中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

カテゴリ: 日本のロック&ポップス

定番になっちゃってるLPも帯が付いてると俄然売れる気満々になっちゃうんですよね。今日の新入荷レコは帯びなくてもばっちり売れてくれる作品ですが・・。

suzuki sigeru鈴木茂/ Band Wagon(クラウン)
説明不要の大名盤の登場!この「バンドワゴン」、入荷する時何故か帯&歌詞カード無しってパターンがやたらと続いていました。収録された素晴らしい音を聴きたいって方にはそれほど重要なことではないですが(値段も安くなるしね)、レコ屋店員としては帯が付いたいい雰囲気のやつを売ってみたくなるものです。なるほど現実に入荷してみると予想以上に嬉しいもんですな。色使いもいい感じ。日本盤もいいなぁ・・と思った次第。
元はっぴいえんどなんて肩書き不要でしょ!ってほど鈴木茂オリジナルなサウンドが詰まっています。3800円也

先日CDシングル入荷について軽く触れ、「詳細はまた今度」と言ったっきりすっかり忘れていましたので今日はそれを。

CDシングル【短冊科,8cm目】は今や本当に絶滅危惧種でありますぞ。我が店でも全力を挙げて保護にあたらねばなりますまい。今回はCDs勃興の80年代終りから90年代初めのCDシングル初期のモノの入荷が多かったです。どれも状態は良いです。

kubo_bz(左)久保田利伸/TIMEシャワーに射たれて…(CBS SONY/600円)、(右)B'z/LADY-GO-ROUND(BMG VICTOR/1000円)
まずは共にアーリー90'sなジャケが気恥ずかしい2枚を。久保田利伸「TIMEシャワー…」のシングルってかなり珍しくありません?2ndシングルだそう。初期の代表曲ですね〜。CDシングルは89年の発売です。珍しいと思うんだけどなぁ…。
お隣はB'z、彼らの初期シングルは今でも人気盤です!写真は3rdシングルですが(他にも初期入荷中!!)、ここまで2曲目の表記が『C/W』になっています。この後からB'zオリジナルの『1st BEAT』『2nd BEAT』という表記に変わるはずです。C/Wの方が捨て曲な印象を与えるかららしいですが、今でもこの表記使用されてますかね?

anri_mariko(左)杏里/オリビアを聴きながら(FOR LIFE/800円),(右)高橋真梨子/遠いProphecy(VICTOR/600円)
続いて!CDシングルを語る上で外す事の出来ないのがカラオケ文化であります。カラオケブームがCDシングルを支えておりましたからなぁ。今もがっちり支えられてる2枚。杏里「オリビアを…」、これはもう30代以降の女性陣の定番といえるのでは?尾崎亜美作詞作曲による名曲であります。ジャケの杏里さんが時代!!なジーンズをお召しになってます…88年の発売!
女性のカラオケ定番と言えばマリコ・タカハシも忘れてはいけません!今でもカラオケ入のCDを探しに来られるお客さんも多いです。このCDはカップリングに「for you…」を収録してますからファンも多いでしょう。勿論カラオケも付いてます♪

mori_match(左)森高千里/雨(WARNER/800円),(右)近藤真彦/夕焼けの歌(CBS SONY/1000円)
最後にアイドルsings名曲!!な2枚を。CD時代の到来と共に日本の歌謡曲は少なからずレベルダウンしたのではないかという思いが拭いきれないのですが、CD時代にも名曲はありました。まず森高千里「雨」、これ非常に良い曲です。森高さんの音楽性の高さは同時代のアイドルに類を見ない素晴らしさ。それをこんな格好でやっちゃってるのがまた痛快で良いなぁ。歌手復帰しないんでしょうか?
お隣マッチの「夕焼けの歌」、これも大名曲です。以前TVでダウンタウン松本人志氏もフェイヴァリットに挙げてらっしゃいましたよ。「愚か者」「あぁグッと」などに代表される後期・男気マッチの集大成とも言うべき曲である本作は、馬飼野康二氏のペンによるもの。これもCDシングルはかなり珍しいのでは?

