍でグラス片手に歌っていたのを覚えておられる方もおいでと思います。こちらは88年にシングル発売された作者自ら歌う自演盤。スタンダード・ナンバーだと紹介されても納得してしまいそうなオールドタイミィで耽美なジャズに仕上がってます。サックスはゲッツ・マナーかな?。流麗なストリングスとヴィブラフォンの音も実にロマンティックで、恍惚のヴォーカルと相俟ってラグジュアリーな雰囲気が一層高まります。

ジョン・ローンのCMはこちら👇



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【7"】葉山レイコ/ オフショアの恋人 (POLYDOR/lollipop)
80〜90年代を牽引したセクシー・タレント、葉山レイコの汚れを知らぬアイドル歌手時代のデビュー盤(86年)。小島(児島)由美の作詞曲による「オフショアの恋人」は透明感あふれる歌声が耳に涼しいサマー・ブリーズ・メロウ。大胆すぎるポップ解釈の「Lover Come Back To Me」を聴かせるB面も衝撃的。意味不明なキャッチフレーズ《ハワイアン族のマドンナ》を引っさげて活動していたものの結局鳴かず飛ばずで後の路線に宗旨替え。セクシーな国民的マドンナとなられたという立身出世物語。
※試聴「葉山レイコ/オフショアの恋人」
※試聴「葉山レイコ/ Lover Come Back To Me」


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【7"】1986オメガトライブ/ Brilliant Summer (vap)
山下達郎「Come Along」や杉山清貴&OT時代の「カマサミ・コングDJスペシャル」の流れを汲むDJナビゲート入りのコンピレーションアルバム「DJ SPECIAL」を発売した1986オメガトライブ。この時に新曲として収録された「Brilliant Summer」はシングル発売や他アルバムへの収録もなかったけれどファンの間では隠れた名曲として知られた存在でした。ブラジリアン・テイストのキラキラした極上のサマー・チューン。エレガントな転調に思わず息を飲みます。そ、れ、が!プロモオンリーで7吋化されていたのです😭 し、か、も!曲紹介DJが入ってない完全版で😭😭とうちゃん、おれは今猛烈にカンドーしている!片面シングル。
※試聴「1986オメガトライブ/ Brilliant Summer」


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【7"】つなき&みどり/ 甘えてもいいわ [B面] (POLYDOR)
三原綱木と田代みどりによる夫婦デュオの75年シングル。この次の7吋「Jの5番」発売後に別居/離婚〜解散を迎える流れを知らずとも、ジャケから《もうあかん》感が漂ってしまっているわけですが、作品の方はええ塩梅の成熟加減。作編曲こそ綱木ですがもはやみどりのソロと言っても過言でないB面「甘えてもいいわ」。嗄れ気味の声で囁くようなヴォーカルがセクシーな大人のボサノヴァ歌謡、「Lovin' You」ばりの〽シャララララがまたたまらないの。須藤薫/平山三紀「やさしい都会」あたりにも繋がる世界観で好事家の心を掴むのではと思います。
ナツカヨということでB面を選抜しましたがA面「あなたも数のうち」は二人の掛け合いも熱く初期の作風色濃いファンキー・フォークで最高です!
※試聴「つなき&みどり/ 甘えてもいいわ」
※試聴「つなき&みどり/ あなたも数のうち」


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【7"】島田歌穂/ 海が見たいの [B面] (TRIO/Ray)
さて前半戦のラストに今年のピンナップ・ガール登場です。ロビンちゃんcがんばれ!ロボコン〜「マンガチックロマンス」でアイドルとしてデビューした島田歌穂。ミュージカル「シンデレラ」出演を機に舞台女優として大人っぽくイメージを刷新した82年の4thシングル。B面に収録の「海が見たいの」は小川知子が74年に発表したなかにし礼×筒美京平のペンによる隠れた傑作のカバーです。この歌、ほんと大好き。完熟期録音の小川版と比べ、まだ10代の島田版。年若い分清廉な印象ですが、丁寧に歌われていて好感もてる♩ドラム、ギター、サキソフォン…ロック度を濃いめに打ち出してる演奏で程よくバランスがとれてます。《潮風がたわむれに あけたページを 読みかえし むかしの自分に逢いたい》 今歌っているところも聴きたいナァ。
※試聴「島田歌穂/ 海が見たいの」


・・・と前半はこのような内容になっております。
明日は後編やりますよ。いいレコまだまだ控えておりやす。

2016年のナツカヨ特集は明後日24日(日)11時より開始です。どうぞお楽しみになさっててくださいまし。!


繰り返しになりますが↓↓↓↓↓
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特集:ナツカヨ2016は24日(日)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌25日(月)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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過去のナツカヨ特集についてはこちらの《カテゴリ:ナツカヨ》からご覧いただけます。
やや重ためですが、お暇なら見てよネ✧

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ナツカヨ空想レコ屋オープンしました!!
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お天気いいいですね!!気分がいいですね!!
梅雨明けしたかな?絶好の海の日。

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今回は結構な量になりまして、4箇所に飾っております。

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今年も全部にコメントカード付けておきました!

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イイ女岡田奈々とともに待ってるよ!

夏に聴きたい国産歌謡だけを置いている期間限定の空想レコ屋が今年も海の日にオープンするという・・・。

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夏に聴きたい国産歌謡をナカレコ的独断と偏見でチョイスする特集企画、ナツカヨ。8年目を迎える今年もなんとか無事に開催ができそうです。

音楽の翼ならどこまでも高く舞い上がれる。
本日はナツカヨ特集2015〜夏の翼。の後編を執り行います。

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特集:ナツカヨ2015は20日(月・祝)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌21日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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※毎度毎度フライングお問合せをいただくのですが、お問合せ受付開始以降の返答となりますのであしからずご了承下さい。


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【7"】上田正樹/ハーダー・ゼイ・カム (POLYDOR/Kitty)
上田正樹KITTY時代の難関7吋がついに来た!もちろんジミー・クリフが歌った伝説的レゲエ映画主題歌、しかも日本語カヴァーなんて・・・その事実だけでも好事家にはたまらない存在ですがこれ内容もホント最高。コーネル・デュプリー、リチャード・ティーを擁するフュージョン・バンド、スタッフの演奏にオーヴァーダブ録音されたものですが、無理や違和感を感じさせることなく血肉化に成功。ゴスペル風の女性コーラスを配する事によって上田正樹らしいソウル・レガエに到達してます。お見事。編曲は星勝、日本語詞を担当してる森田純一とはモップス「雨」が繋ぐ縁でしょうか。
※残念ながらジャケット・カット、A面にプレスミスがあり若干プチ音出る箇所あります…(´;ω;`)
※試聴「上田正樹/ハーダー・ゼイ・カム(日本語ver.)」


