クリスマス終わっちゃった。2010年も残す所あと僅か。
今年の汚れは今年のうちにってことで、
今年の憂さを歌って踊って晴らそうじゃございませぬか?ドーン。
emori_explosion
エモリアイ・ソウル・エクスプロージョン!
知る人ぞ知るダンシング・イラストレイターの江守藹(エモリアイ)さん。ソウルやディスコの日本盤レコード・ジャケットでおなじみですね。エモリ氏の名前は知らなくてもあの愛嬌のある四白眼のキャラクターは知ってるぞって言う人も多いはず。エモリアイ・ジャケのディスコ7吋がまとまって入荷…せっかくだからプチ特集しちゃおうというわけなのす。クリックで画像大きくなるので是非見てくださいな。しからば長尺御免つかまつる!

boogie【7"】FUNKY BUREAU / Boogie Walk (VICTOR)
まずは「クラップ・ユア・ハンズ」のヒット和製ディスコ・グループ(ヴォーカルがジャマイカ人!)、ファンキー・ビューローの「ブギー・ウォーク」(76年)。この四白眼にだんご鼻&口ひげってのが基本スタイルですね。

discowalk【7"】MILT GRAYSON / Disco Walk (Mercury)
セッション・ヴォーカリストとして活躍していたミルト・グレイソンがマイケル・ゼーガーとのコンビで録音した76年のポップ・ディスコ名曲「ディスコ・ウォーク」。ステップ解説の足跡マークになってます。ようく見るとまつ毛でお目目パッチリ。

sansoo【7"】SAM CLARTE ORCHESTRA / Sansoo Dancing (SONY)
アップになると描込みが増えるwこのサム・クラート・オーケストラ「サンスー・ダンシング」(77年)も相当ペン入ってます。そう前歯が一本欠けてるってのも定番だ。因みにこのサム・クラート、作曲家・都倉俊一の変名仕事なのです。

latin_hustle【7"】DISCO HUSTLERS / Let's Do The Latin Hustle (VICTOR)
ディスコ・ハスラーズによる「ラテン・ハッスル」、怪しさ満点w。どう見ても漫画ちっくだけど妙なところの描写が細かい。手の辺りとか何気にスゴイです。ディスコ・イラストレイター界の鳥山明と呼ぶしかないなこりゃ。

bump_commo【7"】THE COMMODORES / Bump! (VICTOR)
コモドアーズ「ザ・バンプ」、お尻をぶつけ合うバンプ踊りの楽しい雰囲気が出てます。この絵だと低頭身のSD体形になりそうだけど、しっかりした頭身なのはダンスの躍動感を出すためでしょ。流石は踊るイラストレイター。

olimpic【7"】OLYMPIC RUNNERS / Do It Over (KING)
オリンピック・ランナーズの「ドゥ・イット・オーバー」のカルトっぷりもなかなか。スタート・ダッシュでお尻めがけて突進してますw英国のディスコ・バンドなのに後ろアメリカやし。「オリンピック」で「バンプ」?だったらコレよ!ってな豪快さが素敵やん。

hijack【7"】HERBIE MANN / Hijack (WARNER)
ジャズ・フルート奏者のハービー・マンが75年に残したディスコ「ハイジャック」、バラバスというスペインのグループのカヴァです。珍しく女性メインのエモリ・ジャケ。背中からお尻にかけてのラインが素敵なナイスバディちゃん。

olental_busstop【7"】OLIENTAL EXPRESS / Sexy Bus Stop (VICTOR)
女性ものというとやはりエモリ・ジャケで一番売れたであろうオリエンタル・エクスプレス「セクシー・バスストップ」は外せませんな。言わずと知れた筒美京平ディスコの名曲。体はどうなってるのかバス停から長い足がにょきっと。アフロの過剰なデカさもいいですね。

oliental_jet【7"】OLIENTAL EXPRESS / The Hustle Jet (VICTOR)
もひとつ京平ディスコから「ハッスル・ジェット」です。こちらもセクシーなブラック・ビューティにジェット機シルエット。深く考えるなよ、さぁ踊ろう!と言わんばかりの直球勝負が潔い。後ろの人がいい味出してくるのも好き。

gangster【7"】WILLIE HENDERSON / Gangster Boogie (TRIO)
女がセクシーだと男もそうなる?ウィリー・ヘンダーソン「ギャングスター・ブギー」はすっとぼけ風味封印でセクシーなお姉ちゃんを抱えた紫スーツの野性味溢れる男が登場。何でこんなに雰囲気変わるのかと思ったら眉毛あるじゃねーの!

salsoul_chicago【7"】SALSOUL ORCHESTRA / CHICAGO BUS STOP (SONY)
同じ紫スーツでも眉毛がないとこうなる!サルソウル・オーケストラの「シカゴ・バスストップ」より。どう見てもお姉ちゃんを必死にナンパしている様にしか…。ううむ、眉毛ひとつで随分様変わりするものだな。

dimelo_merry【7"】JACK DE MELLO / Merry-Go-Round (VICTOR)
男は四白眼・女は切れ長のオリエンタル瞳が多いよう、お好みなのでしょう。ハワイ系イージーでお馴染のジャック・ディメロによるこの「メリー・ゴーランド」では、半眼気味の魅惑的なお姉さまが。梶芽衣子的な目力を湛えてます。

umum>【7"】MAJOR LANCE / UM UM (TRIO)
エモリ drews 似顔絵ジャケ。メジャー・ランスが60年代の自身ヒット「恋はウムウム」をディスコ・アレンジで発表した76年シングル。似てる。顔の描込みはしっかり、でもタッチや頭身なんかでエモリアイってわかってしまうのよね。

everything【7"】THE STYLISTICS / Can't Give You Anything (VICTOR)
似顔絵その2。スタイリスティックスの「愛がすべて」も各メンバーの特徴捉えてますね。ラッセル・トンプキンスは元々エモリ顔なので普段のキャラでもいいと思うけど、もみあげ野郎のエアリオン・ラヴ!似すぎ!

