昨日入ってきた’60年代終わり〜70年代のピーナッツを聴き返してみて、改めて凄い双子デュオだったんだ!と再認識させられた次第。3枚だけですがイカス音盤載せておきます。後期の彼女たちってヤバすぎるのでは…

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【7"】ザ・ピーナッツ/ 夕陽に消えた恋[B面] (king)
’69年発売のシングル「哀愁のヴァレンティーノ」B面に収録されたなかにし礼-すぎやまこういち作品。これがまあ凄まじいほどのダイナ・グルーヴで迫るヘヴィーGS歌謡なのですよ!編曲は宮川泰先生とクレジットされてますが、ちょっと意外でした。鈴木邦彦先生っぽいソウルフルさに圧倒されちゃいます。演奏はオールスターズ・レオンが担当、なんだけど実はGSの某グループが演奏してた…なんてことあるのでしょうか?盤に薄いスレ、1500円




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【7"】ザ・ピーナッツ/ しあわせの誓い[B面] (king)
’70年発売のシングル「男と女の世界」B面に収録された山上路夫-沢田研二作品。A面も大好きなので迷いましたがやっぱりハッピーズ・カミング♪だよね!ってことでB面推し。編曲はクニ河内、ジャズっぽさあり、サイケな味わいもありのクール・グルーヴ・チューン。文句なしだわさ。愛しあえばそれだけで しあわせな朝がくるのよ〜♪か。ジュリーとの蜜月っぷりを想像してしまう…。盤に薄いスレ、1200円




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【LP】ザ・ピーナッツ/ フィーリン・グッド〜ピーナッツの新しい世界 (king)
真打ち登場。’70年発売の「フィーリン・グッド〜ピーナッツの新しい世界」LPです。ピーナッツが洋楽ポップスをカヴァーしたアルバムなんですが、これの内容たるや身震いなしでは聴けないほどカッコイイのですよ〜!“バート・バカラックとザ・ピーナッツ”と題されたA面では「恋よさようなら」「雨にぬれても」「恋のおもかげ」等をカヴァー。ピーナッツ流ソフトロックの極み!特に「小さな願い」が最高にクールなの!
“ニュー・ボッサとザ・ピーナッツ”のB面ではB4ナンバーはじめとするヒット・ポップスを歌ってます。クール度さらにアップ!グルーヴもグンとアップ!「モーニン」「スピニング・ホイール」の2曲で頭吹っ飛びそうになっちゃいましたよ。格好良すぎるんですけど‥。ビートルズの「ミッシェル」という定番すぎる曲をここまで新しいテイストで聴かせてるのにもビックリ。クールなブレイク入りの「アンド・アイ・ラヴ・ヒム(ハー)」も素敵過ぎ!
うだうだ語ってしまいましたが、とにかく全曲最高なのですこのLP。和モノとかなんとか関係なしに聴いてもらいたい逸品。ポートレイト欠落、背表紙に傷み。盤に細かいスレ結構有ります。聴く分には気になりませんでした。4800円
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※裏ジャケ。表もそうですが、音と声が聴こえてくるよね!このジャケで内容悪いはずないわ。

◆Moanin'

◆Spinning Wheel