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【7"】Kaja/サンバ・ストリート [B面] (discomate)
ポプコン・世界歌謡祭出場の博多出身バンド、Kajaのデビュー・シングル。カジャ、ではなく、カヤ。主にウェストコーストAORの楽曲を得意としていたそうですが、こちらB面に収められた「サンバ・ストリート」は心地よさ満点のサンバ・ポップ。庄野真代を髣髴とさせるややハスキーな女性ヴォーカルの成熟した魅力と、リラクシンな雰囲気から徐々に高揚するサンバのナチュラルな充足感のコントラストも素晴らしい。星勝プロデュース&アレンジ。
※試聴「Kaja/サンバ・ストリート」


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【7"】スターボー/サマー・ラブ (POLYDOR)
スターボーの3枚目にしてラスト・シングル。地球に「A・I(愛)」を伝えるためにやってきた宇宙三銃士、っていうデビュー時のコンセプトが衝撃すぎて以前は地味な普通のアイドルポップだななんて思っていたのですが。噛めば噛むほどに愛しさを増す極嬢サマー・サンセット・メロウ。切なさを煽る三連カスタネットがにくいよ!大人の事情に振り回され不運のアイドルといえるでしょうが、あの登場がなければこれもないのかと思うと…まこと縁は異なものであります。
※試聴「スターボー/サマー・ラブ」


banana
【7"】BANANA/エスパドーリュ [B面] (COLUMBIA)
日本バナナ輸入組合・JBJAの89年キャンペーン・ソングというどニッチな隙間産業。キッチュなサーフィンUSA歌謡のA面も企画物にしては上々ですが、ペット・ショップ・ボーイズちっくなトロピカル・エレポップ「エスパドーリュ」の方が気持ちええのでB面を採用。ここ数年履いている人よく見かけるし。秋元康プロデュースで山川恵津子アレンジという事でおニャン子〜うしろゆびフォロワーっぽいキューテストな一曲。舌足らずな声も高ポイントでさ。
※試聴「BANANA/エスパドーリュ」


welcome
【7"】WELCOME/ センチなサマー・ソング[B面] (VICTOR)
最近では頭脳警察のギタリストとしても活動する菊地琢己率いるバンド、ウェルカムの82年シングル。ポップなハーモニーを活かした西海岸AORサウンドにのせベーシスト江川宏がソフトな歌声を聴かせるB面が特にいイイ!その名の通りにとても「センチなサマー・ソング」していて胸きゅん。
※試聴「WELCOME/センチなサマー・ソング」


the station
【7"】ザ・ステーション/ REMEMBER SUMMER BREEZE [B面] (POLYDOR/Lollipop)
な!えせチューブ!!と思わず呟いてしまいました。名前、ジャケから洩れいづる飛沫オーラがなんとも言えない86年シングル。全然レイドバックしてないバキバキA面に眩暈をおこしかけていたけど、B面聴いたら目が覚めました。歯切れのいいキラキラ摩天楼サウンドのシーサイド・メロウ。勢い余ってちょっとまぬけな拍子木の音が入ってるの、バブルの勢いを感じるなぁ。清水健太郎風のとっぽいヴォーカルも伊達男してて最高。
※試聴「ザ・ステーション/REMEMBER SUMMER BREEZE」


think tank punk
【7"】Think Tank Punk / MAYBE STILL I LOVE YOU (朝日ミュージックサービス)
朝日放送公開バラエティ《ヤングプラザ》をご存知ですか?キダタローがMCを務める関西アマチュアバンドの登竜門的名物コーナーがありまして。番組での演奏と売り込みの弁を500枚レコード化し、関西の協力レコード店にて一定期間販売➔ノルマを達成すればメジャー流通、達成出来なければ原盤を観客の前でトンカチで割る、という企画。この関連盤も数々発売されてますが、番組内の演奏を音源化するので些か頼りないフォーク調のものが多いのです。しかしこのThink Tank Punkという京都のバンドはヤンプラらしからぬセンスを炸裂。パワーポップにも接近しそうな疾走感のあるポップンロールで実に痛快。売り込みの弁で目標とするバンドはレイジーと答えており、なるほどな!と膝を打ちました。番組内の結果はどうだったのか、うーむ気になる〜。
※試聴「Think Tank Punk / MAYBE STILL I LOVE YOU」


cat walk
【7"】CAT WALK/ Bonita (NOW PRINTING ?)
謎の自主制作盤。作曲も担当している〈SHINJI BABA〉という人物を中心とした5人組バンドで、芦屋市のMUSIC CITYというスタジオで録音されたという事の他はまるっきり詳細不明なのですが、これがかなりのディスカヴァリ盤で驚愕しております。80年代初期辺りの音だと思われますが、自主盤とは思えない切れのある演奏と洗練されたソングライティング・センス。ダンサブルなAORというか夏っぽい爽やかなシティ・ソウルで初期のCharに通ずるトコロありますね。レーベル名なのかなんなのか❝NOW PRINTING❞ってのが混乱を誘ってて更に好きになりやした。レコードストア・デイで復刻してほしいわ〜。
catwalk_nowprinting
※試聴「CAT WALK/ Bonita」


funakura tamaki
【7"】舟倉たまき/気分はレッド・シャワー (COLUMBIA)
ここ数年の間に林哲司グレイト・ワークスとしての評価が安定してきた女優・舟倉たまき(現:舟倉舟由佑子)の歌手デビュー・シングル「気分はレッド・シャワー」(牛乳石鹸CFソング)。爽やかなサバンナ歌謡風味のシティ・ポップ大名曲。アイドル・ポップスほどの媚態もなく、ニュー・ミュージックほどコンシャスでもなく、ふわふわと危ういバランス感覚も含めて愛おしいサマー・ジェムズです。
※試聴「舟倉たまき/気分はレッド・シャワー」


sakakibara ikue
【7"】榊原郁恵/真夏のファンタジア (COLUMBIA)
幾度となくスルーかましてしまってた榊原郁恵のピーター盤、杉真理作曲・船山基紀編曲によるコーラスワークバツグンのAOR的美メロ・ナンバーで夏にぴったりだったのです。しかも大衆性と透明感、ほどよく歌唱力を備えた郁恵ちゃんの声は理想的なアイドル・ヴォーカルだし、こんなに安くていい盤に気付かなかったんだろ。と反省しきり。しっとりモイストしてるB面も素敵なんだな♪
※試聴「榊原郁恵/真夏のファンタジア」


