今日も催事補充作成に追われております。簡単に1枚だけご紹介。日野元彦と彼のともだちによる黒ビート作品集。

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【LP】日野元彦とヒズ・フレンズ/ ビート・ドラム (columbia)
ヒノテルの弟‥なんて言葉はいらないですね。日本を代表する超絶ドラマーの一人、日野元彦によるヒットポップス・インスト集('71年)。クレジットは日野元彦とヒズ・フレンズ、このヒズ・フレンズが強烈でして。杉本喜代志、江藤勲、飯吉馨、水谷公生、稲垣次郎等、新進気鋭のミュージシャン(当時の)が多数参加してるんですね。編曲担当は荒川康男と佐藤允彦。これだけのメンツ揃ったらありがちの企画盤レベルを超越してしまってるのは当然なのです。「霧の中の二人」「サークル・ゲーム」から、「誰もいない海」「誓いの明日」「美しいものたちよ」まで洋邦のヒットポップスを見事にジャズ・ロック〜ソウル・ジャズ化。全編黒くて暑苦しくて男臭いグルーヴに満ちてます。
盤にスレそれなりに有り、ジャケも経年のスレ等ありますが普通にプレイ出来ました。2300円

※裏ジャケ。"黒グルーヴ"感凄く出てる気がするんですが。
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