あと明菜ちゃんの4枚組シングルコレクション「中森明菜/AKINA」のCDをアイドル特集に追加しました!akina

paulmauriatcoolfive連休明けの月曜日。連休中に中古レコ屋にとっては偉大すぎる大物の相次ぐ訃報にかなり驚きを隠せないでいる私でございます。ポール・モーリアのLP超絶入荷が今思えば切ないですね。ポール・モーリア氏、内山田洋氏の冥福をお祈りいたします…合掌。

uchida_bito_RSHRさてさて本日も新入荷をご紹介。まずは東芝よりリリースされた内田裕也・尾藤イサオ「ロック、サーフィン、ホットロッド+2」「レッツ・ゴー・モンキー」の「あの頃の歌シリーズ」2枚組再発CDです。「ロック、サーフィン、ホットロッド」が64年の、「レッツ・ゴー・モンキー」が翌65年の共に日本の最初期ロック、ロカビリーの名盤として有名です。内田裕也、尾藤イサオというカリスマ性抜群のメインは言わずもがな、内田のバックに寺内タケシとブルージーンズ・尾藤のバックにジャッキー吉川とブルーコメッツという業師たちが控えているのも最高!ロックの名曲群を魅力的にプレイしており、しかも日本ロックの先駆者として揺らぎようなく確立されているなんて…今じゃ考えられないなぁ。空き巣被害について語る裕也のあんちゃんを悲しげに見ていた人にこそ、聴いてシビれて欲しいCD。しかし2枚組で2500円は安すぎだぜ、東芝さん!単品でペラ紙ジャケでしょ!?しかしフォトジェニックなジャケも素晴らしい帯付美品1800円です。

hibari_musashirutenもういっちょCDから。こちらも大物、美空ひばりお嬢の歌謡演歌コンピ、美空ひばり「武蔵流転」です。2000年以降くらいのひばりコンピCDのデザインの良さには感心いたしますなぁ。演歌界にありがちな全曲集的ジャケはやはり若い世代のご新規ファンは手を出しづらいですから。ジャズ集「魅惑のワルツ」や映画主題化集もよかったですね〜、コロムビアさんらしからぬお仕事(良い意味で)。この「武蔵流転」もいいお顔のお嬢が。コッテコテ演歌の歌詞に似合わないグルーヴィンな演奏がカッコイイ「人生一路」など“歌は我が心”なひばりさんが楽しめます。ひばりシングスジャズがアナログリイシューされましたし、我が店でもお嬢を引き続き推してまいりますぞ!勿論買取も大強化中♪CD/レコード…フォーマットを問わずお待ちしてます。当商品は未開封で1980円です。

似たような入荷って意外と続くものです・・今日はサザンオールスターズの箱ものが入ってきました。

sasまずはデビュー曲「勝手にシンドバッド」から「TSUNAMI」まで、全44枚のマキシシングルセット!順番とおりに並べると背表紙のデザインが「SOUTHERN ALL STARS」になるなんて粋な細工がなんとも素敵なのですが、なんと未開封なんです、全部!さらに恐らく全てのマキシ盤をまとめ買いしたら付いてくるのだと思われる収納箱に入れられてます。さらにさらに、シングル盤ジャケットが描かれた缶バッジまで付いてます!サザンオールスターズのコアなファンの方、いかがです?魅力的ですよ〜。24800円


sas_happyサザン・コレクターにとってもはやド定番な箱もしっかり未開封にて入荷してます。新品状態で持っておくのが真のコレクターだ!なんてね・・。7800円


アイドルCDの値付けに追われまくってる1日。みればみる程素敵な音盤ばかりです!アイドル・ファンの方々に十分満足していただけそう・・お楽しみに!



