lyraダンダンダダーダダン♪また逢う日まで〜逢える時まで〜
…と思わずキーヨかと見紛うジャケットの登場であります。

本日の新入荷LP、ブラジルの伊達男カルロス・リラの71年のアルバム「…E no entanto e preciso cantar」をお披露目すると致しましょう。

まずは蛇足ですが彼の経歴と本作に至るまでの経緯を簡単に。カルロス・リラは1934年生まれで今も現役続行中のブラジルの音楽家。ジョアン・ジルベルトらと並ぶボサノヴァ・オリジネーター(ジョアンのデビュー盤にもリラの曲が使われています、しかも3曲!!)であるのですが、60年代末に衰退の様を呈するボサノヴァに批判と言う名の捨て台詞を浴びせメキシコ移住。かなり俺流な男性でらっしゃいます。その後70年にメキシコからリオに戻って来たリラが、伝家の宝刀ボサノヴァ・マナーを封印し録音した作品、それがこのアルバムなのであります。

「…E no entanto e preciso cantar」ポルトガル語で「そして、歌うことを必要とするその時に」。アメリカの70'sシンガーソングライターブームに呼応したような内容で、彼の代表曲とも言うべき「私の恋人(Minha Namorada)」「春(Primavera)」のフォーキーな赴きは「味わい」と言う以外にいかとでも形容しがたい温かみを感じさせてくれますよ。春を迎える今の季節にこそ聴きたい一枚となっております。ハイ。このアルバムを筆頭に翌年の「僕の彼女たち」など、70年代のリラ作品はシンプルで幸福感満載なのが魅力です。キーヨも良いけどまずはこれ、マストバイでござぁます。

ブラジル盤、盤&ジャケ共に状態良好です。3800円なり。