その他エモリ似顔絵。似顔絵系のイラストはディスコ・オムニバスのLP(こっちも沢山やってる)でよく見られます。似てますよね?
joetexmoments
ralph_carterchuck_jackson


heart【7"】RALPH CARTER / A Song in My Heart (Mercury)
アイドル人気のあった子役俳優のラルフ・カーター君の「恋はハートで」。上の似顔絵にもありますが、こっちはエモリタッチ全開のギョロ目仕様ですね。エアブラシなのかなこれは?ゴージャス。眉毛もちゃんとある!

chupsuey【7"】SAM CLARTE ORCHESTRA / Chop-Su'ey (SONY)
また出ました、サム・クラートこと都倉俊一ディスコ「ソウル・チャップスイ(ソウル野菜いため)」。すごいタイトル。冒頭ののPOPに使わせてもらったイラストもなのですが、ちょいちょいアジアン・テイストも入ってきます。あと77年のこの頃からクレジットが「Drawing By AI-EMORI And GangStaff」というものに変わるようです。

concerto【7"】SYMPHONIC 2000 / Disconcerto (PHILIPS)
ギャングスタッフ名義のレコをさらに。何でもありの時代到来です。シンフォニック2000の「ディスコ・コンチェルト…チャイコフスキーをぶっとばせ!」。クラシックとディスコの融合という事でチャイコフスキーの似顔も飛び出す変則ディスコですね。

loanranger【7"】TONTO & ORIGINAL STEALERS / Disco Lone Ranger (徳間)
こちらもギャングスタッフ名義。トント&オリジナル・スティーラーズの「ディスコ・ローン・レンジャー」…いやぁ飛沫ですなぁwローン・レンジャーという事でカウボーイに変身してます。初期に比べ黒目が大きく、色彩が鮮やかになるのがギャングスタッフ期の特徴でしょうか。今の作風が確立された感じ。

banggang【7"】THE BANG GANG / Who Said Honky's Ain't Got Soul (TOSHIBA)
ポップなギャングスタッフ期も良いですが私はこの辺りが好きです。バング・ギャングの75年のシングル「ブラック・ハット」、いいですねえ。きっちり前歯抜けてます。エモリ・キャラ+ちょいサイケ・ワールドみたいなのがたまりません。手の血管・アクセ…ディティールの描込みもばっちり。

extra【7"】RALPH CARTER / Extra Extra (Mercury)
先ほども登場した元子役アイドル、ラルフ・カーター君の「エキストラ・エキストラ」。一見可愛らしいイラストかと思いきや右下の球から白濁液が飛び出すっていう。あと某ネズミー的なシャツがしっかり四白眼になっているのもポイント。

bump_black【7"】BLACK BUSTER / Bump The Bump (VICTOR)
そしてこれも75年盤。ブラック・バスターなるバンドの「バンプ・ザ・バンプ」という一曲。“バンプ”に因んでメンバーをバンパイアーと称してますが、これまたグレイトなジャケです。吸血鬼っぽくなくもない、目のイッてる感じが大好きです。色使いも最高。描込みも最高(唇のシワ!)。私的にはエモリアイはこれだなぁ。

emori_sainとまぁかなりの長尺でお送りしてまいりましたエモリアイ・ソウル・エクスプロージョン特集です。これでもごくごく一部なのですよ。まだまだ深いみたい、エモリアイ・ジャケの世界。ほとんどにクレジットか右画像のようなサインが入ってるので、気になる方は探してみましょう。ウチにも入ってくればよいが。


あとちょっとだけおまけなのだ。
エモリアイ氏といえばダンシング・イラストレイター、つまり踊る絵描きさんなのです。
その真骨頂といったらやっぱりステップ解説じゃありませんでしょーかっ!

これはハッスルの解説。細かい指導ありがとうございます!
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これもハッスル。こっちは足の動きに重点。
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バスストップのステップ解説。この人はなかなかのナイスポーズ。
step_busstop_sexy

この人もバスストップ班。めっちゃ足動く。
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step_hustle_latinラテン・ハッスルは足の動きより腰の動きが重要っと、メモメモ。










こちらはウォークですね。「フリーダンスはリズムに乗ってりゃイイのです!」
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これもウォーク。「あとは自分のフィーリングで踊る」w丸投げww
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ローンレンジャーのヤツ。躍動感があっていいイラスト。
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チャップスイ。もうこれこのままアニメになるんじゃないか?
step_chupsuey


ステップ解説のイラストはジャケットが別の人の場合もあるので注意せねばいかんですよ。

てわけでこれでホントにお終い。長らくのお付き合いありがとうございました!チャンチャン!