中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

“安くて素敵なレコード”紹介第2弾でございます。


全世界で5600万枚売れたのです、そりゃ安いわ!MICHAEL JACKSON/thriller の登場であります。それにしても5600万枚って・・・

マイケルの曲を全く知らない人がいたとしてですね、その人が「マイケル・ジャクソン聴いてみようかな」なんて思って初めて聴く曲がどの曲かでかなり印象が変わると思うんです。JACKSON 5なのか、JACKSONSなのか、はたまた「dangerous」か、「invincible」か・・

84a5a908.jpgもし『thriller』だったとしたら・・・「大好きマイケル!!」ってことになるはず!
収録曲のなかに捨て曲がまったく存在しない傑作中の傑作。それが『thriller』。
タイトル曲を筆頭に、ポール・マッカートニーとの「the girl is mine」、ロッキンなマイケルがカッコイイ「beat it」、マイケル初の癒し系?「human nature」等これベスト盤!?と思ってしまうほどの、ピカピカのポップソングのオンパレード!
そのなかでもですね、「billie jean」ですよ、やはり!マイケル史上間違いなくNO1ポップソングであろうこの曲が収録されている、それだけで買う価値ありの存在になっていると言っても過言じゃない!いまだにファッションショーでかかったりするらしいしね(何かの本に書いてあったんです・・)。

♪bille jean is not my lover, she's just a girl who claims that i am the one…♪

あぁ、大好きマイケル!!

MICHAEL JACKSON/ thriller (epic) 800円

レコード界では「飛行機ジャケ」というジャンルがあるとか、無いとか…。特に70年代の半ば位まではかなりの頻度で、意味も無く(?)飛行機とともに写っているジャケットで制作されたレコードがあるようです。ジャズのレコードに多いみたいですが、これまたかなりの頻度で名盤多し!!最近遂にCD化され某外資系レコ屋で販売されたTAPAJOS/NAZARETH/HENRIQUESや、イタリアのハードバップ名盤BASSO=VARDAMBRINI SESTETTO、DONARD BYRD/Places and spacesも飛行機ジャケですね。日本のジャズ重鎮白木秀雄氏もドイツのSABAよりSakura Sakuraという飛行機ジャケものを残されています。いずれも高値必至の大名盤、飛行機ジャケにハズレなし…とはあながち間違ってもいないかもしれません。

さて飛行機といえば近頃ではめっきりと無くなりつつあるようですが、昔は結構事故が起きていたものです(勿論減っていただかないと困ります)。1967年の今日12月10日はKING OF SOULことオーティス・レディングと彼のバンドのメンバー4人の乗ったチャーター機がウィスコンシン州モノナ湖に墜落し死亡した日だそうです。この数日前まで遺作となった「ドック・オブ・ベイ」のレコーディングをしていたとの事。26歳という早過ぎる死。活動歴は僅か6年という事ですが「こんなに短かったの?」と思えてしまうのは、やはり彼の死後も愛されて続けているからでしょうか。濃密な作品は歳月を経ても、魅力薄れるという事を知りません。

忌みじくも本日は85年に同じく航空機事故で亡くなった坂本九さんのお誕生日でもあるとの事で…なんともスゴイ偶然。2人の巨人と飛行機の因果な関係。飛行機に乗りたくなくなる日ですねぇ。パイロットの皆さん、くれぐれも運転には気をつけて下さいね。
オーティス



Otis Redding/The Dock of Bay(ATLANTIC)1000円

坂本九



坂本九/皆んなで笑いましょ(東芝)800円

「JOHN COLTRANE/ one down,one up live at the half note」ようやく購入し、店で悦に入って聴いておりました。

「まいど!」常連のお客さん登場。bluenoteが大好きな人。最近DEXTER GORDONが何枚か入荷したので「買ってくれるかな?」と思っていると・・ちゃんとone flight upを買ってくれました。

