帰国直前のカサノヴァ7、最新ヒットポップスを歌う。

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【LP】カサノヴァ7/ イン・ジャパン (日本マーキュリー)
「夜の柳ヶ瀬」の特大ヒットで知られるイタリア人演歌コーラスグループ、カサノヴァ7(セッテ)がビザの関係で帰国することになり、その前になんとかアルバムを作りたいとディレクターさんに懇願して録音したらしい(ライナーノーツより)彼らのラスト・アルバム。ほんとはロック・コーラスやりたかったんだよ!という叫びが聞こえてきそうな内容になってまして、「without you」「day after day」「my world」等を迫力の演奏でカヴァー。特にB面は聴きどころ多いです。サザン・ソウルなサウンドで聴かせる「take my hand」、アレンジがグルーヴ歌謡しちゃってる「roll over beethoven」、肉厚ブラスロックな「one fine morning」あたりがオススメ。A面に入ってる「shaft」は黒さ全く感じない軽やか演奏(-_-;) 逆におもしろいですが。残念なのは歌がすべて英語だという点かな。万博ムードでヨイショ♪的カタコト日本語聴きたかったよ。。
日本コロムビアではなく日本マーキュリーからのリリース、帯ありませんが盤の状態良好です。5800円

※裏ジャケット。ヒデロザのロザンナのおじさんや実兄がいるのです。楽器に"着払荷物"ってシール貼られてる!まさに帰国直前‥。
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