hamada juri
【7"】浜田朱里/カンゲキ・ドウトウ・サンバ [B面] (CBS SONY)
制作の経緯を知りたくなる浜田朱里の北方領土返還7吋。B面には北の大地から届けられたマジカルなご当地歌謡「カンゲキ・ドウトウ・サンバ」を収録。これが道東地名を織り込んだコミカルな軽快サンバで絶品。作詞曲は演歌や音モノの仕事が多い中山大三郎で仰天してます。高田弘の編曲に依るところも大きいでしょうが、古田喜昭楽曲を歌うシュガーのようなコケティッシュさ。これいいな〜カンゲキしました!
※試聴「浜田朱里/カンゲキ・ドウトウ・サンバ」


mitsuya yuji
【7"】三ツ矢雄二/もう一度だけ・カーニバル (KING)
三ツ矢雄二愛を隠さない店です。ちょっとスタイリスティックス「愛がすべて」感もある華麗なるサンバ・ディスコ。大サビの下からすくい上げるような堂々たる歌いっぷりが高湿度でくせになりそう。そんなグレーゾーン歌謡がまさかのフジテレビ時代劇スペシャル《二人の武蔵》挿入歌(!)というクレジットにちょっと動悸が止まりません。見、見たすぎる。。
※試聴「三ツ矢雄二/もう一度だけ・カーニバル」


slapstick
【7"】スラップスティック/ココナッツ・エンジェル (CANYON)
これも三ツ矢雄二愛。なぜか夏になると聞きたくなってしまう、野島昭生、古川登志夫、曽我部和行、古谷徹、三ツ矢雄二からなる芸達者声優集団スラップスティック。コーコココココココーコナーッツ♪ってキャッチーなフレーズがごきげんな、ソングライター森雪之丞の魅力光るオールディー・ビーチ・ポップ。途中に挿入される恥ずかしいミニコントとジャケも最高でしょ?
※試聴「スラップスティック/ココナッツ・エンジェル」


kaneo yoshiro&west
【7"】金尾義郎&WEST/東京トゥナイト (EPIC SONY)
博多のライヴハウス・照和にも出演していた《福岡からの熱い風》こと金尾義郎&WESTのデビュー曲。これがまさかの本格ロック・レガエ、めちゃめちゃクールです。しかも編曲が木戸やすひろ!更にまさかのクレジットに驚愕し思わず二度見してしまいました。しかし何故に「東京トゥナイト」?と思ったら、東京に出てBig Chanceつかみたい!という歌。つまり「とんぼ」やね。照和時代、ともに人気を二分したという長渕剛と、花の都への憧憬を語り合ったのかしらん。
※試聴「金尾義郎&WEST/東京トゥナイト」


yuyu
【7"】ゆうゆ/サヨナラ志願 (PONY CANYON)
もしゆうゆのベストを問われたら、個人的にはまずこの88年7吋を挙げるかと思います。小森田実作曲のキラめくサウンドはそのままに、大人っぽくトーン・オフした歌声がセンチメンタルなシーサイド・ポップ「サヨナラ志願」。安全バンド〜ペグモの長沢ヒロ作曲の甘酸っぱくはずむエルボウ・ボーンズ歌謡のB面「戸惑いリグレット」。どちらも完璧で最高。そして、極めてサマー。
※試聴「ゆうゆ/サヨナラ志願」
※試聴「ゆうゆ/戸惑いリグレット」


yasuda narumi
【7"】安田成美/透明なオレンジ―愛のオレンジラインより― (徳間JAPAN)
電電公社イメージソングに起用された84年7吋。テクノ・ポップとソウルの要素が融合する南佳孝作曲・船山基紀編曲のグッド・メロディというのが大前提。しかし、すべてを凌駕する安田成美の歌唱力よ!無機質なプラスチック感と相まって、そのゆらぎの彼方に見える宇宙(という名の無)へ吸い込まれそうになるのは暑さのせいだけじゃない!安田の前に安田なく、成美の後に成美なし、という無二の存在。繰り返し聴きすぎてうっかり悟りを開くところでした(*_*;
※試聴「安田成美/透明なオレンジ」

winds
【7"】ウインズ/SUMMER BREEZE [B面] (CBS SONY/Tee)
作編曲に留まらず自らヴォーカルも執る都倉俊一プロジェクト〜ウインズの80年作。作曲家でなくSSW・都倉俊一の世界観が色濃く出たB面「SUMMER BREEZE」もこの夏愛聴したいミディアム・チューン。情感を抑えたセンシティヴなヴォーカルと幾重にも重なるロマンティックなコーラスが絶品です。
※試聴「ウインズ/SUMMER BREEZE」



hide & rosanna
【7"】ヒデとロザンナ/お天気いいですか!! (WARNER/DiscoVolante)
最後はこれで〆。珍し盤や人気盤もちらほらありましたが、今年の特集のハイライトはこのヒデロザです。83年発売。波の音とカモメの鳴き声が響くナチュラルで居心地のいいサンバAOR風。なぜだかヒデまでカタコトっぽくきこえるサビの『お天気いいですねハハー』『気分ガイイデスネ』という息のあった応酬が本当にチャーミングで胸にじんわりきてしまいます。こういうレコードを紹介したくてナツカヨ企画を始めたんだったナ。素晴らしい歌に出会えてとても幸せ。
※試聴「ヒデとロザンナ/お天気いいですか!!」


以上が今年のナツカヨ・ラインナップの全貌。
レア度にこだわらずと言いながら、珍し盤の少なさをお手頃盤の数を増やしてカヴァーしたがる小心者のレコ屋です。

前編・後編ともに全曲試聴ファイルを添付しておりますので、ぜひとも耳で確かめて今夏のお気に入りを見つけてくださいませ。

2015年のナツカヨ特集は明日20日(月・祝)11時より店頭オープンです。
皆様のご来店を心よりお待ちしておりますm(_ _)m


繰り返しになりますが↓↓↓↓↓

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特集:ナツカヨ2015は20日(月・祝)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌21日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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過去のナツカヨ記事は(((カテゴリ:ナツカヨ)))にて見ることができます。
お時間許す方はどうぞご覧になってくださいませ。

君は聞いたことがあるだろうか、毎年海の日あたりになると開店するという期間限定のレコ屋の噂を。

一年ぶりにこの季節がやってまいりました、ナツカヨ特集。
natsukayo2015_blg
ナツ・カヨ=夏・歌謡 (※歌謡は広義に国産音楽という解釈)。
レア度や価格にこだわらず、夏に聴きたい音盤だけを置いている空想レコ屋が、今年も海の日(明後日!20日!)に開店いたします。