instant rastaさて、日本のニューウェーヴ好き&ルーツ・ダブ好きにはたまらないレコードが入ってきました。日本を代表するパーカショニスト:PECKERをリーダーに豪華メンバーが大挙参加した作品『インスタント・ラスタ feat.恐怖のペッカー』であります!バリバリの全盛期だったスライ&ロビー、オーガスタス・パブロにはじまり、坂田明、松岡直也、向井滋春といったジャズ人脈、さらには吉田美奈子まで!驚きの面々が作り上げた一大ルーツ・ダブ絵巻。初期ARIWA好きな人、要チェックでっせ!日本的な要素が加わった真にオリジナルなダブに仕上がってます。
10"サイズで3曲収録。坂本教授の「KYLYN」もカヴァー!盤の状態バッチリです。3800円

1973年、トリオ・レコード傘下に作られたレーベル:SHOWBOAT。初期には、はっぴいえんど他“風都市”関連のアーティストをリリースし、その後外道や憂歌団といったロック色の強いアーティストによって成功がもたらされたわけですが。今日入荷したCD『SHOWBOAT SINGLES 1,2』をみてみると、なるほど様々なタイプのアーティストが所属していたのがわかります。

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まずは『SINGLES 1』から。
「扉の冬」「おいらぎゃんぐだぞ」当然のごとく収録されてますね。初期SHOWBOATのイメージはこの2曲が決定付けてるのかな・・。めずらし音源好きにはザリバの歌う「或る日」や安心院の「時の流れの中で」にくすぐられますよね。シングル盤だとちょっと手の出ない値段付いたりしてます。外道も1曲入ってますが、やはり初期はロックのイメージ薄いです。


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『SINGLES 2』になるとうって変わってロック色豊か。外道&憂歌団っすからね〜!「おそうじオバチャン」、いつ聴いても強烈ですなぁ。小坂忠&ウルトラの「気まぐれ天使」なんてレア盤も収録。かまやつひろし音源も必聴ですよ!

歌詞カードがシングル盤のジャケット仕様になっているのもうれしいところ。両方とも美品、1800円です。


藤真利子さん・・女優としての独特の存在感は広く知れ渡ってますが、この人も“歌う女優”であります。LP5枚、シングル8枚出してはります。結構多いほうですな。
そのなかでも代表作の2枚「アブラカダブラ」「ガラスの動物園」をカップリング収録したCDが入荷しました。


fuji_1まず『アブラカダブラ』。細野晴臣、沢田研二、坂本龍一、鈴木慶一・・なんと豪華な作家陣でしょう!基本となるのはフレンチ・ポップスっぽさですが、そこにいろんな要素(オリエンタルなもの、GSっぽいもの等)を混ぜ込んで80'sな歌謡曲に仕上げてます。この見事なアレンジングはムーンライダースの白井良明さん。注目は「モナリザの伝説」ですかね。テンプターズの「エメラルドの伝説」そのままのギターソロがでてきます。作曲はなんとジュリー!驚いた・・遊んでるよなぁ。楽しんでるよなぁ。


fuji_2もう一方の『ガラスの動物園』はフレンチ志向全開、全曲フレンチ・ポップスカヴァーという作品。カヴァーといっても日本語詞を新たに付けてます。これがいい!藤真利子の世界作っちゃってますね〜。しっかりゲンスブール曲も歌ってます。(「涙のシャンソン日記」「ディ・ドゥ・ダー」)。アレンジは松任谷正隆。彼とはアルバム『浪漫幻夢』以来の共演。

帯付、美品です。1700円


近頃個人的に好きなトコロの入荷が増えてまして、嬉しいかぎりでございます。

今日の新入荷も私、大好きです。ティンパンアレイやら鈴木茂氏とのハックルバック等でいかした鍵盤さばきを聴かしてくれる佐藤博さんが渡米武者修行から帰国後第一弾として発売された82年のアルバム「AWAKENING〜覚醒」のLPでございますよ。

sato_awakening去年の今頃にSony Music Directから同好の士・ブレバタやケン田村、MANNA、ラジらの諸作とあわせて80年代シティポップの名作・傑作が一挙にCD化されましたが、佐藤博/AWAKENINGもその一つ。この少し前に我が店もブログを始めたのですが、夏に向けて清涼音楽(聴いて涼しくなる音楽)特集ってのを考えましてね。いろんな人に「あなたの清涼音楽何ですか?」って聞いてみたんですが、佐藤博さんはご自分のこのアルバムを推薦してくださったんですよね。宣伝とわかっていても嬉しいもんですなぁ。

