大阪と言う土地柄ゆえかお笑い・演芸・芸能関係のものがチョロチョロリと入ってまいります。
笑いに愛された人から笑いを愛する人へ〔渋好み篇〕、憂鬱な雨の月曜日に捧げます。

kikusuimaru_lp河内家菊水丸/河内音頭 広沢良一半生記 (COLUMBIA)
河内音頭をこれでもかってエンターテイメントに高めたお方、新聞(しんもん)詠み河内音頭家元・河内家菊水丸氏の82年発表のLP「河内音頭 広沢良一半生記」です。おおよそ河内音頭のレコードとは思えないジャケット!!かっこいいですね〜。タイトルの広沢良一氏ですが、副題に『ホテル・グランド・ラヴ建設完成記念』とあります。kikusuimaru_signラブホだと思われ。プロフィールによると菊水丸さんと同郷の大阪府八尾市出身との事ですので知人の方?今度菊水丸さんがいらしたら聞いてみよう!他にあの名曲「ロック河内音頭」を収録!未CD化?、珍しいものだと思います。ジャケットと別添色紙にサインありです。2500円

kikusauimaru_scrap“菊水丸のスクラップ帖”著:河内家菊水丸 (たる出版)
こちらは同じ菊水丸さんの大阪新聞に連載していたコラム「菊水丸がゆく」をまとめた本「菊水丸のスクラップ帖」。これまたタイトル通り一冊丸ごと新聞記事をスクラップにして作られたもので(!)、このスクラップブッキングがご本人菊水丸さんの手によるものだって言う事に、またも(!!)なのでした。博識と幅広い交遊録にも感服いたします。初版、帯付 800円

ozawatekikokoro“再び……小沢昭一的こころ”著:小沢昭一、津瀬宏 (芸術生活社)
芸と言えば自動的に放浪芸でお馴染みの小沢昭一を思い出します。この「小沢昭一的こころ」はめちゃめちゃ長寿ラジオ番組「小沢昭一的こころ」の書籍版。なんと73年からのロングラン!!この番組の本はシリーズ化されてたくさん上梓されてます。これは81年に出た第四弾だと思いますが、現在絶版。小沢さんののんきなおじさん調の喋りがたまらなく愛おしい。「話芸の神」はたむらけんじのための言葉じゃ絶対なくて、小沢昭一のような人にこそふさわしいものです。ハードカバー、450円。

psychic“サイキック10年ファイル 1988〜1998”著:北野誠、竹内義和、板井昭浩 (青心社)
長寿ラジオ番組といえば大阪ではこれ。大滝詠一、大友克洋、aikoら熱心な著名人ファンも多いABCラジオ「誠のサイキック青年団」の、放送開始から98年までの10年間を記録した本「サイキック10年ファイル 1988〜1998」も。放っておいたらどこまで行くのかと思うくらいに濃くて深い世界はやっぱり聴いてみないと伝わらないかもですが、番組を聴くための手引きとしておすすめ。ソフトカバー、帯付初版 850円。

ito_konokao“この顔で悪いか!”著:伊東四朗 (集英社)
伊東四朗さんは芸人じゃないんです。あくまでも「喜劇人」なのです。「喜劇人」に対する人一倍の誇りと愛情が文章のそこかしこから窺える伊東四朗初の書き下ろしエッセイ集「この顔で悪いか!」。てんぷくトリオ時代のエピソードやら仲のよいお方たちとの対談、生い立ちなどもあって非常に面白い本です。懐かしい写真も見どころの一つ!数年後この本の続編「この顔でよかった!」という本を出されてますが、私もこの顔が良いと思います。コワ面白い…喜劇人の魅力に溢れる顔!ニン。ハードカバー、初版 700円。

kyosen_gebageba“ゲバゲバ70年! 大橋巨泉自伝” 著:大橋巨泉 (講談社)
『野球は巨人 司会は巨泉』という時代がありました。60〜80年代にかけテレビがとてつもなく華やかで面白かった時代、TVをつければ巨泉が映っていた…現在はセミリタイヤで悠々自適な生活を送ってる大橋巨泉の70年の人生を振り返る自伝「ゲバゲバ70年!」。『11PM』『ゲバゲバ90分』『クイズダービー』『ハッパフミフミ』の舞台裏・秘話やら、ジャズ評論家時代のエピソードも。登場する人物の錚々たる面々にため息も出るというもの。物欲を刺激するジャケット(表紙)も最高ですね。「タモリ!お前の番組に出てやる!」、ハードカバー、帯付初版 1000円。


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