今日の新入荷から業の深い女たちのシングルをピカップ!

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【7"】津和のり子/ほれてふられてブルース (PHILIPS)
出ました!Hotwaxやさぐれ歌謡コンピにも収録され、その強烈なインパクトで聴く者の心を鷲掴みにしまくった牝ブルージィ歌謡No.1〜津和のり子の「ほれてふられてブルース」のシングルが到着。最高にかっこいいじゃねーの。女・原田芳雄…この声!この気怠るさ!どこからどう聴いても不幸そう!やさぐれ歌謡の正しい見本と言えましょう。“ラリルレロラブ”な歌詞も至高の一曲。2800円

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【7"】中村晃子/ローマの灯 (KING)
幸せが〜住むという虹色の湖ィ〜の中村晃子姐さんによる69年のシングル「ローマの灯」。ポロロンと響くピアノの音色と落ち着いたボッサ調のメロディで始まる大人のムーディ歌謡…と思いきやサビでしっかり出てきました晃子のひとりGS節が!唐突な盛りあがりに最初は驚きを隠せませんでしたが、聴く度になかなかクセになるというか…超展開を待ってしまう私。スキスキ連呼のひとりGS〜B面「うんと愛して」もかなりイイのでオススメです。作詞が世志凡太!1200円

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【7"】愛染恭子/恋人たちの森 (HUMMING BIRD)
お世話になったお父さん方も多かったりして。80年代のピンク映画を席巻した懐かしの女優・愛染恭子…レコードまで出していたとは!「恋人たちの森」は84年発売のシングル(デビューですよね!?)で、タモさんや談志も出演した伝説の笑殺ポルノ“愛染恭子の未亡人下宿”と同時期。当時音楽界に参入したばかりの新興レーベル〜ハミング・バードから発売されてます。しょっぱなから思い切ったな、ハミングバード!しかし愛染嬢ともあろうものが文字ジャケかい!と思いきや、裏に折り込まれたジャケを開くとムフフの熟女(※過剰フェロモン!閲覧注意)が居りましたとさ。歌は…ギリギリですね。1500円

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【7"】大橋恵子/花びらは恋する女 (SONY)
三谷謙時代の五木ひろしや八代亜紀ら実力派歌手を輩出した日本テレビ系“全日本歌謡選手権”の第11代目の10週勝抜きチャンピオンを獲得した大橋恵子の71年発売シングル「花びらは恋する女」。作詞:橋本淳×作曲:筒美京平によるファンキー・グルーヴ歌謡で、元々は70年に発売された小川知子のLP「恋する女」収録曲としてかかれたモノです。坂本スミ子もカヴァしている隠れた名曲ですが、京平先生の焦燥感のあるアレンジや緩急の効いた大橋版が一番好きかも。ジャケットにテープあと。600円

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【7"】麻里圭子,リオ・アルマ/月影のランデブー (VICTOR)
麻里圭子とリオ・アルマとしては最初のシングルになる「月影のランデブー」(69年)!和製ラティーノ歌謡の教典といえる一枚です。ウゥ〜ン♪だ、アハン♪だとキュート極まりない麻里圭子のヴォーカルはモチロンですが、リオ・アルマによる演奏が最高にカッコイイ一曲。絶え間なくグルーヴを発し続けるパーカッションに、アグレッシヴなフルートの響きと細部までミッチリ!死角がまったくありませんなぁ。B面「恋の天国」も良い歌です、人気盤。イエス・アイ・ドゥー。2500円

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【7"】荒木ミミ/スキャンダル (CANYON)
最後にやさぐれ歌謡をもう一枚、荒木ミミの73年のデビューシングル「スキャンダル」。天然モノのハスキー・ヴォーカルが完璧なやさぐれ具合を演出しております。この声最高!デビュー作なんて信じられないベテランの風情…。歌謡フィールドの名仕事っぷりが個人的にツボにはまっている中村泰士先生作曲のブルース歌謡の名作です。B面「失恋」もこれまた甲乙つけ難い出色のオールドタイムジャズ歌謡。ダルな歌唱がよりアバズレ感を上乗せしてますが、可愛らしさも隠し切れないところがええのよねェ。ジャケットにスタンプ…残念。1800円