中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

カテゴリ: World Music

残念ながらの雨模様。しとしとと降ってはいますが春の雨って感じです。

さて雨と言えば私の場合真っ先に思い浮かぶのがナラ・レオン/美しきボサノヴァのミューズのジャケット。目尻の下がった大きな瞳。すらっと通った鼻筋、ぼたっと厚ぼったい唇。とびきりの美人じゃないけれど一度見たら忘れられないファニーフェイス。美しきボサノヴァのミューズ、ナラ・レオン嬢はそんな可愛いお嬢さん。

あの作品は71年のものですが当時彼女はパリに亡命中で、遠征の異国で録音されたものでした。元々ナラはボサノヴァの歌姫というよりは伝統音楽〜トロピカリアの流れを汲んだ素養のアーティストで、洗練された新しいリズムのボサノヴァを批判していたはずなんですが。「美しき・・・」の中で演じられているボサノヴァは一般的認知に及ぶ所のボサノヴァとは若干異にする印象があったりします。ボサノヴァの持つ海風や降り注ぐ太陽を思わせる美しく爽やかなメロディというイメージとは違う、ザラリとした感触で哀しみや憂いを覘かせる歌声にその秘密があるのかも知れない。

ボサノヴァの持つ洗練された印象というのは、同時に大衆的であるともとれると思うわけです。その大衆性=歌謡曲性の強い音楽をボサノヴァへ一定の距離を置いているナラが歌う事で、また新しいオリジナリティを孕んで私等の耳に届くのかなぁと。だからナラの歌うボサノヴァは不思議な魅力を感じさせるのかと。ボサノヴァと冠されているというのにあの雨のジャケット、雰囲気としてはピッタリかもしれないと。

nara語ってはみたんですが「美しきボサノヴァのミューズ」は今ウチにはないんですけどね。代わりに同作からの楽曲が多数収録されているベスト盤を提案しましょうか。雨の日に聴くのが染みます。いやぁ春の雨につられて喋り過ぎた、いかんいかん。

THE BEST OF NARA LEAO〜DESAFINADO (PHILLIPS) 未開封 1320円

今日は我が店の近くでは日本橋パレードって言うのをやってまして、すっかり西の秋葉原みたいになってしまった元!?でんでんタウンを変な人たちが練り歩いているらしいです。昨年から始まったものですが、普段ウチの店に来て頂いてるお客様方とはかなり層が違うので直接的には影響ありませんかねぇ。ただお祭り騒ぎを嗅ぎつけはるのか…人手がググゥと増えますので(祝日ですし)、便乗売上げをぶっちゃけ期待してます。

さてお気づきの方も居られるでしょうが、←画面左にメールフォームを設置いたしました!!のですよ。ブログ用フォームなのであまり長文は送信できないのですが…。問合せやご意見・要望、叱咤激励など送りやすくなってると思いますんでご利用下さいませ。名前等とメッセージを記入したら下の送信ボタンをポチっとな!とやっちゃっていただきましたら、こちらに届くようになっております。う〜む便利な世の中です。*問合せの場合は必ずメールアドレスをご記入下さいね♪

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toquinho駆け足にて本日の新入荷もご案内。昨日のカルロス・リラに引き続き、ヴィニシウス・ヂ・モラエスとのコンビで知られるブラジルのギター大臣・トッキーニョの74年の作品「Boca da noite」のブラジルオリジナル盤がいらっしゃってます。盤質、ジャケット共に状態良好!!カルロス・サンタナみたいな顔ですが良いジャケットです。3800円なり。

TOQUINHO/Boca da noite (PHILLIPS) BrasilOriginal 3800yen

lyraダンダンダダーダダン♪また逢う日まで〜逢える時まで〜
…と思わずキーヨかと見紛うジャケットの登場であります。

本日の新入荷LP、ブラジルの伊達男カルロス・リラの71年のアルバム「…E no entanto e preciso cantar」をお披露目すると致しましょう。

まずは蛇足ですが彼の経歴と本作に至るまでの経緯を簡単に。カルロス・リラは1934年生まれで今も現役続行中のブラジルの音楽家。ジョアン・ジルベルトらと並ぶボサノヴァ・オリジネーター(ジョアンのデビュー盤にもリラの曲が使われています、しかも3曲!!)であるのですが、60年代末に衰退の様を呈するボサノヴァに批判と言う名の捨て台詞を浴びせメキシコ移住。かなり俺流な男性でらっしゃいます。その後70年にメキシコからリオに戻って来たリラが、伝家の宝刀ボサノヴァ・マナーを封印し録音した作品、それがこのアルバムなのであります。

「…E no entanto e preciso cantar」ポルトガル語で「そして、歌うことを必要とするその時に」。アメリカの70'sシンガーソングライターブームに呼応したような内容で、彼の代表曲とも言うべき「私の恋人(Minha Namorada)」「春(Primavera)」のフォーキーな赴きは「味わい」と言う以外にいかとでも形容しがたい温かみを感じさせてくれますよ。春を迎える今の季節にこそ聴きたい一枚となっております。ハイ。このアルバムを筆頭に翌年の「僕の彼女たち」など、70年代のリラ作品はシンプルで幸福感満載なのが魅力です。キーヨも良いけどまずはこれ、マストバイでござぁます。

ブラジル盤、盤&ジャケ共に状態良好です。3800円なり。

遂に待ちに待った日が訪れました(個人的)。

「WE WANT ブラジル音楽!!」を掲げて随分経ちます…お陰様でド定番ものはぼちぼちながら入荷するようになりました。ところがあの奇人さんはなかなかお越し下さらない!何故に??かなりの曲者、大阪弁で言うところの「へんこ」さんではあるのですが。あぁ〜今度も無かった…とため息の捨て台詞に、苦虫を噛み潰す日々。

donatodeodatoしかしそんな日々にもようやく終止符です。ブラジル界の変態さん、いらっしゃ〜い。ジョアン・ドナートおじさん、73年のデオダートとの共演盤・Joao Donato,Arranged&Conducted By Deodato/DonatoDeodatoの日本盤LPが入荷してまいりました。いやー嬉しい限りです。

「ドナート/デオダート」と言えば、主役二人以外にも
   ・ランディ・ブレッカー
   ・マイケル・ギブソン
   ・ロミオ・ペンクェ
   ・マウリシオ・エインホーン
   ・ボブ・ローズ
   ・アラン・シュワルツバーグ
   ・レイ・バレット
   ・アイアート・モレイラ
というブラジルやらアメリカやらラテンやらのミュージシャンが入り乱れで、それをそのまま反映する如く音楽性のほうも入り乱れ感満載のクールなジャズ・ファンク/フュージョン作品。これがバラバラにならずに一つの完成度を誇っているのはやはり優れたアレンジャーであるデオダート氏の成せる技!?…だからって邦題の「デオダートの新しい空間」(デオダートが太字なのも忠実に引用!!)はドナートの立場まるでなし!の酷い仕打ちってもんです。2曲目の「Where's J.D.?」のJ.D.はジョアン・ドナートの事ですが、まさかこの事を言ってるんじゃ…と斜め読みしたくなる今日この頃。

盤質はまぁまぁなのですが、帯が無いのとジャケットに若干のシミあり。くぅー残念です。
しかし引き続き「WE WANT ブラジル音楽!!」、買取の方もお待ちしてます!!

Joao Donato,Arranged&Conducted By Deodato/DonatoDeodato(Columbia) 3800円



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