雨降るわ寒いわで最悪な日曜日ですが、レコードはなかなかの量入ってきました。今日はシングル盤を少しだけご紹介。

ep_hashi yukio
【7"】橋幸夫/ 何処へ (victor)
股旅ものからリズム歌謡まで、幅広いレパートリーを持つ橋くんですが、後世に残る傑作ソフトロック歌謡も残してくれてるんですね。それがこのシングル。作詞:阿久悠、作・編曲:吉田正。流れるようなメロディーに爽やかな女性コーラス、うねるベースに伸びやかに響く橋くんの歌声・・・とても吉田正先生作とは思えません!いずみたく先生あたりの曲かと思っちゃいます。歌詞は幾分の意味不明感(♪汽車に乗る時 間違えないで 右はしあわせ 左ふしあわせ〜♪)がありつつも、若者に明るい未来があるのか、悲しみしか残されていないのではないかを問いかける素晴らしいものになってますね。さすが阿久先生だ!読解力のいる歌詞こそ、この美しいメロディーには似合うのです。今この時代にまた歌って欲しい名曲!懐かしのメロディー系の歌番組で歌ったら「おおっ!」と思う人たくさんいると思うんだけどなぁ・・。いつも「潮来笠」「恋のメキシカンロック」じゃつまらんでしょう?状態良好、2000円


ep_itsuki hiroshi
【7"】五木ひろし/ 美浜町民の歌 (minoruphone)
五木ひろしの出身地といえば福井県美浜町。毎年“五木ひろしマラソン大会”なんかも開いちゃってますもんね〜。そんな美浜町名誉町民:五木ひろしが歌うふるさとの歌。タイトルの題字は町長の平野厳(当時)が書かれてます。なかなかに力強い字です。美浜の山なみ、美しい湖、広大な若狭湾などを歌詞に織り込んだ雄大な楽曲、ひろしの歌声もゆるさとを思ってか、いつも以上に力のこもったものに。カップリングには、今もなお運動会の踊り等で使われているらしい「若狭美浜音頭」を収録。こっちのほうが有名?非売品の制作委託盤です。美品、1500円


ep_mihashi michiya
【7"】MITCHIE(三橋美智也)/ The Tombi〈夕焼けとんび〉(KING)
なんでもかんでもディスコ化されていた時代の遺品・・にするにはもったいない大フィーバー曲!三橋ミッチー&寺内タケシコンビが贈る、やりすぎ(?)ディスコ!日本歌謡史に残る名曲「夕焼けとんび」「達者でナ」を使ってここまで遊ぶとはね〜。大御所遊ばせたらどこまで行くかわからんぞ!一番ヤバイのはミッチーのルックスという噂もちらほらと・・。少スレあり、1000円


ep_tenma rumiko
【7"】天馬ルミ子/ 教えてください、神様 (minoruphone)
伸びやかな歌声、可愛らしい顔、抜群のスタイル・・だったにも関わらずあまり売れなかったアイドル、天馬ルミ子。彼女唯一のヒット曲がこのシングル。作詞:杉山政美、作曲:都倉俊一。♪教えてください神様、好きな人には全てをあげても構わないですか〜♪という歌詞で、大人に成長している途中の女の子がもつ不安定感を見事に表現してますね。もちろん全部あげたいと思うけど、目を閉じると♪何故かママの顔♪。う〜ん、ひとり立ちできていない部分の表現も抜群です!盤に少しだけスレ、1000円