いつもは「ありがとうございました!」「また来るわ〜」と言葉を交わしすぐに帰られるんですけど、今日は「今かかってるコルトレーン何?」と話しかけてこられたんです。
「これですわ」とCDをみせる僕。
「ハーフノートかぁ・・」と感慨深げなお客さん。
それからお客さんの若い時代の思い出話がはじまりました。「1965年は就職した歳やなぁ」「トレーンのおっかけやったから」「日本公演?もちろんみたで!」「就職して金に余裕できて買いまくったな。selflessnessやったなぁ、最初に買ったの」

「こんなにしゃべる人やったん!?」とビックリしてしまうほどでした。リアルタイムで聴いていた人の話はほんとに説得力があるというか、現実味を帯びているというか・・。てっきり王道ジャズが好きを思ってたのにトレーン、しかもselflessness!
結局2枚目最後の「my favorite things」まで聴いて帰られました。「レコードでだしてくれたらええのに・・」というセリフを残して。

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「selflessness」が今ないんです・・。なのでオリジナル・ヴァージョンのmy favorite thingsを収録した「my favorite things」を載せます。1500円です。




one down one up





 JOHN COLTRANE/ one down,one up live at the half note
    約23分のmy favorite thingsは圧倒的迫力!!

e00e88c4.jpg揃いも揃って美しい・・ジャケットに並ぶ9人の女性。
CHICO O'farrill / nine flags 入荷しました。ジャケ買いして欲しいレコードです。IMPULSEらしからぬデザイン。

CHICO O'farrill といえばアフロキューバン・ビッグバンドやろ!と思っちゃいますが、このレコード、意外なほどラテン色薄いです。ジャケットの女性の下にBRASIL,ENGLAND,FRANCE,GERMANY,HONG KONG,IRELAND,ITALY,SPAIN,SWEDENと9つの国名が書いてあります。その国のイメージに合った曲をやっているのか・・と思ったんですけどIRELAND(green mossって曲)なんてトラッド色皆無、マイナー・ブルースやってます。イメージに合った曲やってるわけじゃないのかな?ブルージーなビッグバンド・サウンド多目です。
クラーク・テリーはじめ、ビッグネーム参加しまくりのバンドの中で、注目すべきは若きLARRY CORYELL。3曲に参加してます。いわゆる下積み時代。

CHOCO O'FARRILL/ nine flags (impulse) 赤黒レーベル 1500円

安西マリアさんといえば、時代劇好きな僕は隠密同心“はやぶさお銀”(大江戸捜査網ね!)でのかっこいいお姿を思い出したりもするのですが、やはり「涙の太陽」のイメージが1番先にきますよね。バイクにまたがるマリア嬢のかっこよさ(LPのジャケットです)!昭和のグルーヴィー・ソウル歌謡の一翼を間違いなく担っていた素晴らしい歌い手であります。
そんな彼女ですが、「涙の太陽」をはじめとする代表曲目白押しの東芝からビクターに移籍した後の活動はちょっと地味なものに思われてしまってます。強烈なヒット曲がなかったことが原因かな、やはり。

0135ad62.jpgヒットしてない曲の方がありがたい(高く売れる)中古レコ屋の性格上、ビクター時代のシングル入荷は逆にうれしいものです。非ヒット盤大歓迎!マリア嬢の地味?な時代のシングル「サヨナラ・ハーバーライト」が入荷した今日の朝も「よし!」なんて思ってしまいましたもの。
ほんとに地味なの?なんて思いながら聴いてみたんですけど・・大人の哀愁たっぷり&軽くツイスト!マリア嬢のクールな歌声がばっちりハマってます。初期のチェッカーズの曲が思い浮かんでしまったのは、やっぱ勘違い?似てると思うんですが・・・
作詞:橋本淳 作曲:響わたる。このシングルがビクター移籍第1弾シングルになります。


