カンツォーネのプリマ・ドンナ、ミルバの来日記念盤登場。

milva_tokyo
MILVA/ in tokyo (king)
カンツォーネ旋風が吹き荒れていたらしい60年代の東京で録音した日本独自盤(’64年)。キングのインストもの、歌謡曲の伴奏でお馴染みのレオン・サンフォニエットが演奏、編曲で若松正司、服部克久、宮川泰が参加。
当時ヒットしていた「ウナ・セラ・ディ東京」をはじめ、シャンソンの「ミロール」、カンツォーネ・ヒットの「ラ・ノビア」、エンニオ・モリコーネ作の「四つの衣装」等、歌い上げ系のムーディー歌唱作品が多く収録されてます。すごく濃厚。その中でちょっと異質なのが「タンゴ・イタリアーノ」と「フラメンコ・ロック」。前者はスインギーなイントロにタンゴなAメロ、さらに雰囲気溢れるジャズに変化していくアレンジが絶妙。後者はタイトルからもわかるとおりのフラメンコとロックの折衷作品。普通にロッキンしてるミルバってのも意外性があってよろしいですぞ。出来たら日本語で歌って欲しかったなぁ・・。
ジャケット良好、盤に薄いスレ少々有ります。残念ながら帯無し。2500円