中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

藤真利子さん・・女優としての独特の存在感は広く知れ渡ってますが、この人も“歌う女優”であります。LP5枚、シングル8枚出してはります。結構多いほうですな。
そのなかでも代表作の2枚「アブラカダブラ」「ガラスの動物園」をカップリング収録したCDが入荷しました。


fuji_1まず『アブラカダブラ』。細野晴臣、沢田研二、坂本龍一、鈴木慶一・・なんと豪華な作家陣でしょう!基本となるのはフレンチ・ポップスっぽさですが、そこにいろんな要素(オリエンタルなもの、GSっぽいもの等)を混ぜ込んで80'sな歌謡曲に仕上げてます。この見事なアレンジングはムーンライダースの白井良明さん。注目は「モナリザの伝説」ですかね。テンプターズの「エメラルドの伝説」そのままのギターソロがでてきます。作曲はなんとジュリー!驚いた・・遊んでるよなぁ。楽しんでるよなぁ。


fuji_2もう一方の『ガラスの動物園』はフレンチ志向全開、全曲フレンチ・ポップスカヴァーという作品。カヴァーといっても日本語詞を新たに付けてます。これがいい!藤真利子の世界作っちゃってますね〜。しっかりゲンスブール曲も歌ってます。(「涙のシャンソン日記」「ディ・ドゥ・ダー」)。アレンジは松任谷正隆。彼とはアルバム『浪漫幻夢』以来の共演。

帯付、美品です。1700円


近頃個人的に好きなトコロの入荷が増えてまして、嬉しいかぎりでございます。

今日の新入荷も私、大好きです。ティンパンアレイやら鈴木茂氏とのハックルバック等でいかした鍵盤さばきを聴かしてくれる佐藤博さんが渡米武者修行から帰国後第一弾として発売された82年のアルバム「AWAKENING〜覚醒」のLPでございますよ。

sato_awakening去年の今頃にSony Music Directから同好の士・ブレバタやケン田村、MANNA、ラジらの諸作とあわせて80年代シティポップの名作・傑作が一挙にCD化されましたが、佐藤博/AWAKENINGもその一つ。この少し前に我が店もブログを始めたのですが、夏に向けて清涼音楽(聴いて涼しくなる音楽)特集ってのを考えましてね。いろんな人に「あなたの清涼音楽何ですか?」って聞いてみたんですが、佐藤博さんはご自分のこのアルバムを推薦してくださったんですよね。宣伝とわかっていても嬉しいもんですなぁ。

打ち込みによる音作り…82年という時期を考えると、なんとなくあのダサダサなシンセとか嫌味な80年代特有の音を思い浮かべちゃって敬遠してしまいそうになるのですが、これがビックリするほど素晴らしい。80年代の下世話感が全くなくて、むしろちょっとエレガントですらあります。全篇に渡ってフューチュアされたウェンディ・マシューズのヴォーカルも伸びやかで、かなり気持ちの良い時間が過ごせる事請け合いでございます。山下達郎がギターで参加してるのも聴き処の一つ!何度も言いますけど80年代において現在聴いても少しも羞恥を覚えないなんて奇跡の作品です、本当に。

佐藤博/AWAKENING〜覚醒() 帯付美品2300円


akko_dosyaburiワンボホ〜イ!イェイェイェガ〜ル!

ボーイ・アンド・ガールはいつでも…ララララヴなのですよ。和田アキ子初期のパンチグルーヴ歌謡の傑作「どしゃぶりの雨の中で C/W:ボーイ・アンド・ガール」のシングル盤が入荷してまいりました。

和田アキ子の2ndシングルにあたる本作では少し押さえた歌唱を披露する「どしゃぶりの雨の中で」の哀愁たっぷりなアコもたまりませんが、何と言ってもB面の素晴らしさに尽きます。和製R&Bの女王・アッコさんの数あるグルーヴィ歌謡の中でも「古い日記」、デビューシングルにして我国初のR&Bオリジナル曲「星空の孤独」のB面「バイ・バイ・アダム」と並んで突出した魅力を放っている「ボーイ・アンド・ガール」なのです。もはや定番と呼ぶしかございません。

曲自体のかっこよさはレアグルーヴ編集盤やアッコさんのグルーヴ歌謡集などでご存知と思いますが、シングル盤はこのジャケットがもう最高ですよね!?何年か前にリリースされた小西康陽プロデュースによるセルフカヴァアルバム「(株)和田アキ子」にこのジャケットがまんま使われてました…いじる必要ないもんなぁ。ジャケ買いしたい逸品、しかも中身も保証付。状態まずまずの良好です、2000円。
和田アキ子/どしゃぶりの雨の中で(RCA)

