新入荷のCDをご紹介。クセ…いや味のある人がいっぱい。

noborikawa seijin【CD】登川誠仁/スピリチュアル・ユニティ (RESPECT)
セイ小(グヮー)の愛称で知られる沖縄の首領、登川誠仁の2001年のアルバム。SOUL FLOWER UNIONの中川敬らがプロデュースしている事もあって、純然たる沖縄民謡にはのない敷居の低さが嬉しい一枚かも。ここから狭くて広いオキナワの世界に入るのも、若人やヤマトンチューには良いと思います。登川誠仁という人は“琉球民謡協会名誉会長”で“沖縄県無形文化財”かつ“琉球民謡登川流宗家”…すごい人なんです。すごい人なんだけれども、それを感じさせない。四の五の言わんと聴いたらええがな、という魅力に溢れてます。未開封 2380円

kasagi shizuko【CD】笠置シヅ子/全曲集 (COLUMBIA)
続きましてブギの女王がご来店。最近になって彼女やコンビで作曲を手掛けていた服部良一のレア音源が復刻され、耳にする機会が多いのですが「素晴らしい」の一言に尽きます。戦後の混乱期にあって、ここまで洗練された音楽が出来るものか?ブギ・ジャズ・バップ・ブルースの感覚が突出している歌手の一人でしょう。「ラッパと娘」や「オールマン・リバップ」等の絶品ジャズ歌謡を聴くに付け、歌謡曲の垣根のなさこそ日本のポップスの原点だと思わずにいられません。有名な「東京ブギウギ」や「買物ブギー」だけじゃない女王の世界をお手軽に。おおむね良好 1280円

morishita mikihiko【CD】森下登喜彦/供18才未満のバラード (POLYDOR)
電子音楽作曲家/キーボード奏者である森下登喜彦の72年のセカンドアルバム。歌モノを中心に映画音楽を思わせるような、混沌としていてふわふわと幻想的な世界観が心地いい作品です。題名の「18歳未満のバラード」の通り十代のモラトリアムや若者の詩情に満ちていて、爽やかさや懐かしさ、恥ずかしさまで空気ごと詰まってる感じ。1stアルバム「TOCCATA ぷ-1」で聴く事の出来る前衛的な要素はあまりなく、同一人物か?と思うような揺らめきのメロディは“早すぎたアシッド・フォーク”と称されるのもうなずけますな。ポリドールMR5000番台紙ジャケシリーズでの初CD化。美品 1600円

ann sally【CD】ANN SALLY / "Hallelujah" 〜Live 2001-2003 (BMG)
透明感のある歌声が素敵なシンガー、アン・サリーの初ライヴ・アルバムも入荷しました。2001年のデビューから2003年までに行なわれたライヴからベスト音源を収録。「酒とバラの日々」やコリン・ブランストーンの歌唱で知られるティム・ハーディン作「Misty Roses」、ジョニ・ミッチェルの「All I Want」や小畑実の「星影の小径」、パウリーニョ・ダ・ヴィオラの「Danca Do Solidao」など多岐に渡る選曲がアン・サリーという中継を通る事で違和感なく一体化しているのが面白い。水面の波紋のように広がり染入る歌声は唯一無二のものです。畠山美由紀とのデュエット曲を収録した初回限定盤です。美品 2000円