『歌はわが翼〜ラスベガス・ライヴ'77』が入荷してきて以来、五木ひろしを超絶エンターテイナーとして認識しちゃったNAKA2号店です。今日ベスト盤CDが入荷してきたんで、せっかくだからプチ特集やっちゃおう!ってね。

itsuki hiroshi_CDまずは基本っすよね。全曲集CDです。「長良川艶歌」から「千曲川」「夜空」まで、代表曲ばかり全16曲収録。'84年発売の最初期プレス盤です。だからってビートルズみたいに高い値がつくわけじゃないですが・・。ワインが似合うようで似合わない・・。否似合わないようで似合うかな?どっちだ!?


itsuki hiroshi_las vegas78衝撃のラスベガス公演は'76年から'78年まで3年連続で行われたんですね。これは3年目の'78年盤。過去の公演以上に英語曲が増えてます。US録音の「gotta win」「one of the lucky ones」も要注目!解説の平井賢氏はこのライヴ盤を聴いて「五木ひろしの全世界への飛躍の日も近いのではないか」と感想を述べられてますね・・。まずはこの魅力を多くの日本人が知るべきですよ!


itsuki hiroshi_airenka演歌歌手らしい作品も当然のことながら残してまして。ひろしの歌う“夜の唄”集がこちらのLP。カヴァー曲中心ですが、特に石原裕ちゃんのヒット作「粋な別れ」(浜口庫之助作品)はグッときますね〜。完璧に自分のものにしてる!


itsuki hiroshi_yokohama tasogareやっぱこれは載せなきゃね!“よこはま〜 たそがれ〜”っすよ!清水アキラのおかげで世の隅々まで知れ渡った名曲ですが、これが五木ひろし名義でのデビュー曲。松山まさる・一条英一・三谷謙と名前を変えるも不遇をかこった彼が人生を賭けてリリースした作品なんですよね。平尾昌晃先生の初演歌作でもあります。


itsuki hiroshi_matteru onna続いても初期の代表曲。五木のポップス演歌第1弾「待っている女」です。'72年リリース、作曲はカルト歌謡好きにはお馴染みの藤本卓也。驚くほど聴き易い作品なんですよ、これが。オリコン6位も納得・・。



itsuki hiroshi_tabigarasu1stこれも'72年にリリースされた大名曲「旅鴉」(ミノルフォンの生みの親、遠藤実先生の作品)。発売当時はオリコンベスト20ギリギリだった作品なんですが、しばらく100位以内に居座るというロングセラーっぷりをみせ、それを反映してかジャケットを変えて3度も発売されてます。後世に残る作品ってのはこういうものなのかも。後から後からじっくり浸透していくんですよね・・。

itsuki hiroshi_tabigarasu2ndセカンドジャケ







itsuki hiroshi_tabigarasu3rdサードジャケ








シングルすげーいっぱいあるなぁ・・。次はこれだ!

itsuki hiroshi_izakaya年配サラリーマンが若い女性とデュエットしたい曲NO.1!木の実ナナと歌った「居酒屋」です。作詞は故阿久悠先生、作曲はなんと大野克夫!!スパイダース〜PYG〜太陽にほえろの、あの克夫ちゃんが作ってたのか!この曲に限らず、非演歌作家を積極的に起用してるんですよね。チャレンジャーなんです、ひろしは!


itsuki hiroshi_nagarenomamani演歌と時代劇との相性は今も昔も抜群。ひろしにもありますよ、時代劇主題歌。『遠山の金さん』(高橋英樹版)の主題歌「流れのままに」('82年リリース)です。遠山金四郎が今まさに裁きを下そうとしている場面を使用したジャケットは秀逸。左端のひろし、ちと邪魔かも・・・。


itsuki hiroshi_koino osaka最後は公式ディスコグラフィーには掲載されていないレコを載せましょう。'82年に製作された「恋の大阪」です。なんで公式サイトに載っていないのかというと、委託製作盤だからってのが理由のようです。一応非売品ってことになるのかな?定価も書いてないですし。“大阪の歌”コレクターの方は当然押さえてるシングルでしょう・・。ちなみにB面は「東京ロマン」。こっちのほうがイメージ合うなぁ・・。あんまり大阪って感じしませんよね?