「軍国主義」やら「15年戦争」なんて言葉のせいで暗いイメージのある昭和時代。奥深すぎて、簡単な解釈を許してくれない時代であるわけですが、実はこのあたりの現代史が大好きでして。今日入荷したドキュメントLPなんかみるとワクワクしてきちゃうんですよ!“考え方、捉え方”じゃなく、純粋に“記録”としての存在価値は大きいですよ。

showa_1昭和の記録(日本グラモフォン)
LP2枚組で、戦前と戦後の記録を分けて収録してあります。







showa_2興味はどうしても戦前にいってしまいますが。中村茂アナウンサー:2.26事件「兵に告ぐ」、友安義高アナウンサー:南京陥落 入城式実況、近衛文麿:「紀元2600年記念式典」・・・“あの戦争”をおこなっている最中の生々しい記録です。もちろん昭和天皇の「終戦の詔勅」も収録。この詔勅、全部聴いたことあります?なんて言ってるかさっぱりわかりませんから!一番わかりやすいのが有名なあのフレーズ(耐え難きを・・)ってだけで、重要な部分は別のところのようです。




showa_3戦後の記録は一転して明るいもの(飯田次男アナウンサー:古橋選手世界記録樹立 東京オリンピック マラソン実況 等)が目立ってますが、血のメーデー実況なんてものもあります。歴史に裏表あり・・
内ページには貴重な写真が山盛り載せられてます!!一級資料としていかがでしょう?状態良好、3000円。