安西マリア/ サヨナラ・ハーバーライト(victor) 800円 

miss nomiya「歌う『オシャレ手帖』姉さん入られました〜!!」

おおよそ「お洒落」という言葉には縁の無い我がRecord Shop NAKA2号店にも「おしゃれ手帖」はやって来ました。ピチカートファイヴでの活躍で日本ポップ界のおしゃれアイコンの頂点に君臨しているミス野宮真貴嬢の事です。

野宮真貴名義では3枚目の作品となる『ドレス・コード』〜戦時下のエレガンスを求めて〜のCDが入荷してます。いつも高年齢層向けの商品ばかり紹介しているので、たまには若手にもアピールしようと目論んでみました。「おしゃれ」の代名詞の如き野宮真貴、年齢不詳ですが80年代からの活動歴を考えてもお年は結構…のハズ。ですが、見よ!!この美しさ。本作のテーマであるエレガンスの通り、華やかでいて決して下品にならないお姉さん。プロデュースを須永辰緒&川勝正幸が務めた音の方もジャズィでボッサ、ディナーショウを意識したトータルコンセプトなアルバムです。参加陣も豪華で横山剣(CKB)、Saigenji、M-flo、菊地成孔…など今を時めく男性たちを、女王よろしく従えて歌ってます。中でも菊地の作詞した「Elegance Under War」はサブタイトルにも使用されており作品の鍵を握る1曲。

  “あたしは生まれてから優雅じゃなきゃいや エレガントが一番なの”

とアイコンとしてのミス野宮を語り尽くしたこの一文にみんな納得するでしょう。
カヴァーも取り上げられ、松任谷由実/手のひらの東京タワー(昨晩お会いしましょう)・ミウトン・ナシメント/Bridges(Courage)・マルコス・ヴァーリ/ワルツ以上に(Previsao do tempo)などを披露しています。

おしゃれな人じゃないと引っかかりそうな「ドレスコード」ですが、ウチにあるなら買いやすいでしょ!?もちろん状態美品、シュリンクも残っています。

野宮真貴/ドレスコード〜戦時下のエレガンスを求めて〜(GEMMATIKA) 1400円

寒いです。指先の冷えが堪える寒さです。今日は雨が降らなくてまだ助かってます…

さて本日の新入荷のご紹介です。「情熱の花」の大ヒットでも高名な美形ヴォーカル、カテリーナ・ヴァレンテのCaterina Valente's Greatest Hits(UK盤)が登場です!!valente

カテリーナ・ヴァレンテと言えばそのパリ生まれ、ドイツデビュー、世界各国で数多くの言語を操りアルバムリリース有りという、文字通り世界を股に架ける活躍っぷりが有名な元祖マルチリンガル歌手。「歌う通訳」と呼ばれたとか呼ばれないとか。彼女のパンチのある歌声はヒット当時を知るオジサン世代からSUBURBIA世代の若者にまで広く定評がありますね。

この作品中では彼女の魅力が120%発揮されるラテンナンバーをたっぷりと聴くことが出来ます。1曲目の「マラゲーニャ」はキューバのエルネスト・レクォーナの名曲ですが(トリオ・ロス・パンチョスの名唱で知られる「ラ・マラゲーニャ」とは同名異曲)、彼女は明るく爽やかにモダンに歌い上げており出色の出来栄え。他にも錚々たるラテンの名曲「南京豆売り」「ベサメ・ムーチョ」「アマポーラ」「マイ・ショール」「そよ風と私」「エストレリータ」などが収録されています。バックはレーベルメイトでもあるウェルナー・ミューラー楽団が務め、カテリーナの華やかなヴォーカルに引けを取らないダイナミックな演奏を聴かせてくれますよ。

今回の入荷は「直輸入・英国デッカ盤」の帯付仕様。盤質は良好。ジャケット、帯のコンディションも文句なしの良好です。名前の割に日本でのLP数の少ないカテリーナさん。ベストでもちょこっと嬉しくないですか?

CATERINA VALENTE'S GREATEST HITS (Decca) UK盤 直輸入帯付 3800円
(邦題:カテリーナ・ヴァレンテ・デラックス ラテン・アルバム)

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