2008年からひっそりとオープンして今年で8年目。
今夏の音楽生活、飛び立つ翼をあなたにも。


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特集:ナツカヨ2015は20日(月・祝)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌21日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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※毎度毎度フライングお問合せをいただくのですが、お問合せ受付開始以降の返答となりますのであしからずご了承下さい。


それでは今年のラインナップを見てまいりましょう。

okada nana
【7"】岡田奈々/静舞−クワイエット・ダンス− (nav/canyon)
まずは2015ピンナップガール!岡田奈々様のあまり見かけない80年シングルから大人っぽく開始。天知茂の土ワイ・江戸川乱歩シリーズ《魅せられた美女》主題歌だけあって完熟期に突入しグッと大人の色香を湛えたイイオンナ・メロウ・ボッサ。夏の宵、美女に魅せられクワイエット・ダンスいたしたいものよ。
※試聴「岡田奈々/静舞−クワイエット・ダンス−」


manda hisako
【7"】萬田久子/夏の別れ [B面] (invitation/victor)
続いてもイイ女。オーセンティックなイントロからはじまるこれまた洒脱な女優ボサノヴァ。涼やかなエレピとコクのあるギターが都会的な70’s風味を演出していますが、この曲に宿る得も言われぬ魅力は技巧も衒いもないアンヌイな萬田久子の歌声だ!と断言します。A面「愛のオーロラ」も水っぽい歌謡ボサノヴァの名作ですね。
※試聴「萬田久子/ 夏の別れ」


braver_ushinawaretanatsu
【7"】ブレーバー/失われた夏 (epic)
いい女の持ち玉が少ないので早速ムサめのおじさんで均衡をとっていきます!本宮ひろ志《男一匹ガキ大将》のイメージソングでデビューした男性デュオの72年シングル。失われたどころか全力で掘り起こしそうな暑苦しさ満点の熱帯夜ブラスロック歌謡。ワカとヒロ好きの人にも推薦したい。夏歌というとつい清涼感を求めがちだけど、熱さでもって夏を制するのもアリかと思われ。
※試聴「ブレーバー/失われた夏」


piper
【7"】パイパー/サンシャイン・キッズ (yupiteru)
こちら見た目はややむさくるしいですが中身は折紙付き!ユピテル音楽工業時代からMOON RECORDS感をだだ洩らしてる素晴らしきムーン・キッズ、パイパーの84年作。エレクトリック・ポップとソウル/ファンクに、すてきなものいっぱいとヒネリの効いたエスプリを少々、そうして生まれた珠玉のブリージン・ポップ。実に素晴らしい。10CCちっくなポップ職人像が見え隠れするB面もお勧めです。
※試聴『パイパー/ サンシャイン・キッズ」
※試聴「パイパー/ 二人のサマー・タイム」


nina atsuko_tonight my love
【7"】二名敦子/The Islander [B面] (invitation/victor)
ロコ・ガールも登板します。芳野藤丸プロデュース、パブロ・クルーズが全面参加した85年の名作2nd「Windy Island」よりカットされたもの。ひときわリゾート感覚がうれしいB面のトロピック・ハワイアン・レガエ「The Islander」が今年の気分です。夏モード全開!
※試聴「二名敦子/ The Islander」


nina atsuko
【7"】二名敦子/Hi Way 1 [B面] (invitation/victor)
ロコ・ガール、ニューヨークへ。行ったかどうかはわかりませんが続けて。先ほどのヘルシーさとは様変わりし、グッと洗練度を増した86年作。美乃家セントラルステイション時代の大橋純子や国分友里恵あたりを思わせる、鳥山雄司作編曲による疾走感あるアーバン・ファンク歌謡なB面「Hi Way 1」が傑出してます。
※試聴「二名敦子/ Hi Way 1」


ohmura namihiko
【7"】大村波彦/ムーンライト、スターライト [B面] (blow up/columbia)
「あさひが丘の大統領」「大捜査線」シリーズで知られる俳優兼シンガーソングライター、大村波彦のデビュー・シングル。本人作詞、クリエイションの竹田和夫の作編曲によるシンプル且つミニマルな構成のとびきりメロウ。アーバンすぎるサックスとゴージャスなフィメイル・コーラスが、いなための歌を補って余りある素晴らしさ。ただいま放課後を一足飛びで、ただいまアフター・ファイブ!
※試聴「大村波彦/ ムーンライト、スターライト」


shibuya yuko
【7"】渋谷祐子/自由になりましょう [B面] (king)
女性フォーク・デュオ、DODOの元メンバー。両面とも上のポップスですが、とりわけ感嘆するのがB面「自由になりましょう」。アコースチック・サンバな導入にうきうき期待していたら、いつしかパーカッシヴな演奏が光るライトファンク歌謡になっていた!そのソウルフルな歌声にもドキリ。ああ三ツ矢雄二「SHINING EYES」を合わせたい〜。
※試聴「渋谷祐子/ 自由になりましょう」


lucky lips
【7"】Lucky Lips/黄昏ドライブ・マップ (sony)
はて、この純朴な歌声…どこかで聴いたことがあると思ったら、なんとチューインガム。「風と落葉と旅びと」などで70年代に活躍したあの姉妹デュオ。82年にLucky Lips名義で発売された唯一の7吋が、曲名からして間違いなしのドライヴィン・シティポップですごく良い〜。何となくLate80’sのEpic感を感じるアーバン・サウンド、なのにチューインガム時代と変わらぬまっすぐなハーモニーがことさらうれしい!B面のブラコンっぷりもなかなかのものです。
※試聴「Lucky Lips/黄昏ドライブ・マップ」


asuka_glasstower
【7"】明日香/グラスタワー [B面] (pony canyon)
ナツカヨに限らず普段の音楽嗜好においてもそうなのですが、本人の意識の有無はさておき編曲家の大いなる力により素晴らしい楽曲になっちゃっている音楽にとても惹かれます。《偶然のポップス》と密かに呼んでいますが、ポプコン出身・世界歌謡祭グランプリ受賞歴もあるフォーク系SSW〜明日香の「グラスタワー」は偶然のボサノヴァ歌謡と呼びたい名曲。繊細で瑞々しい透明感は本当にガラス細工のよう。アレンジはチャゲ&飛鳥仕事が有名な平野孝幸。アスカづいていらっしゃるのね。
※試聴「明日香/ グラスタワー」