他にもアッコさんLP「卒業させてよ」も入荷してます。これも良いですよ。名作「世の中さかさま」が収録されてますから。因みにアッコLP&EP&CD高価買取します。

今日は買取の連発でバタバタしっぱなしです。レコードばかりなんですがおもろいものいろいろ入ってきてます。

brasil新入荷レコ、写真だけです・・・ご勘弁を。
ブラジル音楽&ジャズのレア盤の重量盤リイシュー、'60年代クラシックUK盤オリジナル等入りました。


歌謡曲のシングル盤も入ったんだ!あっ、プログレのUKオリジナルもだ!シングルは出荷遅れそうです・・。プログレは出荷完了してます。現在はクラシックLPの値付けで手一杯。詳細はまた後日に。

今日は割と天気もよいですが、世間は秋の気配たっぷり。先日までの暑さが嘘のような涼しさ、というかもう肌寒さの域です。…で、こんな季節にぴったりのCD入荷してます。

hosonohouse70年代の日本を代表する名盤、はっぴいえんど解散後の細野晴臣による1stソロアルバム「HOSONO HOUSE」です。良いです、良いです。特に今時分に欠かせないアルバムです。細野さんのほっこりとした歌声に味わい深い演奏。どの音をとっても何かが多い・何かが足りないという事の無い素晴らしい作品ですね〜。「ろっか・ばい・まい・べいびい」「ぼくはちょっと」「終りの季節」「恋は桃色」などという錚々たる名曲が気取らずに入ってしまってる所がすごい。うん、70年代の日本すごい、うん。こう、体の真ん中からじわ〜んと温もるような遠赤外線効果が、夏が去ってなんとはなしに空虚な秋の我々に染み込む作品。あとジェームズ・テイラーの「ワン・マン・ドッグ」とかケニー・ランキンの「シルヴァー・モーニング」とか聴いてまろやかに過ごしたい秋の今日。CDは帯付美品、1250円でございます。
細野晴臣/HOSONO HOUSE (KING)

あと高橋幸宏「…ONLY WHEN I LAUGH」の紙ジャケ未開封なども入っていたりします。
yukihiro

ロックLPで意外なほど人気なのが日本公演収録もの。日本でのみ発売されてる場合がほとんどで、ジャケットも当然日本独自デザイン、CD化もそうそう期待できない・・人気があるのはこんな理由からでしょうか。

shovking blueショッキング・ブルー・・名曲「ヴィーナス」は彼らがオリジナル。当時日本でかなりの人気だったようですが、出してます、『ライヴ・イン・ジャパン』。'71年ってのと'73年っていう表記があるんですが、どっちが正しいんだ?多分'71年だとは思うんですが。収録内容はまさにグレイテスト・ヒッツ・ライヴ!!「ヴィーナス」はもちろん「悲しき鉄道員」「ショッキング・ユー」「悲しき恋心」等名曲揃い。
「タバコ・ロード」なんて聴いてると、いいライヴ・バンドやなぁ・・と感心させられたりも。うまいっすね、ショッキング・ブルー!
帯付ですがシワが入ってます・・。盤は薄いスレありますが良好ってところ。2500円

「軍国主義」やら「15年戦争」なんて言葉のせいで暗いイメージのある昭和時代。奥深すぎて、簡単な解釈を許してくれない時代であるわけですが、実はこのあたりの現代史が大好きでして。今日入荷したドキュメントLPなんかみるとワクワクしてきちゃうんですよ!“考え方、捉え方”じゃなく、純粋に“記録”としての存在価値は大きいですよ。

showa_1昭和の記録(日本グラモフォン)
LP2枚組で、戦前と戦後の記録を分けて収録してあります。







showa_2興味はどうしても戦前にいってしまいますが。中村茂アナウンサー:2.26事件「兵に告ぐ」、友安義高アナウンサー:南京陥落 入城式実況、近衛文麿:「紀元2600年記念式典」・・・“あの戦争”をおこなっている最中の生々しい記録です。もちろん昭和天皇の「終戦の詔勅」も収録。この詔勅、全部聴いたことあります?なんて言ってるかさっぱりわかりませんから!一番わかりやすいのが有名なあのフレーズ(耐え難きを・・)ってだけで、重要な部分は別のところのようです。




showa_3戦後の記録は一転して明るいもの(飯田次男アナウンサー:古橋選手世界記録樹立 東京オリンピック マラソン実況 等)が目立ってますが、血のメーデー実況なんてものもあります。歴史に裏表あり・・
内ページには貴重な写真が山盛り載せられてます!!一級資料としていかがでしょう?状態良好、3000円。

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