中古レコ屋のあくび指南〜のんびり音を聴きませう

大阪・難波にある中古レコード店 レコードショップNAKA2号店のブログです。

“魅惑のハスキーヴォイス”なるキャッチ・フレーズ、美しすぎるお顔、悩ましすぎる谷間、ゼリーみたいな唇・・嗚呼ジュリー!!僕にとってジュリーといえば沢田でもアンドリュースでもなくロンドンです。誰がどんなカヴァーをしようが「fly me to the moon」は彼女が一番!!

バーニー・ケッセルがギターを担当したこのレコード、悩殺ヴォイスは健在。「cry me a river」身震いしない人なんていないはず。「say it isn't so」はっきりいってよ!!彼女にそんなこといわれたら・・・はっきりいってしまうでしょう。

直筆?なサインが書いてあるんです。判明は不可能なのでしょうか・・・

JULIE LONDON/ julie is her name (東芝音工)赤盤 3800円julie

常時最新の情報を求められるレコ屋に勤めていながら今更で申し訳ないですが、キリンジの弟こと堀込泰行のソロプロジェクト「馬の骨」に夢中です。馬の骨

キリンジよりワイルドな感じ。と思って聴いているのですが、「馬の骨」というプロジェクト名とのっけからカナダのマイナーSSW・Robert Lester Folsomの"My stove's on fire"のカヴァーだなんて、はっきり言ってひねくれ者の域を通り越して底意地の悪ささえ感じます。ところがこのカヴァーが至極の逸品と来たからまさにぐうの音も出ないアルバムであるのでした。明後日23日には兄である堀込高樹のソロアルバムも発売になるそうなので、こちらの方もますます必聴の趣を呈しているというわけです。

キリンジ関連でもひとつ必聴と言えば来月7日に兄高樹セレクションによる洋楽コンピ「NAGARA MUSIC〜WINTER〜」がユニバーサルより発売になるとの事。この選曲がまた良いんだ。KENNY LANKIN、NRBQ、BILL EVANSにMARCOS VALLE…私が高校球児なら思わず「ナイスセン!!」と叫んでしまう所です。ケニー・ランキンは複数曲収録されるようですが、冬向けコンピらしいので"Peaceful"は是非とも「LIKE A SEED」ヴァージョンでの収録を希望致したいなぁなんて…。

馬の骨で泰行氏の声とSSW系音楽の相性の良さ(個人的にはちょっと意外でした)を証明したので、カヴァー集が聴きたいと思いませんか。昨今の凡百たるカヴァーアルバムを蹴散らしてくれると思いますが、ひねくれ者に期待は無用。って所でしょうか?
今なら思いっきり私情を挟みまくりの高価買取いたしますんで、キリンジ関連どうぞ売って下さいな!!

馬の骨/馬の骨 (Columbia/TRIAD)

f914630f.jpg横たわる美しい女性、広大な海、優しく響くポール・ウインターのアルト・サックス。ジャズとボサノヴァが最も接近していた60年代の記録・・・ボサノヴァと聞いて思い浮かべるであろうイメージ通りの作品。
ルイス・ボンファ(ギター)、ルイス・エサ(ピアノ)等豪華メンバーのプレイがこれまた良い。解説をヴィニシウス・デ・モラレスが書いている。リリース時のボサノヴァを取り巻く環境、アメリカ音楽との関係がよくわかる素晴らしい解説。さすがブラジル随一の詩人!


PAUL WINTER/rio (columbia) 日本盤ペラジャケット 3800円

91c8dabc.jpg遠山金四郎は輝ちゃんが一番!!
リアルタイムで観てたわけではないのですが、再放送のおかげか僕は時代劇「江戸を斬る」が大好きです。

松坂慶子はなぜにあれほどまで美しいのでしょう?
春川ますみさんだけを観ると「暴れん坊将軍」かと思ってしまいます。
主題歌かっこよすぎでしょう!

「ねがい」・・いずみたく作・編曲、山上路夫作詞。
冒頭の“何を今日は求めて生きた・・”というフレーズ、それを歌う輝ちゃんの渋いこと!青春歌謡歌手の面影はもはやなく、歌う俳優そのもの!

“たとえ 今日の夢がこわれ去っても  のぞみ明日につなげ 人は生きるものなのか・・”深いです!考えさせられます、いろんなことを。

西郷輝彦/TBS系テレビ映画「江戸を斬る掘彈臑蟆痢,佑い 1000円

37bcea5f.jpg今日は新入荷の紹介をします。

オルガン女史、シャーリー・スコットのプレスティッジ盤「satin doll」です。
コーティングジャケット、N・J adressのオリジナル MONO盤。コンディションは良好(EX+)です。

オルガン・トリオものにはbassがないのが多いんですけど彼女のトリオにはbassがいます。オルガンは左手でbass lineを弾く楽器なのですがシャーリー・スコットの場合、まるでピアノを弾くかのようにプレイしちゃうのでどうしてもbass playerが必要になってしまうのでしょう。ジョージ・タッカーがこのレコードではプレイしてます。

タイトル曲もいい感じですがB面の「MOOD INDIGO」が雰囲気があって素敵です。

SHIRLEY SCOTT/satin doll (prestige) original MONO NJ adress 4800円

d80b208f.jpg「去りゆく若い時間をひとり止めているようで うらやましいやつだよとはじめて笑ってくれた・・・」

自分は若い!歳なんてとらないさ!

誰もが若いままでいたいと思うでしょうが確実に衰えてますよね〜、歳をとったなぁと思うと余計に若い時期を懐かしく感じてしまいます。

ブレッド&バター至極の名作「late late summer」に収録された「あの頃のまま」。ユーミン作、編曲細野晴臣&松任谷正隆。若いままでいたいと思う自分と夢なんて捨ててしまった友人。久しぶりに聴く“サイモン&ガーファンクル”。時は確かに流れている・・・たまりませんな、いい歌です。ブレバタの歌声がまた胸を締めつけてきます。

最近CDで再発されました。いいアルバムです。細野さんが編曲でほとんどの曲に絡んでます。CITY POPです。

BREAD & BUTTER/late late summer (alfa) 1000円

67482d3a.jpg井上陽水夫人としてしか彼女を知らない人は損をしています。
石川セリ・・澄んだ歌声。美しいお顔。

「JUST THE WAY YOU ARE」・・ビリージョエルのあの名曲ですが、この曲を含む洋楽カヴァー集が写真のレコードです。
彼女の代表作「ときどき私は」「気まぐれ」には程よい洋楽テイストが感じられるので、彼女が洋楽をカヴァーすることには違和感は感じません。

聴く前に参加メンバーをチェックすると・・・斎藤ノブ、大村憲司、村上“ポンタ”秀一、林立夫・・「間違いなくいいレコードやな!」と確信させてくれる人達ばかりが参加してます。

ジャクソンブラウン「あふれ出る涙」、ボズスキャッグス「ウイアーオールアローン」、マイケルフランクス「アントニオの歌」等AOR楽曲が多いのは時代(1978年リリースです)のせいでしょうか?そのAORテイストが魅力的に聴こえるのもまた今という時代のおかげでしょうね。

個人的にはエリックカズ「愛は惜しみなく」を歌ってくれていることがうれしいところです。
昨今のカヴァー・ブームをちんけなものに感じさせる完成度、「こういうレコードを今作ったら売れるのに」と思わずにいれません!


石川セリ/never letting go (philips) 1300円

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