今日出したシングル盤から少しだけ。

ep_kushida akira
【7"】串田アキラ/ からっぽの青春 (toshiba)
ヤング101出身にして、黒すぎるほど黒い歌声の持ち主・・串田“キン肉マン”アキラのデビュー盤('69年作)。ジョー・サウス作のディープ・ソウルを片桐和子の訳詞&青木望の編曲でカヴァー、これが見事なまでに真っ黒!日本初かどうかは知らないが、確かにすごいブラック・フィーリングだ・・。ジョー・サウスというかオーティス・レディングの姿がダブります。盤にスレ少々、ジャケットに小さく書き込み有。1800円


ep_yoshikawa eiji
【7"】吉川英司/ 朝やけのアイドル[B面] (nippon grammophon)
吉川英治じゃないですよ、吉川英司。ジャケの上の方に小さく写っております。A面は有名すぎるほど有名な「ガラスの部屋」のテーマ。片桐和子の訳詞でカヴァー。まあオリジナルの雰囲気のままですわ。おもしろいのはB面「朝やけのアイドル」(作詞:二条冬詩夫、作曲:永作幸男、編曲:中島安敏)のほうでして、西部劇のテーマ風リズミカル・サウンドに乗せて野太い歌声が響きます。投げやり棒読み歌唱。グルーヴィーなオルガンがいい味出してます。ジャケ良好、盤に極薄いスレ少々有。2000円


ep_poppies
【7"】ポピーズ/ 恋は気分 (toshiba)
♪気分なの 気分が大事・・・ポピーズのビート歌謡傑作ですね〜!作詞:なかにし礼、作・編曲:井上忠夫。どこでも使える“いつもレコバッグに一枚”的レコード。カップリング「私の負けよ」も負けず劣らずの素晴らしさです。イントロからどファンキー、終始パーカッション跳ねまくり!ジャクソン・ファイブ的クラヴィネットもカッチョイイわ〜。状態良好、2000円


ep_crickets
【7"】クリケッツ/ 私のベイビー・ボーイ (king)
小中学生男女5人組、クリケッツのデビュー曲('76年)。ひと目でフィンガー5フォロワーだとわかるわけですが、フィンガーと比べるとポップ・ロック色が強い楽曲ですね。作詞:うさみかつみ、作・編曲:鈴木邦彦。メイン・ヴォーカルはアフロヘアーの浅香容子ちゃん(後の麻香ヨーコ、ひょうきん族の4代目エンディング「グラマー・ボーイ」歌ってた人です)。めちゃかわいらしい歌声!盤に薄いスレ、ジャケット良好です。1500円


ep_caterina valente
【7"】CATERINA VALENTE/ 恋のバカンス (king)
ピーナッツの代表曲を“歌う通訳”カテリーナ・ヴァレンテがカヴァー('63年)。ピーナッツのヴァージョンと比べると格段にスインギーなビッグ・バンドに乗せ軽快に歌うヴァレンテさん、さすがの上手さです。日本語でもほぼ問題なく歌えちゃうんですね〜。カップリングには自身のヒット曲「チャオ」(雪村いづみのヴァージョンがお馴染みかな)の日本語ヴァージョンを収録。A面よりもさらにジャズ色アップ!凄まじくスインギー!!盤に細かいスレ有、ジャケットは悪くないコンディション。1500円