sugita jiro
【7"】杉田二郎/モーニング・サービス [B面] (toshiba)
杉田二郎の77年盤より、《偶然のポップス》をもうひとつ。B面「モーニング・サービス」は高中正義の編曲によるレイドバックした雰囲気のライトメロウ/ライトレガエ。ファンクを孕んだエレピと男前歌唱に思わず聞き惚れてしまいます。杉田氏は《偶然のポップス》を量産していて最早それは《必然のポップス》であるのだけど、A面「八ヶ岳」という字面との乖離がついつい偶然と呼ばせてしまう(申し訳ない)有難い存在。
※試聴「杉田二郎/モーニング・サービス」


kawashima megumi
【7"】川島恵/渚のファンタジー [B面] (toshiba)
大野克夫の秘蔵っ子、端正な歌唱力で定評のある花の82年組・川島恵嬢も降臨。ナツカヨでは以前に「処女飛行」を選盤した事がありますが、今年はその翌年シングルからB面「渚のファンタジー」を。前作の印象とまた少し違った、潘恵子 meets 松田聖子みたいな優しく儚く抜け感のあるマジック・ヴォイスがたまりません。これは避暑地ポップですねぇ。
※試聴「川島恵/ 渚のファンタジー」


tulip
【7"】チューリップ/サマーレイン・ラプソディー [B面] (fun house)
85年発売、第二期チューリップの終盤。敢えて財津和夫色の薄いB面「サマーレイン・ラプソディー」を選ぶ捻くれ者です。リードギターの阿部俊幸が作詞、キーボードの姫野達也が作曲を担当した、可愛らしく小気味良いエレポップ・チューン。歌詞には大瀧詠一の影響ありかな?チューリップらさからぬーとか思っていたら、間奏に強引なビートルズ感あってほっとしました(笑)
※試聴「チューリップ/ サマーレイン・ラプソディー」


mode-id
【7"】MODE-ID/ CHA-CHA (alfa)
朝倉光洋(SEX、Silver Fins)を中心に結成された5人組エスニック・ポップ・グループの88年シングル。どエラいことになっとる!!!ベースとサキソフォンの効いた重厚ファンカラティーナ、エスニックでありながらパンクでありジャジィであり。マノ・ネグラみたいな絶妙のバランス感覚と聴く者を圧倒するパワー、少しナルシスティックなのがまた蠱惑的。ミッド・テンポで寛げるB面「HELP ME PLEASE」も最高で、問答無用のWサイダーです。
※試聴「MODE-ID/ CHA-CHA」
※試聴「MODE-ID/ HELP ME PLEASE」


cancan
【7"】キャンキャン/思い出のラスト・サマー [B面] (union/teichiku)
その音楽的素質とは裏腹に一年間で4枚の7吋と1枚のLPを残し細く短く消えた3人組アイドル・グループ、キャンキャン(きゃんきゃん)の記念すべきデビュー曲。都倉俊一が作編曲を手がけてます。セリフ入りのロックン・ポップA面もチャーミングですが、ナツカヨ的にはB面「思い出のラスト・サマー」を。大人びた雰囲気の薄レゲエなラグジュアリー歌謡。間奏のドナルド・フェイゲンっぽさがまた一興です。
※試聴「キャンキャン/思い出のラスト・サマー」


tachiki risa & konno yuji
【7"】立木リサ&今野雄二/気分を出してもう一度 (sony)
大好きな一枚も届きました、立木リサ様&今野雄二様。小林啓子が歌った加藤和彦作曲の国産ライトメロウ傑作カヴァ。演奏にザ・ボーイズ・イン・ザ・バンド[鈴木茂、高橋ゆきひろ、後藤次利、今井裕、斉藤ノブ]を従え、涼感とラグジュアリな色気と粋を兼ね備えながらも肩のこらない歌唱は、さすが洒落人(しゃれーど)のお二人といった塩梅。B面のかまやつひろし、なかにし礼、安井かずみによるジャパニーズ・ボッサの名曲「20才のころ」カヴァも甲乙つけ難しTHE名盤。
※試聴「立木リサ&今野雄二/気分を出してもう一度」
※試聴「立木リサ&今野雄二/ 20才のころ」


iwasaki & windy
【7"】岩崎元是&Windy/夏の翼 (kitty)
さて前半の〆です。特集タイトルはこちらから拝借しました(。・・。) フィル・スペクター〜ナイアガラ・フォロワーのポップ職人、岩崎元是の86年デビュー盤。この年の東レCMソングに採用されていますが、緻密なコーラスワークの美しくも爽やかなサウンドは体に沁み渡る清涼飲料水のごとく。エヴァーグリーンですって?いいえ、エヴァーマリンブルー・ポップスなんですの。
※試聴「岩崎元是&Windy/夏の翼」


・・・と前半はこのような布陣でお送りしてみました。まずまずいい選盤になったかなぁ。
明日は後編をご紹介いたします。いいレコまだまだございますよ。

2015年のナツカヨ特集は明後日20日(月・祝)11時より開始です。どうぞお楽しみに!


繰り返しになりますが↓↓↓↓↓
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特集:ナツカヨ2015は20日(月・祝)より店頭販売開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌21日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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はだしのナツカヨ・・・今年もやります、ナツカヨ2014
本日よりはじまっております\(^o^)/
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朝イチでたくさん買っていただいておりますが
まだ残ってますのでどうぞよろしくお願いします!
どんくんも待ってるって言ってる♪
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特集:ナツカヨ2014は21日(月・祝)より店頭開始です。
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ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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ちょうど梅雨明けしたし、ナイスタイミングでこの大箱も入ってきました。
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【LP】山下達郎/ THE RCA/AIR YEARS LP BOX 1976-1982 (BMG)
達郎のRCAイヤーズを180g重量盤LPで。
スペシャル・ボーナス・ディスク付の全9枚組。
180×9=1.6キロの大物だい!
シリアルナンバーは002333、
特典の復刻シングル盤ジャケットも付いてます。
帯付、状態良好です。18900円



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※商品や買取等に関するお問合せは
こちらのメールフォームから、
またはrs_naka_second@hotmail.co.jp
お願いいたします。