打ち込みによる音作り…82年という時期を考えると、なんとなくあのダサダサなシンセとか嫌味な80年代特有の音を思い浮かべちゃって敬遠してしまいそうになるのですが、これがビックリするほど素晴らしい。80年代の下世話感が全くなくて、むしろちょっとエレガントですらあります。全篇に渡ってフューチュアされたウェンディ・マシューズのヴォーカルも伸びやかで、かなり気持ちの良い時間が過ごせる事請け合いでございます。山下達郎がギターで参加してるのも聴き処の一つ!何度も言いますけど80年代において現在聴いても少しも羞恥を覚えないなんて奇跡の作品です、本当に。

佐藤博/AWAKENING〜覚醒() 帯付美品2300円


今日は割と天気もよいですが、世間は秋の気配たっぷり。先日までの暑さが嘘のような涼しさ、というかもう肌寒さの域です。…で、こんな季節にぴったりのCD入荷してます。

hosonohouse70年代の日本を代表する名盤、はっぴいえんど解散後の細野晴臣による1stソロアルバム「HOSONO HOUSE」です。良いです、良いです。特に今時分に欠かせないアルバムです。細野さんのほっこりとした歌声に味わい深い演奏。どの音をとっても何かが多い・何かが足りないという事の無い素晴らしい作品ですね〜。「ろっか・ばい・まい・べいびい」「ぼくはちょっと」「終りの季節」「恋は桃色」などという錚々たる名曲が気取らずに入ってしまってる所がすごい。うん、70年代の日本すごい、うん。こう、体の真ん中からじわ〜んと温もるような遠赤外線効果が、夏が去ってなんとはなしに空虚な秋の我々に染み込む作品。あとジェームズ・テイラーの「ワン・マン・ドッグ」とかケニー・ランキンの「シルヴァー・モーニング」とか聴いてまろやかに過ごしたい秋の今日。CDは帯付美品、1250円でございます。
細野晴臣/HOSONO HOUSE (KING)

あと高橋幸宏「…ONLY WHEN I LAUGH」の紙ジャケ未開封なども入っていたりします。
yukihiro

毎度格別のご贔屓をばありがとうございます。
好評をいただいてる遠藤賢司特集〜エンケンの猫と僕と君、さらにまた新入荷を投入したのでそちらをご紹介します。

utyuboei遠藤賢司/宇宙防衛軍(KING)
傑作「東京ワッショイ」の続編的内容だけど、遊び心はこちらの方があるのかな?タイトル曲はまるで特撮ヒーロー番組の主題歌みたいだし…。「哀愁の東京タワー」での平山三紀とのデュエットはかなり素晴らしい。鳥肌モノです。LP(帯付美品!!)とCD、両方あります。写真はLP。LP 4800円、CD1200円

reimeiki遠藤賢司/黎明期ライヴ(avex io)
89年発売のエンケン活動初期の貴重なライヴ音源集。早川義夫やジャックス、岡林信康らと出演したライヴばかりなので、やはり底果かとないアングラ臭に包まれております。ライヴで聴く「カレーライス」もいいんだけど。現在生産中止になっておりまして、先頃再発の話があったそうですがお蔵入りになり廃盤状態…。何か問題があるんでしょうか?ウチにあるのはavex io盤ですがこれも最近とんと見かけませんね。帯付美品、1780円

enken_sp遠藤賢司/Special(POLYDOR)
もう一個珍しいのを。96年に発売されたポリドール音源のベスト盤。2000枚限定でリリースされましたが、ポリドール側がエンケン&事務所にに無断で出したとか出さなかったとか…というなんにせよちょっぴり曰く付で現在レア盤。「エンケンのミッチー音頭」を収録してるから意味のあるCDとは言えるかも。勿論再発は望めないでしょう。美品 2800円

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