小さい頃にものまね四天王ブームがありまして。年末・年始の特番等かじりついて観てたんですが、今思うと彼らってあんまり似てなかったような気がするんです。テープ芸と淡谷先生の「下品ね!」発言で十分笑えたんですが。昨今のものまね芸人さんたちが見せる芸はもはや芸術の域でしょう。コージーにまっちゃんにノブ・アンド・フッキー(ぴんから兄弟のものまね最高!)・・やっぱりものまねは似てないといかんです!あまり細かすぎて伝わらないのもどうかと思うのです・・・。


で、今日の新入荷。ものまねではなく声帯模写と呼ばれていた時代の第一人者、桜井長一郎師匠のレコードです。

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【LP】桜井長一郎/ 声帯模写集 (ローオン)
“声のスタイルブック”桜井長一郎、戦後から平成初期まで声帯模写一筋に芸を磨かれた達人です。勝新太郎や渥美清、阪東妻三郎といった映画・舞台俳優から三木武夫、田中角栄をはじめとする政治家、三遊亭円生、広沢虎造等寄席芸人まで、レパートリーの広さに驚かされます。ちょっと聴いてみたんですがね、角栄氏の声そのものっすよ!「まーしょのー・・」ですわ。本気で笑えます!勝新も寅さんもおもろいなぁ。余計な演出が無いから純粋にものまねを楽しめるって部分もありますね。
演芸レコの中ではあまり入ってこないジャンルです。帯付美品、2800円