夏休みが始まったらしいと噂に聞いております。

暑中見舞 from ナカだー
もしもナツカヨ一緒にいたらー
どんなに楽しい夏でしょうー
・・・・・・・

Record Shop NAKA 2号店的夏の国産BGM。
2014年のナツカヨ特集、後編はじまります。

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※毎回フライングお問合せしてくる方がおられますが
受付以降にしか返信できませんので、どぞあしからず(_ _)

claudia_carolla1
【7"】クラウディア/ 恋のカローラ (KING)
七年目のクラウディア。いつかはここで紹介したいと思っていた盤のひとつ、ようやくの登場で安堵してます。ブラジル人歌手、クラウディア・ラロが歌う、68年のハマクラ・ボッサ傑作。題の通りトヨタカローラのCMソング、浜口庫之助との重唱版など数種のヴァリエーションがありますが、ポルトガル語唱から洒脱でフリーダムな極上スキャットを挟んで日本語唱へ辿り着くこの市販版が最も純度が高く素晴らしいと思ってます。更に素敵なのはB面「はだしのボサノバ」も甚だしく名曲だという事。こちらは素朴なアレンジが涼を呼ぶミッドテンポ・ボサ。未晒しの質感にカタコト日本語が載って辛抱たまらぬ。
ピンナップ・ジャケなんだけど…なぜか股間に焦げ穴が。なんでやねん!(泣)気休めですがちょうど折り目上なので広げてなければそんなに気にならな…気休め…あう…(´・ω:;.:...






chewingum_anohi
【7"】チューインガム/ あの日のように [B面] (CBSsony)
「岡田さんの手紙」「風と落葉と旅びと」などで知られる中学生フォーク・デュオ、チューインガムのお二人がすっかりお姉さんになっとる!84年に発売されたチューインガムとしては最後となる7吋(80年代は複数の別名義でも活動。翌85年のMORE名義「Together」を最後にリリースは途絶えてます)からのナツカヨ・チョイスは姉・松田りか作曲によるB面「あの日のように」。息のあったハーモニーはそのままですが、船山基紀のアレンジを得てトロピカル風味シティ・ポップに仕上がっていてとても素敵です。歌詞中の《結婚するの》なんてフレーズにも思わずドキリと。12年ぶりに逢った幼なじみ、そんな気分。センチメンタル。夏。
♪試聴♪ チューインガム/ あの日のように




lilys_shellno
【7"】ザ・リリーズ/ 甘い予感 [B面](TOSHIBA)
なんと!リリーズも大人になる。小麦色の肌と白いワンピース、長く伸びた黒髪。キャプテンならずとも好きになっちゃうオネイサンに成長したザ・リリーズが、アン・ルイスのあの名曲を歌っていたなんて知らなかった。甘切ないメロディに爽やかハーモニー・コーラス、THE ライトメロウ!って感じのサキソフォンがまた最高なんだ!松任谷由実作詞・曲のビーチボーイズ歌謡「甘い予感」カヴァーを収録した81年作はこちらも事実上のラストシングル。「甘い予感」はアンちゃんのが完成形だと思ってますが、この衒いのないユニゾン・ヴォーカルも味わい深くていいんじゃない?なんて暑さのせいえぃえぃえー?「甘い予感」コレクションの宝箱に加えておきます(#^^#) A面の哀愁サンバ・ディスコ歌謡「シェルの涙」も大人リリーズ名曲なんでぜひぜひ。
♪試聴♪ ザ・リリーズ/ 甘い予感




circus_tsukiyono
【7"】サーカス/月夜の晩には (徳間/DAN)
これも載せたかったヤツ!サーカスの幻デビュー盤、来ました。「Mr.サマータイム」でデビューする前77年に発売されたもので、男性メンバーがまだ叶高・叶央介でなく、すが健、茂村泰彦の二人です。デビュー曲となる「月夜の晩には」は南佳孝が76年アルバム「忘れられた夏」に収録した粋トロピカルな名曲のカヴァー。南版は浜口茂外也のパーカッションを中心に厳選された編成でしたが、サーカスの美しいコーラスのミルフィーユ層に相応しくストリングスやホーンも加わった大編成のダンポップスオーケストラを配備。リード・ヴォーカルに寄り添ったかと思えば自由自在に演奏に溶け込むコーラスの妙は、贅沢なオーケストラル・サウンドの中にあってもしっかりと全体を制していて清々しいほど。納得の和製ママス・アンド・パパスですな。
B面「二人の帰り道」も同じ南佳孝作品。のちの路線にほど近く、ぐっと熟成された愁いの夕闇メロウ。耳のうぶ毛がぞくぞくと逆立つ艶かしさにうっとりしてしまいます。ムロンこちらも必修!





amanomakiko_manatsuno
【7"】天野真木子/真夏のスキャンダル [B面] (SMS)
スクールメイツ出身アイドルの85年発売のデビュー盤も。A面が岡本朗(一生)作曲なので期待していたらやや肩透かしを食らう。うーむ。諦めかけたがB面をかけてみて驚いた。トロピコ・サンバなアイドル・ポップじゃないか!ヮ(゚д゚)ォ! キッチュなサウンド・エフェクトにウキウキ・ファンタジー♪小林泉美系というかうる星やつら系というか。一緒か。A面と表情の違う爽やかで甘みある歌声もなかなかコマーシャル(良い意味で)ですっごくポップですやん。…というかなんでこれがA面じゃないんだろ。。ちょっと信じられない。それくらいの完成度。作詞:蔦沢小百合、作曲:瀬井広明、編曲:大野久雄。
♪試聴♪ 天野真木子/真夏のスキャンダル




nico_rinnoodoriko
【7"】NICO/燐の踊り子 (CANYON/NEWS)
うる星やつら感じたから次はめぞん一刻感じたやつ。嶋田まもる・嶋田しげるの双子デュオ、NICO。後にGARDENと改名して活動。楽曲提供も行っていて、織田裕二「Love Sombody」の作曲者といえば話は早いでしょうか。そのNICOの3rdシングルとなる「燐の踊り子」!これ ピカソや福沢諸を思わせる素敵サウンドで参りました。降り注ぐきらきらシンセのシャワーにほんのりとジャポニズムのエキスをひとふり。お伽話のような幻想的風景が浮かんでは消える8月のジャーニー・ポップ。まさかまさかの松山千春NEWSレーベル所属に、耳でなく目を疑いました(笑)スペース・ナイアガラ・オデッセイなB面「銀河の束縛」にもハイレベルなポップ気質を確認!アレンジは井上鑑です。
♪試聴♪ NICO/ 燐の踊り子
♪試聴♪ NICO/ 銀河の束縛




threemints_banana
【7”】Theスリーミンツ/ Theスリーミンツのバナナの気持ち (DIAMOND HEADS)
スマッシュ・ヒッツ「テル・ミー」(バンヒロシ!)やらキングトーンズ「Loving You」なんかも出してる80年代の東京インディー・レーベル、DIAMOND HEADS RECORDから発売された、Theスリーミンツのグレイトなテクノ歌謡も到着!歌は脳天気な半熟ヴォーカルなんですが、トロピカル&ピコピコなバックがすンごい!それもそのはずで、参加メンバーにキーボード:国吉良一、ギター:白井良明、パーカッション:ペッカー、シンセサイザー・オペレーション:松武秀樹という強力なクレジットが。B面にはディレイを効かせた同曲のダブ・インストゥルメンタル・ヴァージョンを収録していて、非凡さが際立つこちらも最高なのよね〜(*´Д`)
♪試聴♪ Theスリーミンツのバナナの気持ち




