今日の新着盤から、槇岡婦喜子の70’sシティ・ポップ裏名盤載せちゃいましょう。

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【LP】槇岡婦喜子/ ラヴ・イン・ザ・シティ (king)
'72年にデビューということぐらいで、経歴をよく存じ上げない歌い手さんですが、'77年にリリースしたこのアルバムは上田力とソウル・バスケットの演奏によるメロウなサウンドに槇岡さんの低音ヴォイスが上手くはまった、和グルーヴ好き必聴の作品です。
エレピの音が心地よいミディアム・グルーヴA-2「ラヴ・イン・ザ・シティ」、低い歌声でやさぐれた歌詞を歌い上げるA-4「眠れぬ夜」、本家よりもダル度&夜の女度アップのメロウ・ボッサA-5「どうぞこのまま」、この歌をここまでシティ・ポップ化してしまう上田力の才に感服するB-2「別れの朝」、軽やかなホーンとエレピでシティ・ポップに変化したB-3「ラストダンスは私と」、漣健児訳詩ヴァージョンで歌うB-4「別離」、サンバなリズムで弾けに弾けるB-5「さり気ない素振りで」・・どの曲も良質極まりない出来栄え!ラストをしっとりと〆るジョン・レノン「ラヴ」のカヴァーもグッときますよ〜。
帯付、ジャケ良好。盤に細かいスレ少々有。2500円