今日ご紹介するLPは、英国の鬼才と独プログレの雄の共演盤。まさに未知への扉!

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【LP】CLUSTER & ENO/ same (sky)
’77年録音、邦題『未知への扉』。“イーノ&クラスター”名義になってるのは日本での知名度の差からでしょうか。ノイ!やファウスト、クラフトワークと並んで70年代のジャーマン・ロックを牽引したクラスターと、アンビエント・シリーズやロバート・フリップとの「ノー・プッシーフッティング」、ボウイの「ロウ」等で鬼才っぷりをいかんなく発揮していたブライアン・イーノの共演ですからね、普通のロックになるはずもなく。アンビエント的サウンドが続くSIDE:A、ヘヴィなハンマービートや軽快なシンセ音、弦を擦り滑らせて鳴るアヴァンギャルドなギター・サウンド等70年代初期を思わせるサウンドなSIDE:B、共に彼らだから作り得た音だといえるでしょう。ポップな楽曲も意外と多く入ってるので気難しく考えずに聴ける作品ともいえますね。
テイチクから発売された帯付の日本盤、状態良好です。5800円