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【7"】ノアノア/しゃれた女 [B面] (CANYON)
そして最後に今年のダークホースを残しておきました。
ノアノアなる怪しげなおじさん二人組による73年デビュー盤よりB面「しゃれた女」を大推薦!最上級の和製ブラジリアン歌謡、そう言っていいと思います(キッパリ)。
繊細なヴォーカルとスキャット・コーラスが代わる代わる展開する瀟洒なコンフィグレーション。ハミングバーズかタイム・ファイヴか。ムードコーラス歌手のように女性性をうすら纏った歌声がほんの少しだけ俗っぽい影を落としていて、そこがまたいいいの!更にこの小気味よいパーカッションと絡みつくエレピの音色の軽やかなハーモニーだもの。これは完全に万博ソフトロック、少し出遅れただけの。ぜひ試聴ファイル聴いてみてください。誇大広告でもなんでもなくめちゃくちゃ素晴らしいです。
♪試聴♪ ノアノア/ しゃれた女

余談。ムードコーラスっぽい印象が間違いじゃなかったと気付いたのはプロフィールを見てから。
左の男性、なんと名取忠彦さんですって!あの名取忠彦とグリーングラスの!こんな過去があったなんて。。


とまあこんなラインナップとなりました、2014年ナツカヨ特集。

いずれも (((ナカレコ印))) の素敵なお中元サウンドです。
皆様の快適なサマー・ミュージック・ライフのヒントとなれば
こんなうれしいことはございません。

ハムの人じゃなくてレコの人
ナカレコ2号店が贈る2014年ナツカヨ特集は明日!海の日!
7月21日(月・祝) 11:00より店頭OPEN
です。

お待ち申し上げておりますん♪(*^^*)


↓↓↓↓↓ご注意ください↓↓↓↓↓

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特集:ナツカヨ2014は21日(月・祝)より店頭開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌22日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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一年ぶりにこの季節が…、今年もやります。
夏の元気なご挨拶、ナツカヨ特集、
決戦は明後日、21日(月)の海の日でおま。

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ナツカヨ特集の趣旨を簡単に説明いたしますと
そのまんまです。ナツ・カヨ=夏・歌謡。
歌謡は広義に国産音楽という解釈。

レア度や価格にこだわらず、夏に聴きたいあの歌・この歌を
我が店の独断と偏見で選盤する、そんな企画。
2008年から始めて今年で7回目です。

夏の音楽生活に彩りをひとつまみ、
そんな感じに届けば嬉しく思います。

さらば、いざゆかん。

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特集:ナツカヨ2014は21日(月・祝)より店頭開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌22日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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※毎回フライングお問合せしてくる方がおられますが、
受付以降にしか返信いたしませんので。どぞあしからず(_ _)


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【7"】ピオニーズ/ パッパ・パパラ [B面] (日本グラモフォン)
パッパパパラパッパッパラッパパッパッパパラ…
ナツカヨ2014の幕開けはこの素晴らしいスキャットから!
清かなる和製ソフトロックが、ついにナツカヨに降臨(滂沱)。
・・・やっと会えたね。田熊由美、北崎美知子のフォーク・デュオ、ピオニーズの69年発売シングルから、B面収録のスキャット歌謡傑作をようやくご紹介できます!作詞:林春生、森尚明、作・編曲:すぎやまこういちによる美メロ・ナンバー。涼しげなアコギにグルーヴィなリズム隊、何よりもこの透明感溢れるスキャット…って今更説明不要でしょうか。夏に大きな大きなシアワセをくれる一枚。




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【7"】ピオニーズ/ ラブ・チャンス (日本グラモフォン)
「パッパ・パパラ」入荷に油断してちゃいけません。ピオニーズのもうひとつの和モノ・クラシックだって同時入荷したんだぜ今年!震える!!なにこの盆と正月がやっと会えたね状態!!!(゜∀。) こちらもパパラパッパーっとナイスなスキャットから始まる超絶キラーな名曲。作詞:B.Saker、作曲:T.Winsleyというクレジットの謎カヴァ?日本語詞を山上路夫が、編曲を渋谷毅が担当してます。ま、とにかくバウンシン&グルーヴィ!7吋で聞くとベースの揺れが一段とすごいですのね。夏のラブ・チャンス引き寄せるご利益が満載の一枚です。ラララ〜恋は来るあなたの〜のそばにっ♫
♪試聴♪ ピオニーズ/ラブ・チャンス



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【7"】ホップトーンズ/泡盛の島 (VICTOR)
75年発売のウチナー・カップリング盤も選んでみました。70年に発表されたホップトーンズの泡盛讃歌「泡盛の島」新録版が収録されてます。ギター、ベース、ドラムにフルートが加わったバンド編成で奏でられるホップトーンズ流ソフトロック。
ギラギラの直射日光というよりも、浜辺の木陰のようなやさしみと幸福感のあふれる穏やかな一曲です。現地の風土や文化がプレインな言葉で綴られた泡盛愛、いや沖縄愛の賛美歌。《友、遠方より来なくても、喜怒哀楽を盃についで飲む。泡盛抜きで、なんで沖縄が語れよう。》というな解説文(琉球放送・上原直彦)にもにやりと得心。
♪試聴♪ ホップトーンズ/泡盛の島



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【7"】OPA / おさかなさん ば (TOSHIBA)
毎年選盤してしまうんだ、なぜなんだOPA。いつもは胸に迫る哀愁サンバものが多いんですが、今年はコミカル盤を。
「ロンパールーム」の後継番組として放映されていた日本テレビ系子供向け番組「なんじゃもんじゃドン!」内にて使用された「おさかなさん ば」が今年のOPA枠。魚貝類名とダジャレを盛り込んで海の中の交通整理を描いた歌詞はなんとタモリが担当してます。作・編曲は大野雄二、子供たちコーラスも微笑ましいほのぼのキッズ・サンバ。スモーキーな渋声のヘンリー久原氏もふんわりと優しくおかしみを込めて歌ってますが、最後にリフレインされる《青い海の中 白いイカが 空の雲を見て飛べると思った タコが出てきて"おいイカ君" 俺もタコだけど空は飛べないんだよ》に含蓄がありそうな気がしてまう。。
♪試聴♪ OPA/ おさかなさん ば




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【12"】NHK教育テレビ「ワンツーどん」より アイスクリーム・パラダイス (TOSHIBA)
キッズものもひとつ。イエーーーイどんくんでぇーす!!石川のおじさん(石川晶)率いるカウント・バッファローズが番組のハコバンを務める「ワンツー・どん」から、85年発売のこちら。なんと45回転盤ですっ!!!
歌のお姉さん・春口まさ子も、石川のおじさんも、パーカッショニストの石山実も歌う・歌う・歌う。トロピカル・サンバなテーマ曲は言わずもがな。冒頭の裏声男性コーラスから痺れる「アイスクリーム・パラダイス」のポップさもお聞き逃し禁止です。《ペーロペーロペロんんーん》という呪文並に耳に残るフレーズに、小気味よいリズム隊のシンセポップ・サウンド。作曲を担当した上柴はじめ率いる上柴コーラスの素晴らしいアシストが、❝番組内の一曲❞で終わらせない完成度に高めてますな。なかなかのレア盤!!!なんですが残念ながら歌詞カード欠落(泣)。
♪試聴♪ 「ワンツー・どん」アイスクリーム・パラダイス





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【7"】神田正輝/想い出のキーラルゴ (FUNHOUSE)
安井かずみ-加藤和彦が提供した神田正輝の85年盤。両面とも夏向きですが、特に「思い出のキーラルゴ」はたゆたうトロピカル・メロウの名曲です!船山基紀のしなやかなアレンジも手伝って、飄々としながらも気障に、マイルドに、アンニュイに、エレガントに歌う正輝にトノバンを重ねて見ずにはいられない。しゃくりあげる《キィラァ〜ゴ♪》が中毒性を帯びて心地よく響き出したら、そこはもう極上リゾート。正輝と過ごす夏も今年は悪くない(*^^*)
♪試聴♪ 神田正輝/思い出のキーラルゴ




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【7"】遠藤京子/銀色の夏 (「輝きたいの」B面) (VICTOR)
遠藤京子による84年放映の山田太一ドラマ「輝きたいの」(女子プロレスもの、今井美樹の女優デビュー作)主題歌7吋ですが、ナツカヨ的にはB面の挿入歌「銀色の夏」推しでまいりたいところ。3枚目のアルバム「夢見るスター」にも収録されている曲ですが、シングルは完全な別ヴァージョン!清々しくNIGHT IN NEWYORK歌謡、胸騒ぎのビート、魅惑的なホーン、華やぎの摩天楼ビッグ・バンド・サウンドに京子嬢のチャーミングなヴォーカルが載れば、今にも踊りだしたくなる電撃的多幸感で満たされることうけあいです。LP版よりもこちらの方が断然《好きよ!!》と夜空に叫びたいぜっ。
♪試聴♪ 遠藤京子/銀色の夏(single version)




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【7"】SUPER BAD / リゾート (MOON)
じゃがたらとの交流でも知られるロック・バンド、スーパーバッドの'88年発売、2ndシングル。デビュー曲だった「ドナドナ」スカ・ヴァージョンのインパクトが大きすぎてやや地味な印象になってしまってる感否めないのですが、こういうSUPER BADも実に魅力的だと思うんだけど。MOD/2TONEな中にも汗と焦燥と未成熟さと憂鬱を湛えたなんとも言えないモラトリアム・ロック。避暑地のイカレタBGMに。作詞・曲:高田エージ。
ちなみにB面は「MERCY MERCY」(ドン・コヴェイ)のカヴァ。





cocacola
【SHEET】デューク・エイセス、シンガーズ・スリー/新しいコカ・コーラの唄 (コカ・コーラ)
前編の最後は1970年春より新しく採用されたコカ・コーラ社CMソング収録の非売品5吋ソノシート。その名もずばり「新しいコカ・コーラの歌」!とされていますが、今日では当時のキャッチコピーや歌詞から「Big New Life」や「新世界」の名前で親しまれてますね。作詞:なかにし礼、作曲:鈴木邦彦、編曲:川口真、そしてデューク・エイセス&シンガーズ・スリー。この字の並びだけでしゅわしゅわと心に気泡が湧き立ちます。疾走感のある演奏、親しみやすい歌メロにパッパヤ・コーラス。爽やかなSEやナレーションに至るまで一分の隙もなく完璧に抽出された90秒のエッセンス。コカ・コーラCM曲史上、最もモダンかつキャッチーと言っても過言ではないのでしょうか。見事。
短いイントロの付いた30秒バージョン2種も収録されています。





明日は後編をお届けします。
後編にもなかなかいいレコが揃いましたんで
どうかお見逃しなく。

で、ナカレコ夏歌謡館こと2014年ナツカヨ特集
7月21日(月・祝) 海の日 店頭OPENです。

お楽しみに〜(*^^*)


↓↓↓ご注意ください↓↓↓
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特集:ナツカヨ2014は21日(月・祝)より店頭開始です。
掲載商品へのお問合せや通信販売については
翌22日(火)からの対応となります。
ご迷惑をおかけしますがよろしくご了承くださいませ。

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過去のナツカヨ特集については
((( カテゴリ:ナツカヨ )))より見ることが出来ますので、
お暇なら見てヨネ!

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暑中お見舞い申し上げます。
毎年恒例の季節のお便り、ナカレコ選〜夏に聴く歌謡曲❝ナツカヨ❞特集2013、合言葉はサマー・サンデー!の号令により本日から開始しております。

一部好事家の皆様に好評を得ているようでほっと胸をなでおろし、脱力している次第。
売れ行きもなかなか好調。続々と旅立っていっておりますので、気になる皆様お早めに足をお運びくださいませ〜♪

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今年のカヴァー・ガールは岡田みきたま♡素晴らしいジャケ。

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レア度&価格にこだわらず良(涼)盤をご紹介するのがナカレコ・ポリシー!けどレア盤があるとにまにまする〜( ゚∀゚ )

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あ〜パイナップル・アイランドどこ〜?(*´Д`)

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お求めやすい盤でも内容には自信ありまっせ!

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調子に乗って南州ナツカヨ聞いてちょうだいPOPも作りました…(~_~;)

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おそろのコメントカードもつけとるハハンハーン♪

通販・お取り置き等、
お問合せの受付は明日22日㈪より
とさせていただいておりますのでご了承くださいませm(__)m
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